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【京都2歳S(GⅢ)回顧】推奨馬サラコスティ7着~何処??

【京都2歳S 結果】
エリキングが突き抜け無傷の3連勝で重賞初V!

23日、京都競馬場で行われた第11回京都2歳ステークス(2歳・GIII・芝2000m)は、中団追走から直線で突き抜けた川田将雅騎手騎乗の1番人気エリキング(牡2、栗東・中内田充正厩舎)が、道中最後方から追い上げた3番人気ジョバンニ(牡2、栗東・杉山晴紀厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分00秒9(良)。

さらに1馬身差の3着に4番人気クラウディアイ(牡2、栗東・橋口慎介厩舎)が入った。なお、2番人気サラコスティ(牡2、栗東・池添学厩舎)は7着に終わった。

勝ったエリキングは、父キズナ、母ヤングスター、その父High Chaparralという血統。新馬戦、野路菊Sに続く無傷の3連勝で重賞初制覇を飾った。

【勝ち馬プロフィール】
◆エリキング(牡2)
騎手:川田将雅
厩舎:栗東・中内田充正
父:キズナ
母:ヤングスター
母の父:High Chaparral
馬主:藤田晋
生産者:ノーザンファーム

【京都2歳S】~騎手コメント~

1着8-8 エリキング(牡2、川田将雅・中内田充正)
「前走より中間の状態は良かったですし、馬の成長を感じる調教過程でした。返し馬でも、体の良くなっている部分を確認できたので、それにふさわしいレースを、と思っていました。体自体は良くなっていて、動き自体も調教過程では良くなっているのですが、それがまだ競馬に結びつかない現状。少し時間がたたないと、というところを感じる3、4コーナーだったので、なかなか動きは出てこなかったです。今日は無理して動かして、どうしても勝たないといけないところだったので。今日動かしたことも、先につながってくると思いますし、いい経験になったと思います。(長所は)元々素質の高さです。背中がいいですし、このお父さん特有の背中の良さを感じるタイプです。無事に、来年までの時間を過ごしていければと思います」

2着4-4 ジョバンニ(牡2、松山弘平・杉山晴紀)
「スタートが出なくて、2完歩目あたりでのめるところもありました。切り替えて後ろから(馬場の)いいところを通して、最後も脚を使ってくれました。折り合いもしっかりついて力は見せてくれました」

3着5-5 クラウディアイ(牡2、西村淳也・橋口慎介)
「今日もいい勉強ができました。2戦目でしたし、次はもっと勝負できると思います」

4着3-3 ウォータークラーク(牡2、武豊・石橋守)
「2戦目にしてはすごくいいレース。素質はありそうですよ」

5着7-7 スリーキングス(牡2、岩田康誠・上村洋行)
「もっと勝負にいけば良かった。中に入りすぎた。3番手の外に出していたら、もっといい結果を出せた」

6着1-1 テイクイットオール(牡2、三浦皇成・中竹和也)
「ゲートもうまく出てくれた。インでロスなく立ち回れて、直線も反応はあったけど、最後の1ハロンで脚色が鈍った。具合が良かったぶん、反応も良くなっていた。マイルくらいの方が切れ味を生かせるかな。乗りやすい馬で、2000メートルでもいいレースをしてくれました」

7着2-2 サラコスティ(牡2、C.デムーロ・池添学)
「2番手から気持ち良くいけましたが、最終コーナーあたりで手応えがなくなりました。朝の稽古の感じとは違いました」

8着6-6 ローレルオーブ(牡2、団野大成・杉山佳明)
「相手が強かったですし、自己条件なら頑張れると思います」

推奨馬サラコスティ(②人気)は、スタートは互角も行き脚がなく促されて2番手追走。3~4角辺りから追い出されると反応鈍く、直線馬群へと沈み込み7着惨敗…残念。

レースは、中団追走から直線で突き抜けたエリキング(①人気)が、道中最後方から追い上げたジョバンニ(③人気)に1.1/4馬身差をつけ優勝。さらに1馬身差の3着にクラウディアイ(④人気)が入り、ほぼ本命決着!?

当然ながら、馬券はハズレ…(>_<)


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