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【札幌記念(GⅡ)回顧】推奨馬トップナイフ6着~何処!?

【札幌記念 結果】
ノースブリッジが押し切り重賞3勝目!

18日、札幌競馬場で行われた第60回札幌記念(3歳上・GII・芝2000m)は、2番手追走から先頭に立って押し切った岩田康誠騎手騎乗の5番人気ノースブリッジ(牡6、美浦・奥村武厩舎)が、好位から差を詰めた3番人気ジオグリフ(牡5、美浦・木村哲也厩舎)に1.3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分59秒6(良)。

さらに1馬身差の3着に4番人気ステラヴェローチェ(牡6、栗東・須貝尚介厩舎)が入った。なお、1番人気プログノーシス(牡6、栗東・中内田充正厩舎)は4着に、2番人気シャフリヤール(牡6、栗東・藤原英昭厩舎)は5着に終わった。

勝ったノースブリッジは、父モーリス、母アメージングムーン、その父アドマイヤムーンという血統。強豪揃いの一戦を見事制し、2022年のエプソムC、23年のAJCCに続く3つ目の重賞タイトルを獲得した。

【勝ち馬プロフィール】
◆ノースブリッジ(牡6)
騎手:岩田康誠
厩舎:美浦・奥村武
父:モーリス
母:アメージングムーン
母の父:アドマイヤムーン
馬主:井山登
生産者:村田牧場

【札幌記念】~騎手コメント~

1着8-12 ノースブリッジ(牡6、岩田康誠・奥村武)
「今までやって来た経験や海外遠征が今日の走りにつながったと思います。前半に力んだり、体力を削られることがあったけど、今回はカタールや香港での経験で馬が充実していました。初めて完璧に近いレースができたと思います。1コーナーを過ぎてから、自分のペースで行けました。このペースで行けるんだ、というレース。だからこそ、3コーナー過ぎから4コーナーで素晴らしい瞬発力を出せました。(秋は)去年のノースブリッジと違うところを見せたいと思います」

2着2-2 ジオグリフ(牡5、横山武史・木村哲也)
「すごくいい立ち回りで、スタートもよかったです。こういう隊列になると思っていて、理想的なポジション取りで競馬ができました。勝ち馬についていって、あとはかわすだけだったけど、勝ち馬の方が余力がありました。(レースの)中身がよかったですし、次につながるいい競馬ができました」

3着7-9 ステラヴェローチェ(牡6、横山典弘・須貝尚介)
須貝尚介調教師
「よく頑張ってくれた。中間はよくノリちゃん(横山典騎手)が調整してくれた。今後のことは脚元の様子を見てになるけど、おそらく天皇賞・秋になるかな。小回りのこの距離、洋芝も合っていたと思う」

4着8-11 プログノーシス(牡6、川田将雅・中内田充正)
「具合は良かったですが、今までにない弾けなさでした。原因はこれから探します」

5着4-4 シャフリヤール(牡6、武豊・藤原英昭)
「3、4角でスムーズに運べなかったです。追い出してからもモタモタして本来の力を出し切れなかったです」

6着5-6 トップナイフ(牡4、田辺裕信・昆貢)
「(スタートで)外の馬が行きたがって進路が狭くなり、あのポジションになりました。後半も頑張ってくれたし、このまま復活してくれれば」

7着6-8 アウスヴァール(セ6、古川吉洋・昆貢)
「自分のペースでいけて、しっかり頑張ってくれた。相手は強かったけど、全然言うことなしです」

8着5-5 チャックネイト(セ6、佐々木大輔・堀宣行)
「返し馬から函館の時より、いい意味で敏感になっていた。もう一列前が取りたかったけど、申し訳ないです」

9着7-10 モズゴールドバレル(牝5、池添謙一・藤岡健一)
「もっと速くなると思ったけど、(勝ったノースブリッジの)岩田康さんがペースを支配していて、2番手からペースが落ち着いた。じりじりはきているけど、距離的にはもう少し短くてもいいかも」

10着1-1 ドゥラエレーデ(牡4、藤岡佑介・池添学)
「ゲートの中で座ってしまい、飛び上がるようなスタートになってしまった。今日はゲートが全てです」

11着6-7 ホウオウアマゾン(牡6、菱田裕二・矢作芳人)
「先行したけど、最後は離されてしまいました」

除外3-3 ボッケリーニ(牡8、浜中俊・池江泰寿)
*馬場入場後に疾病〔右後肢跛行〕を発症したため競走除外。

推奨馬トップナイフ(7人気)は、若干出遅れ?中段後方8番手追走。3~4角辺りから押し出されるも反応鈍く、伸びを欠き6着まで…残念。

レースは、2番手追走から先頭に立って押し切ったノースブリッジ(5人気)が、好位から差を詰めたジオグリフ(3人気)に1.3/4馬身差をつけ優勝。さらに1馬身差の3着にステラヴェローチェ(4人気)が入り、大波乱決着!?

当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。


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