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【目黒記念(G2)回顧】推奨馬クロミナンス3着~流石!ルメール騎手!?

【目黒記念結果】
シュトルーヴェが直線一気で重賞連勝!

26日、東京競馬場で行われた第138回目黒記念(4歳上・GII・芝2500m)は、道中は後方で構え、直線で外から各馬を差し切ったJ.モレイラ騎手騎乗の1番人気シュトルーヴェ(セ5、美浦・堀宣行厩舎)が、好位から脚を伸ばした10番人気シュヴァリエローズ(牡6、栗東・清水久詞厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分32秒3(良)。

さらにアタマ差の3着に2番人気クロミナンス(牡7、美浦・尾関知人厩舎)が入った。なお、3番人気サトノグランツ(牡4、栗東・友道康夫厩舎)は4着に終わった。

勝ったシュトルーヴェは、父キングカメハメハ、母アンチュラス、その父ディープインパクトという血統。JCベストレース記念、日経賞に続く3連勝・重賞2連勝を飾った。

【目黒記念】~騎手コメント~

1着6-9 シュトルーヴェ(セ5、J.モレイラ・堀宣行)
「レースは全体的に遅めのペースになったのですが、ちょっと後ろのポジションで、よく我慢してリズム良く道中、回ってくることができた。直線は素晴らしい瞬発力を使ってくれました。使うたびに馬は成長というか、ステップアップを見せています。今日もさらにステップアップできるような雰囲気でした。とてもいい馬だと思います」

2着5-6 シュヴァリエローズ(牡6、西村淳也・清水久詞)
「狭いところから素晴らしい勝負根性を見せてくれた。勝ったと思ったけど外に1頭。悔しい」

3着4-4 クロミナンス(牡7、C.ルメール・尾関知人)
「2着馬の後ろで前をマークしながら、いいポジションを取れてベストレースはできた。長い距離は合っている。ハンデも背負っていたし、よく頑張ってくれた」

4着2-2 サトノグランツ(牡4、川田将雅・友道康夫)
「具合は良かったですし、成長を感じる返し馬でした。次に向けて、いい準備をしていきたいです」

5着6-8 マイネルウィルトス(牡8、横山武史・宮徹)
「最近は後ろに寄りかかるようになっていて、ゲートがダメでしたね。今日はいつもと違って、決め手を生かすレースをしようと思いました。脚は使ってくれていますが、上位とは瞬発力の差かな」

6着7-11 ダンディズム(セ8、岩田望来・野中賢二)
「いつもよりポジションを取れて、流れに乗ったレースはできた。最後は脚を使っているけど、進路を探すのに時間がかかった。進路が開いてくれれば、もう少し着順は上がったのですが…」

7着4-5 ヒートオンビート(牡7、坂井瑠星・友道康夫)
「コンディションはすごく良かった。馬込みの中で集中して走れていたけど、ヨーイドンの瞬発力勝負になって分が悪かった」

8着8-13 バラジ(セ5、丹内祐次・鹿戸雄一)
「スローの2番手で、うまくレースができたと思うし、一瞬はやったかもと思った。距離は、もう少し長くてもいい」

9着8-12 ケイアイサンデラ(牡4、藤懸貴志・小林真也)
「自分の競馬に徹する形でスタートも決まった。4角で他馬が来るまで引きつけるのも想定内でしたが、上がりは34秒台を想定していました。3勝クラスの身なので、自己条件から一緒に強くなっていきたい」

10着3-3 メイショウブレゲ(牡5、酒井学・本田優)
「ペースが遅かった。この子も頑張って走ってくれてはいるけど…」

11着7-10 ナイトインロンドン(牡4、鮫島克駿・大竹正博)
「ペースが遅いのを見越して、ポジションを上げるレースはしたが、欲を言えばもう少し流れてほしかった。着順ほど負けていないし、格上挑戦。レースセンスの良さは見せてくれた」

12着1-1 ジューンアヲニヨシ(牡4、池添謙一・松下武士)
「パドックからテンションが高く、ゲートでもぐり込んだ。1列後ろのポジションになって、動くに動けない位置に。オープンでもやれていい力はある。今回は自分のレーススタイルになりませんでした」

13着5-7 シークレットラン(牡8、内田博幸・村山明)
「追走で一杯だった。この馬なりに頑張っているけど、速い馬場も厳しいかな」

推奨馬クロミナンス(2人気)は、スタート良く先行5番手追走。4角を回り、進路を外側に取り追い出されると若干鈍く何とか馬群から抜け出そうとするも3着まで…残念。

レースは、道中は後方で構え、直線で外から各馬を差し切ったシュトルーヴェ(1人気)が、好位から脚を伸ばしたシュヴァリエローズ(10人気舎)にクビ差をつけ優勝。さらにアタマ差の3着にクロミナンス(2人気)が入り、中波乱決着!?

馬券は、複勝のみ的中もトリガミ…残念。


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