【七夕賞(G3)回顧】推奨馬ガロアクリーク11着…何処へ!! 3 Haya 2023年7月9日 19:00 【七夕賞結果】セイウンハーデスが好位から押し切って重賞初V!9日、福島競馬場で行われた第59回七夕賞(3歳上・GIII・芝2000m)は、道中3番手から直線脚を伸ばした幸英明騎手騎乗の2番人気セイウンハーデス(牡4、栗東・橋口慎介厩舎)が、好位のインで脚を溜めた9番人気ククナ(牝5、美浦・栗田徹厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分59秒8(良)。さらにクビ差の3着に13番人気ホウオウエミーズ(牝6、美浦・池上昌和厩舎)が入った。なお、1番人気バトルボーン(牡4、美浦・林徹厩舎)は4着、3番人気フェーングロッテン(牡4、栗東・宮本博厩舎)は14着に終わった。勝ったセイウンハーデスは、父シルバーステート、母ハイノリッジ、その父マンハッタンカフェという血統。前走の新潟大賞典では惜しくも2着に敗れていたが、ここで重賞初制覇となった。【七夕賞】~騎手コメント~1着8-15 セイウンハーデス(牡4、幸英明・橋口慎介)「(初重賞制覇に)すごく嬉しいです。2、3番手がいいと思っていたので、思った通りの位置がとれました。道中の手応えも、直線に入ってからの手応えも、ずっと良かったです。少し気を抜くようなところのある馬ですが、ブリンカーをつけてから真面目に走ってくれるようになりました。もともと能力のある馬で、馬の成長もありますし、あまりうまく乗れないこともありましたが乗せてもらって、西山オーナーや橋口調教師、スタッフの方々に感謝しています」2着2-4 ククナ(牝5、石川裕紀人・栗田徹)「具合がとても良さそうで、一発狙っていました。勝ち馬はこういうレースをするだろうと思っていましたし、僕の馬は機動力を活かせればチャンスがあると思っていましたし、そういうレースができました。結果だけが残念です」3着1-2 ホウオウエミーズ(牝6、丸田恭介・池上昌和)「枠も馬場も良かったですし、何よりスタートが決まったので取りたいポジションを取れました。立ち回りの上手さを生かして、レースとしては完璧でした。頑張ってくれていますが、うまくいっただけに悔しいです」4着2-3 バトルボーン(牡4、津村明秀・林徹)「戦前の予想とは違い、行きそうな馬が行かずに、行きたくはなかったのですが押し出される形になりました。リズムは良かったと思いますが、目標にされてしまいました。できれば逆の立場で運びたかったです。初の重賞でこれだけ戦えましたし、もっと上を目指せる馬ですからいい経験になったと思います」5着5-9 レッドランメルト(牡4、田辺裕信・国枝栄)「自分のリズムで行けました。先行争いがあって体力勝負になればと思ったのですが、落ち着いた流れになりましたからね。それでもいい感じで走っていましたし、いい競馬をしてくれました」6着6-12 ショウナンマグマ(牡4、菅原明良・尾関知人)「外枠だったので、控えてほしいという指示でした。以前に乗った時よりも乗りやすく、コントロールが利いて我慢できていた。最後まで頑張ってくれました」7着7-13 ヒンドゥタイムズ(セ7、団野大成・斉藤崇史)「もっと馬場が渋って、後ろからの馬でも来られるようになってほしかったが、よく脚を使ってくれました。トップハンデもだし、条件がかみ合わなかったなかで頑張れたと思います」8着1-1 エヒト(牡6、田中勝春・森秀行)「今日はスタートで出なかったね。流れもよくなかった。これを使ったら、次は良くなるんじゃないかな」9着3-5 カレンルシェルブル(牡5、斎藤新・安田翔伍)「前回は急かして忙しいレースになっていました。今回はリズムよく、脚をためて行きました。スローペースになってしまいましたが、脚を使えていましたし、この形のほうがいいのではと思います」10着7-14 テーオーソラネル(牡4、三浦皇成・須貝尚介)11着4-8 ガロアクリーク(牡6、永野猛蔵・上原博之)「輸送して一泊するとゲートの入りが悪くなると聞いていて、その通りでした。スタートはわりと出てくれたし、今日は出たなりでためてほしいと言われていて、ゆっくり構えました。3、4コーナーの反応はじりじりで、直線もそのままの感じで、まだ本調子じゃないのかもしれません」12着8-16 シフルマン(牡7、大野拓弥・中尾秀正)13着5-10 グランオフィシエ(牡5、戸崎圭太・久保田貴士)「ちょっと小回りを懸念していましたが、脚がたまらずに最後は伸びきれなかった。馬の状態は悪くなかったと思います」14着6-11 フェーングロッテン(牡4、松若風馬・宮本博)「前走ぐらいから行きっぷりが悪くなってきていて、どうかと思っていましたが...。今日は悪い方向に向いていました。テンから進んでいかず、馬に気が全然乗っていませんでした」15着3-6 サンレイポケット(牡8、M.デムーロ・高橋義忠)「進んでいきませんでした。3コーナーで内にもたれるような格好をしていたし、反応がありませんでした」16着4-7 トーラスジェミニ(牡7、木幡育也・小桧山悟)「流れに乗った競馬はできましたが、3コーナーの手前でもうひと踏ん張りできなかった。今回がラストランと聞いているので、無事に回ってこられたのはよかったです」2023年JRA年間プロモーションキャラクターで、俳優の佐々木蔵之介が7月9日、福島競馬場で行われた七夕賞の表彰式でプレゼンターを務めた。多くのファンから歓声を浴びて、笑顔で応えていた佐々木は「初福島競馬場でした。まずは、七夕賞を制したセイウンハーデス関係者の皆様おめでとうございます。そして、競馬場内の温かな雰囲気に包まれながら疾走する競走馬の素晴らしい走り、幸騎手のレース後の輝く表情にまぶしさを感じました。また、表彰式とトークショーでは、多くのお客様とレースの感動とひとときを分かち合い、夏の初めにすてきな思い出ができました。競馬の楽しさ、素晴らしさを、これからも多くの方々にお伝えすべく、私も全力で走り続けます」とコメントした。推奨馬ガロアクリーク(7人気)は、スタートでの出足鈍く中団後方追走から直線で一気に突き抜けて優勝…のはずが、追い出されてから反応鈍く伸びを欠き馬郡へと沈み11着…残念。レースは、道中3番手から直線脚を伸ばしたセイウンハーデス(2人気)が、好位のインで脚を溜めたククナ(9人気)に1.1/4馬身差をつけ優勝。さらにクビ差の3着にホウオウエミーズ(13人気)が入り、中波乱決着!?当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。 ダウンロード copy #競馬 #JRA #G3 #七夕賞 #日刊コンピ指数 #ククナ #セイウンハーデス #ホウオウエミーズ 3 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート