【京都金杯（GⅢ）回顧】推奨馬ドゥアイズ11着!!～何処??
【京都金杯結果】
8歳馬サクラトゥジュールがV！ レイチェル・キング騎手はJRA重賞3勝目
5日、中京競馬場で行われた第63回京都金杯(4歳上・GIII・芝1600m)は、中団のインから直線で馬群を割って先頭に立ったR.キング騎手騎乗の6番人気サクラトゥジュール(セ8、美浦・堀宣行厩舎)が、後方から追い上げてきた4番人気ウォーターリヒト(牡4、栗東・河内洋厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分33秒5(良)。
さらにクビ差の3着に2番人気ロジリオン(牡4、美浦・古賀慎明厩舎)が入った。なお、1番人気シャドウフューリー(牡5、栗東・杉山晴紀厩舎)は6着に、3番人気ドゥアイズ(牝5、栗東・庄野靖志厩舎)は11着に終わった。
勝ったサクラトゥジュールは、父ネオユニヴァース、母サクラレーヌ、その父シンボリクリスエスという血統。去勢明けの復帰戦を見事に制し、昨年の東京新聞杯に続く重賞2勝目を挙げた。鞍上のレイチェル・キング騎手はJRA重賞3勝目。
【勝ち馬プロフィール】
◆サクラトゥジュール(セ8)
騎手:R.キング
厩舎:美浦・堀宣行
父:ネオユニヴァース
母:サクラレーヌ
母の父:シンボリクリスエス
馬主:さくらコマース
生産者:谷岡牧場
【京都金杯】～騎手コメント～
1着4-7 サクラトゥジュール(セ8、R.キング・堀宣行)
「サンキューベリーマッチ！ とてもいい勝ち方でした。またコンビを組んで、本当に強い力を見せてくれました。また一緒に勝ててうれしいです。去年勝った時と同じプランで、前半リラックスしたぶん、勝負強い脚を見せてくれました。レース前もいい意味で気合が入って、元気いっぱいでした。また来日できてありがたいし、うれしいです」
2着8-16 ウォーターリヒト(牡4、田辺裕信・河内洋)
「流れに乗るのが難しかった。直線向いて反応良く伸びてくれた。道中でもう少しリズム良く運べていれば」
3着1-1 ロジリオン(牡4、三浦皇成・古賀慎明)
「久々に乗せてもらいましたが、体が増えていたのは筋肉の分。以前より幅が出た感じですね。スムーズでしたし、あと一歩。このハンデでよく頑張ってくれた」
4着同着1-2 セオ(牡5、団野大成・上村洋行)
「枠も良かったし、ゲートが決まれば逃げようと思っていた。道中のバランスも良かったし、内容も良かったと思います」
4着同着3-5 アスクコンナモンダ(牡6、A.ルメートル・中内田充正)
「１番人気の馬を見ながら進められた。直線はこの馬なりにいい脚を使ってくれましたが」
6着5-9 シャドウフューリー(牡5、川田将雅・杉山晴紀)
「最後まで良く頑張ってくれました」
7着2-3 シュバルツカイザー(セ7、岩田望来・大竹正博)
「もうひとつ伸びが足りずジリジリになりました。１ハロンくらい距離を短くしたら、もっと脚を使えると思う。ただ、今日はいい内容だったので次につながれば」
8着3-6 マテンロウオリオン(牡6、古川吉洋・昆貢)
「最近にしてはついて行けて、脚も使ってくれた。兆しは見せてくれた」
9着6-11 コレペティトール(牡5、柴田裕一郎・中竹和也)
「レースに対して後ろ向きなのか、ゲートを出てから進んでいかない感じ。内、内を行こうと思いましたが、馬場に脚を取られた。最後はちょろちょろ伸びましたが」
10着7-14 メイショウチタン(牡8、横山典弘・本田優)
「いい位置だったのは最初だけ。行きっぷりが（悪い）ね。気持ちの問題だと思う」
11着8-15 ドゥアイズ(牝5、武豊・庄野靖志)
「行きっぷりが悪くて外にもたれていました。全然、進んでなかった」
12着4-8 オーキッドロマンス(牡4、丸田恭介・手塚貴久)
「最後に頭が上がってフワフワするところがある。最後までもう少し頑張ってくれるといいが」
13着5-10 セルバーグ(牡6、田口貫太・鈴木孝志)
「自分の競馬はできましたが、止まるのが早すぎた。敗因が分からないです。リズム良くいけましたが」
14着6-12 フィールシンパシー(牝6、坂井瑠星・小島茂之)
15着2-4 ゴールデンシロップ(牡7、原優介・鈴木慎太郎)
「３コーナーの手前から馬場が悪くて３、４回つまずいた。ロスの多いレースになってしまった」
16着7-13 コナコースト(牝5、北村友一・清水久詞)
推奨馬ドゥアイズ（③人気）は、スタートは互角も行き脚がなく後方の位置取りになり追走。3～4角辺りから追い出されると反応鈍く、徐々に馬群へと沈み込み11着惨敗…残念。
レースは、中団のインから直線で馬群を割って先頭に立ったサクラトゥジュール(⑥人気)が、後方から追い上げてきたウォーターリヒト(④人気)にクビ差をつけ優勝。さらにクビ差の3着にロジリオン(②人気)が入り、波乱決着!?
当然ながら、馬券はハズレ…(>_<)