【東京スポーツ杯2歳S(GⅡ)回顧~その先へ】血統篇 2 Haya 2024年11月20日 07:00 【今週のスケジュール】19日(火)07:00頃 東京スポーツ杯2歳S、 マイルチャンピオンシップの回顧~日刊馬番コンピ篇20日(水)07:00頃 東京スポーツ杯2歳S、 マイルチャンピオンシップの回顧の回顧~血統篇21日(木)07:00頃 日記「術はあるⅡ~その先へ」21日(木)07:00頃 ジャパンカップの「徹底的にデータ分析篇」22日(金)07:00頃 京都2歳S、京阪杯の「徹底的にデータ分析篇」23日(土)07:00頃 京都2歳Sの「予想篇」23日(土)19:00頃 京都2歳Sの「回顧篇」24日(日)07:00頃 ジャパンカップ、京阪杯の「予想篇」24日(日)19:00頃 ジャパンカップ、京阪杯の「回顧篇」25日(月)07:00頃 ステイヤーズS、チャレンジカップ、 チャンピオンズカップの「日刊馬番コンピ指数分析予想篇」個人的に何もなければ、上記通りに更新されます。【東京スポーツ杯2歳Sの結果】レースは、好位追走から直線の追い比べを制したクロワデュノール(①人気)が、逃げて直線でも食い下がったサトノシャイニング(③人気)に3/4馬身差をつけ優勝。さらに1.1/2馬身差の3着にレッドキングリー(②人気)が入り、本命決着!!傾向面からみると2013年以降、1番人気が【4-1-2-4】、2番人気は【2-4-1-4】。1~2番人気の共倒れは2018年の一度のみ。今年の結果は、1着①人気→2着③人気→3着②人気 でした。血統面でまず注目したのは「父サンデー系」。出走頭数9頭中4頭内2頭(1着クロワデュノール、2着サトノシャイニング)が馬券に絡んだ。トラックバイアスからみると東京芝1800㍍は、広いコースでコーナーが少ないため、実力馬が比較的能力を発揮しやすい。【血 統 傾 向】パワー兼備の血統馬に向く!?芝短距離適性が高い血統。Pサンデー系の血を持つ馬。2024年1着クロワデュノール父キタサンブラック(サンデー系/日)×母父ノーザンダンサー系/欧2着サトノシャイニング父キズナ(サンデー系/日)×母父ヘイロー系/米3着レッドキングリー父サートゥルナーリア(ミスプロ系/欧)×母父ミスプロ系/米2023年1着シュトラウス父モーリス(ロベルト系/欧)×母父サンデー系/日2着シュバルツクーゲル父キズナ(サンデー系/日)×母父スターリング系/欧3着ファーヴェント父ハーツクライ(サンデー系/日)×母父ミスプロ系/米2022年1着ガストリック父ジャスタウェイ(サンデー系/日)×母父ミスプロ系/米2着ダノンザタイガー父ハーツクライ(サンデー系/日)×母父ノーザンダンサー系/米3着ハーツコンチェンルト父ハーツクライ(サンデー系/日)×母父ミスプロ系/米2021年1着イクイノックス父キタサンブラック(サンデー系/日)×母父ノーザンダンサー系/欧2着アサヒ父カレンブラックヒル(サンデー系/日)×母父ノーザンダンサー系/欧3着テンダンス父ジャスタウェイ(サンデー系/日)×母父ノーザンダンサー系/米2020年1着ダノンザキッド父ジャスタウェイ(サンデー系/日)×母父ノーザンダンサー系/欧2着タイトルホルダー父ドゥラメンテ(ミスプロ系/欧)×母父ノーザンダンサー系/欧3着ジュンブルースカイ父ドゥラメンテ(ミスプロ系/欧)×母父サンデー系/日【東京スポーツ杯2歳S 血統背景】クロワデュノール(牡2、栗東・斉藤崇史)は、父キタサンブラック×母ライジングクロス(母父Cape Cross)。アースライズの半弟で、母ライジングクロスはパークヒルS(芝G2・芝約14F)勝ち。母父ケープクロスはロッキンジS(英G1・芝8F)勝ち馬でロジユニヴァースの母父でもある。父キタサンブラックはJRA年度代表馬でイクイノックス、ソールオリエンス、ウィルソンテソーロなどを出し成功。母母のところだけノーザンダンサーが入らず、母父がマイラーというのはキタサンブラック産駒の走るパターンだ。アルレッキーノを子供扱いして新馬勝ち。底力に富む中距離血統だが父よりはマイル寄りか。メイクデビュー東京(芝1800㍍)を1分46秒7の好タイムで快勝し、2番手追走からメンバー中最速の上がり33秒8でまとめて2馬身半差を付ける内容だった。今回は5ヶ月ぶりになるが、同じキタサンブラック産駒のイクイノックスがこのレースを勝利した時(2021年)が休み明け(2ヶ月半ぶり)だった。キタサンブラック牡馬はJRAの芝重賞で前走①着だと10-2-2-13。今後のGⅠへ向けて、ここは負けられない一戦だけに期待したい!?同馬は、スタート良くアオり気味に出るも、すぐに行き脚がついて3番手の外につけ追走。折り合いをつけると、3角から自然と進出していって2番手へ、直線は後続を待たずに追い出して2着馬と先頭争いも、渋太く食い下がる相手を最後は力で振じ伏せ、完勝。サトノシャイニング(牡2、栗東・杉山晴紀)は、父キズナ×母スウィーティーガール(母父Star Dabbler)。エレファンティネの半弟で、母スウィーティーガールはポトランカス大賞=亜1000ギニー(亜G1・芝1600m)勝ち馬。母父スターダブラーはインディアナダービー(米G2・ダ8.5F)に勝ったセイントバラード産駒。父キズナはジャスティンミラノやソングラインなどを出し本年度リーディング首位を快走。北米パワー牝系でヘイロー4×4をもつキズナ産駒で、機動力に長けたタイプだから東京より中山向きか。東京ならスローで前残りに持ち込みたい。父キズナは皐月賞馬ジャスティンミラノなどを送り出し、2024年種牡馬リーディング首位を独走中。母はアルゼンチンのG1馬という良血。本馬も品のある好馬体の持ち主でポテンシャルは高く、先々まで注目したい。同馬は、スタート良く、テンに少し行きたがる面を見せると無理化抑えず馬の行く気に任せてハナを切り先頭へ。道中は抑えてマイペースで運べ、外から勝ち馬が来るのを待って追い出してしっかりと伸び、1ハロン標付近で少し寄られる場面はあったが、最後は少し脚勢が鈍る感じで振り切られ2着。レッドキングリー(牡2、美浦・木村哲也)は、父サートゥルナーリア×母レッドエルザ(母父Smart Strike)。母レッドエルザはイングリッシュチャネル(BCターフ)の全妹で、レッドレオンやレッドアステルを産んでいる有能な繁殖牝馬。ノーザンダンサーのクロスをもたないので、ヌレイエフ≒サドラーズウェルズ5×3のサートゥルナーリアとの配合も良い。キングカメハメハ系種牡馬×スマートストライク牝馬の組み合わせはスターズオンアースと同じ。サートゥルナーリア産駒らしい繊細な気性と鋭敏な反応で、脚長で大きなストライドで新馬勝ち。まさに東京向きでここも楽しみ。新馬戦は、稍重馬場に加えてスローペースだっただけに、全体の走破時計(2分02秒4)は目立たないが、上がり3ハロン33秒4(推定)は優秀な数字で、優れた脚力を示している。気性面の幼さもあってまだ粗削りではあるが、実戦を一度経験した上積みは大きく、あっさり勝っても不思議はない。同馬は、スタートを決めてスッと前へ付けて、2着馬を行かせその直後につけて我慢を利かせながら追走。直線で最内に入って先頭に並び、2ハロン標から追い出すも、上位2頭に伸び負けしてしまい、最後は少し甘くなりながらも、3着争いを制した。 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #競馬 #JRA #データ分析 #血統 #G2 #日刊コンピ指数 #東京スポーツ杯2歳S #クロワデュノール #レッドキングリー #サトノシャイニング 2