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【京阪杯(GⅢ)回顧】推奨馬ビッグシーザー1着~イェーイ??

【京阪杯結果】
ビッグシーザーが差し切り待望の重賞初制覇!

24日、京都競馬場で行われた第69回京阪杯(3歳上・GIII・芝1200m)は、好位追走から直線で前を捕らえた北村友一騎手騎乗の1番人気ビッグシーザー(牡4、栗東・西園正都厩舎)が、逃げ粘った3番人気ウインカーネリアン(牡7、美浦・鹿戸雄一厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分07秒7(良)。

さらに1.3/4馬身差の3着に10番人気ヴェントヴォーチェ(牡7、栗東・牧浦充徳厩舎)が入った。なお、2番人気エイシンスポッター(牡5、栗東・吉村圭司厩舎)は14着に終わった。

勝ったビッグシーザーは、父ビッグアーサー、母アンナペレンナ、その父Tale of Ekatiという血統。これまでにオープン・リステッド競走を5勝しながら重賞にはなかなか手が届かなかったが、ここで待望の初勝利を果たした。

【勝ち馬プロフィール】
◆ビッグシーザー(牡4)
騎手:北村友一
厩舎:栗東・西園正都
父:ビッグアーサー
母:アンナペレンナ
母の父:Tale of Ekati
馬主:幅田昌伸
生産者:バンブー牧場

【京阪杯】~騎手コメント~

1着2-3 ビッグシーザー(牡4、北村友一・西園正都)
「力のある馬に騎乗依頼をいただいて、しっかり役目を果たせたと思います。勝てて良かったです。馬の力をスムーズに、全力で発揮させることを一番に考えていました。ウインカーネリアンについていって、うまく外に出せればと思っていたので、イメージ通りでした。手応えは本当に良かったです。もっと頑張れそうな気がしますし、そのポテンシャルはあると思います」
西園正都調教師
「初めてタイトルをとれました。馬も1度使って良くなっていました。これで賞金を加算できましたし、来年の高松宮記念に向けて頑張りたいです」

2着1-1 ウインカーネリアン(牡7、三浦皇成・鹿戸雄一)
「難しい枠でしたが、これだけゲートを出たので、自分の競馬をしました。4コーナーの反応もあって、突き放せるかなと思いましたが、勝ち馬がついてきていましたから。まだ馬も若いですし、また重賞を取りたいですね」

3着1-2 ヴェントヴォーチェ(牡7、M.デムーロ・牧浦充徳)
「スタートでぶつけられて中団あたりになり、3コーナーでも…。直線の伸びはすごくよかった。もったいなかったです」

4着2-4 プルパレイ(セ5、浜中俊・須貝尚介)
「枠を生かして、勝ち馬の後ろでうまく運べました。展開がかみ合えば、このクラスでもやれます」

5着4-8 サブライムアンセム(牝5、西塚洸二・藤原英昭)
「折り合いは大丈夫でした。使ってきた疲れが出ていて、真っすぐ走れなかった。その中でも能力の高さを示してくれたと思います」

6着4-7 ドロップオブライト(牝5、幸英明・福永祐一)
「直線に向いた時の手応えはよかったので、いけると思ったんですけどね。ラストで甘くなってしまいました。それでも、差のない競馬はできているので楽しみです」

7着6-11 カンチェンジュンガ(牡4、団野大成・庄野靖志)
「初めて乗って、すごくいい脚があると思いました。注文のつく馬ですが、どこかではまれば」

8着3-6 アグリ(牡5、斎藤新・杉山晴紀)
「ゲートを出て、トモ(後肢)がある程度入ってきたら行こうと考えていたら、あのポジションになってしまいました。ためた方が脚を使ってくれるタイプ。もっと距離を長くした方がいいかなと思います」

9着3-5 グレイトゲイナー(牡7、岩田康誠・森秀行)
「よく我慢してくれましたけどね。内ラチに入らないと勝負にならなかったから」

10着5-10 グランテスト(牝4、岩田望来・今野貞一)
「内に入れたかったけど、入れるところがなかった。折り合いはついていました」

11着7-14 モズメイメイ(牝4、国分恭介・音無秀孝)
「3コーナーで手応えが怪しくなって、ハミが抜けました。大外に出すと、少しは取ってくれましたが。メンタルの影響が大きいと思います」

12着7-13 テイエムスパーダ(牝5、小沢大仁・木原一良)
「逃げて勝っている馬なので、スピードを生かそうと思っていましたけど、内に速い馬がそろっていました。外枠でやれる競馬はできたと思います」

13着5-9 レッドベルオーブ(牡6、池添謙一・河嶋宏樹)
「急がせないように乗りました。しんどくなったけど、最後まで脚を使おうとしていたし、このスタイルが合っているのかなと思います」

14着6-12 エイシンスポッター(牡5、H.ドイル・吉村圭司)
「満足できる位置取りでしたが、前のレースで見ていた感触ほどはじけそうになかった。馬場を気にしていたのか、はじけなかったです」

15着7-15 チェイスザドリーム(牝5、西村淳也・矢作芳人)
「いいスピードでした…」

16着8-16 マメコ(牝5、高倉稜・武英智)

17着8-17 レッドヒルシューズ(牝4、藤岡佑介・武英智)
「この枠では何もできませんでした」

18着8-18 ラプタス(セ8、河原田菜々・渡辺薫彦)
「初重賞で緊張したけど、返し馬をうまくできて、雰囲気もよかったです。外枠で少し引いて、ダート馬のせいか、ポジションを上げて、ついていけなかったです。(初重賞は)上手なジョッキーの中で乗れて、パドックでの歓声もよかったです。また、乗りたいです」

推奨馬ビッグシーザー(①人気)は、スタート良く先行5番手追走。3~4角辺りで3番手まで押し上げ、直線で逃げるウインカーネリアン(③人気)を交わしゴール!?

レースは、好位追走から直線で前を捕らえたビッグシーザー(①人気)が、逃げ粘ったウインカーネリアン(③人気)にクビ差をつけ優勝。さらに1.3/4馬身差の3着にヴェントヴォーチェ(⑩人気)が入り、中波乱決着!?

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