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【クイーンS(G3)回顧】推奨馬ボンドガール2着~アタマ差!?
【クイーンS 結果】
3歳馬コガネノソラが混戦を制し重賞初制覇!!
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28日、札幌競馬場で行われた第72回クイーンステークス(3歳上・牝・GIII・芝1800m)は、中団追走から直線の追い比べを制した丹内祐次騎手騎乗の5番人気コガネノソラ(牝3、美浦・菊沢隆徳厩舎)が、後方から追い上げた2番人気ボンドガール(牝3、美浦・手塚貴久厩舎)にアタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分47秒4(稍重)。
さらにクビ差の3着に7番人気アルジーヌ(牝4、栗東・中内田充正厩舎)が入った。なお、1番人気ウンブライル(牝4、美浦・木村哲也厩舎)は10着に、3番人気ドゥアイズ(牝4、栗東・庄野靖志厩舎)は4着に終わった。
勝ったコガネノソラは、父ゴールドシップ、母マイネヒメル、その父ロージズインメイという血統。2400mのオークスでは12着に敗れたものの、得意の距離で巻き返し重賞初制覇を果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆コガネノソラ(牝3)
騎手:丹内祐次
厩舎:美浦・菊沢隆徳
父:ゴールドシップ
母:マイネヒメル
母の父:ロージズインメイ
馬主:ビッグレッドファーム
生産者:ビッグレッドファーム
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【クイーンS】~騎手コメント~
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1着7-12 コガネノソラ(牝3、丹内祐次・菊沢隆徳)
「スタートでどういう競馬をするか考えていて、ゲートも出たので、51キロだったから多少、外を回っても大丈夫と思っていました。(道中は)落ち着いて乗ることができ、どこかで動ける位置にいればいいなと思っていました。(発馬は)五分でいいスタート。手応えがあったので、どこから動いていくかと考えて乗り、自信を持って仕掛けていきました。攻め馬でもいい脚が使えていたので、自信がありました。見た目はそんなに走る感じはないけど、バネがあってすごくいい馬です。(今後は)まずは無事にいってくれたらいいと思います」
2着1-1 ボンドガール(牝3、武豊・手塚貴久)
「惜しかった。思ったよりかかっていかなかったので、ためてゆっくり乗りました。最後はスペースがあって、いい伸びでした。あと2歩ぐらい。惜しかった。でもこういう競馬ができたのは大きい。距離にもめどが立ったし、収穫はありましたね」
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3着5-7 アルジーヌ(牝4、藤岡佑介・中内田充正)
「小倉で勝たせてもらったときより、返し馬からいいバランスでした。なので遠慮せず吹かして、勝てるポジションを取りました。それでもバランスを崩さず、いいリズムで走れました。欲を言えば、平均的なペースならこの馬のストライドが生きる形になりましたが、前半と後半で緩急がついてしまったので。一瞬3コーナーで置かれたのが響きました。昇級初戦で重賞でこれだけ頑張れたので、楽しみです」
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4着8-13 ドゥアイズ(牝4、鮫島克駿・庄野靖志)
「状態はすごく良かったです。インがいい馬場なので(外枠から)どうリカバリーしようかなと。思ったより勝ったコガネノソラの手応えが良くて、それに着いていく形を選びました。1、2コーナーはインに入れてロスなく回れたので、3、4コーナーは多少外を回っても早めに吹かしていこうと思いました。直線で逆手前になったのがもったいなかったです。差のないところまで頑張ってくれました」
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5着4-6 コンクシェル(牝4、横山武史・清水久詞)
「岩田望来騎手からスタートがあまり速くないと聞いていて、その通り速くはなかったです。何とか行くことができて、この馬の形はできたかなと。あともうちょっとでした」
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6着6-9 スタニングローズ(牝5、北村友一・高野友和)
「スタートからポジションを取ろうとは思っていませんでしたが、出して自然と二の脚がついて、好位のベストポジションかなというところを取れました。リズムよく競馬できたし、4コーナーから直線に行くときはいい形でしたが、直線は斤量差があったかなと思います。馬は上手に走ってくれました」
7着3-3 イフェイオン(牝3、西村淳也・杉山佳明)
「ゲートの中が激しく、興奮していて、うまく出せなかったです。勝ち馬の後ろでリズムよく運び、ハミをかみすぎるところはありましたが、4コーナーでおっというところはありました。1回使ってガス抜きができれば、次は楽しみです」
8着4-5 モズゴールドバレル(牝5、高杉吏麒・藤岡健一)
「勝負所まではいい感じでしたが、4コーナーで消極的に乗ってしまって、もったいなかったです。せっかく乗せていただいたのに、申し訳ないです」
9着3-4 ラリュエル(牝5、佐々木大輔・矢作芳人)
「3、4コーナーで馬場が渋っていたところを通って、脚いろが悪くなりました。もう少しいい馬場なら違ったと思うんですが…」
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10着2-2 ウンブライル(牝4、C.ルメール・木村哲也)
「馬の状態は良かったです。タイトなところは合わないですね。ゴーサインを出してびゅっと反応できる馬ではないので、スペースが必要。突然は進んでいかないです。広いワンターンのコースの方がいいですね」
11着7-11 エリカヴィータ(牝5、池添謙一・国枝栄)
「テンに行きたかったけど行き脚がつかず、じりじりという形でした。最後までそんな感じでしたね。展開の助けが必要なのではと思います」
12着8-14 モリアーナ(牝4、武藤雅・武藤善則)
「外枠で終始外を回る形でした。スタート次第では前めを取ることを考えていましたが、馬の気持ちが乗っていかなかったので、あの形になりました。思い切って豊さんの後ろを取るなど、そういう競馬にシフトできれば良かったです。1コーナーで力むところがあり、馬にはつらい思いをさせてしまいました」
13着6-10 キタウイング(牝4、黛弘人・小島茂之)
「今までと違うレースというイメージで、と話をいただいていたので、中団につけて向こう正面からじわっと行こうと考えていました。3、4コーナーで両前を落鉄して、苦しくなってしまいましたね」
14着5-8 ウインピクシス(牝5、横山和生・上原博之)
「止めかけで歩様が悪かったので、何もなければいいのですが…」
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推奨馬ボンドガール(2人気)は、スタートは互角も行き脚がなく後方追走。3~4角辺りから追い出されて直線内側に入り一気に真ん中を抜け出すもコガネノソラにアタマ差届かず2着…残念。
レースは、中団追走から直線の追い比べを制したコガネノソラ(5人気)が、後方から追い上げたボンドガール(2人気)にアタマ差をつけ優勝。さらにクビ差の3着にアルジーヌ(7人気)が入り、中波乱決着!?
当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。