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【フローラS(G2)回顧】推奨馬キミノナハマリア…何処??

【フローラS結果】
ゴールドシップ産駒ゴールデンハインドが逃げ切りオークス切符獲得!!

23日、東京競馬場で行われたフローラS(3歳・牝・GII・芝2000m)は、先手を取った菅原明良騎手騎乗の7番人気ゴールデンハインド(牝3、美浦・武市康男厩舎)が、そのまま逃げ切り、好位を追走した1番人気ソーダズリング(牝3、栗東・音無秀孝厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分58秒9(良)。

さらに1.1/4馬身差の3着に4番人気ブライトジュエリー(牝3、栗東・橋口慎介厩舎)が入った。なお、3番人気イングランドアイズ(牝3、栗東・安田翔伍厩舎)は4着、2番人気ドゥムーラン(牝3、美浦・尾関知人厩舎)は5着に終わった。

勝ったゴールデンハインドは、父ゴールドシップ、母オレゴンレディ、その父Shamardalという血統。重賞は初勝利で、通算成績は7戦2勝。武市康男厩舎は平地重賞初勝利。

本馬及びソーダズリングはオークスの優先出走権を獲得した。

【フローラS】~騎手コメント~

1着4-7 ゴールデンハインド(牝3、菅原明良・武市康男)「調教からいい感触がありましたし、逃げたら面白いなと思って、思い切って逃げました。(調教で)2週連続で乗せてもらいましたが、先週、今週と良くなっているのを感じましたし、もともと持っているものは素質あるなと感じていたので今日は自信を持って乗りました。手応え抜群でしたね。直線向いた時も後ろをできるだけ寄せ付けないようにという逃げを意識していたんですが、残り200メートル手前でもまだ反応していましたし、もうたぶん大丈夫だろうなという気持ちでした。オークスの方が楽しみと思っていたので無事に権利取れて良かったと思います。スタートは速いですし、スタミナを生かす点でも、東京コースは広いコースですし、この子のフットワークがとても大きいので気持ち良く走れるのかな思いますし、そのぶん、持ち味が生きるのかなと思います。とりあえず順調に無事にいってほしいですね。中山開催は1度も勝つことできなくてとても悔しい思いをしましたし、そのぶん、東京開催の始めの週で結果を出すことがきでて良かったです。まだまだ勝てると思いますし、もっともっと上を目指して頑張りますので応援よろしくお願いします」

(武市康男調教師)
「逃げる馬がいなくて、逃げたのがよかったのだと思います。ジョッキーも今日は行くと決めて、自信を持って乗っていました。今日は逃げ馬があまり残っていなかったので、差されるかと思いましたが、良いペースで後続に脚を使わせたのが勝因だと思います。2400㍍になると、馬場等いろいろあるかと思いますし、東京では中団からの競馬も試していますが、自分の形が理想としては良いのかなと思います。福島での経験をイメージして今回も競馬場に1泊しましたが、スイッチが入りやすいところがあり、落ち着かせることができたと思います。まあ結果オーライですが、本番でもそれはありかなと思います」

2着2-2 ソーダズリング(牝3、戸崎圭太・音無秀孝)
「馬の感じは良かった。ペースが落ち着いて勝ち馬に楽になった。この馬も走ってくれている」

(音無秀孝調教師)「権利を取れたし、がっかりはしていません。本番もあるので、今週の追い切りをちょっとかわいがりすぎたかもしれない。70%くらいの状態だった。本番へ向けてはいいんじゃないかな」と前向きに話した。

3着1-1 ブライトジュエリー(牝3、鮫島克駿・橋口慎介)
「流れや展開一つで、上位馬ともっと差が詰められた。
ロスなくいったし、本当に頑張ってくれた。これからが楽しみ」
4着8-14 イングランドアイズ(牝3、横山和生・安田翔伍)
「現段階ではこれくらいのスタートだと思う。この枠でここまでこれたのは、本当にすごい」
5着6-11 ドゥムーラン(牝3、D.レーン・尾関知人)
「リズム良くいい競馬をしてくれたが、まだ2回目だし、
ポテンシャルはあるけどまだ良くなる余地はある」

6着5-8 イトカワサクラ(牝3、大野拓弥・牧田和弥)
「出負けして後方からになった。ギアが変わる馬で、末脚がいい武器になってくる。これからが楽しみ」

7着8-15 ピクシレーション(牝3、横山武史・菊沢隆徳)
「返し馬から具合は良かった。ポジションを取りに行ったが、最後で止まった。この枠にしては十分いい競馬ができた」

8着2-3 マンマリアーレ(牝3、吉田豊・高木登)
「枠が良かった。ビュッとした脚がないので3、4コーナーで動かしていったが、ジワジワ脚を使っていた」

9着3-5 アウフヘーベン(牝3、太宰啓介・高橋亮)
「まだ成長途上で、まだまだ良くなってくると思う」

10着6-10 バロッサヴァレー(牝3、石橋脩・高野友和)
「返し馬はいい雰囲気。扉に当たるようなスタートになってしまって理想の位置は取れなかったが、最後まで伸びている。これから力をつけてくれれば」

11着4-6 キミノナハマリア(牝3、鮫島良太・千田輝彦)
「途中まではいい感じだったが、直線で内から寄られてミスステップみたいな感じになった。どこか痛めたかもしれない」

12着7-13 コイニョウボウ(牝3、田辺裕信・中尾秀正)
「小柄だけどガッツがある。最後疲れてしまった。馬のセンスはあるので、これから力をつけてくれれば」

13着5-9 レシプロシティ(牝3、和田竜二・田村康仁)
「ゲートでソワソワしてしまった。切れるタイプではないので、厳しかった。いいスタートをして、流れに乗れば分からなかった」

14着7-12 ティファニードンナ(牝3、北村宏司・木村哲也)

15着3-4 クイーンオブソウル(牝3、津村明秀・林徹)
「勝ちにいく競馬をしたが、4コーナーで余力がなくなった。適性を考えていかないといけない」

推奨馬キミノナハマリア(6人気)は、若干スターと悪く促されながら先団3番手辺りまで進出、直線で一気に突き抜けて優勝…のはずが、伸びを欠き馬群へと沈み込み11着惨敗…残念。

レースは、先手をゴールデンハインド(7人気)が、そのまま逃げ切り、好位を追走したソーダズリング(1人気舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝。さらに1.1/4馬身差の3着にブライトジュエリー(4人気)が入り、中波乱決着!?

当然ながら馬券は、ハズレ…(ノД`)・゜・。


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