見出し画像

【朝日杯フューチュリティS(G1)回顧】推奨馬シュトラウス10着…何処!?

【朝日杯FS結果】
ジャンタルマンタル完勝! 無傷の3連勝で2歳マイル王!

17日、阪神競馬場で行われた第75回朝日杯フューチュリティステークス(2歳・牡牝・GI・芝1600m)は、中団追走から直線で早々に抜け出した川田将雅騎手騎乗の1番人気ジャンタルマンタル(牡2、栗東・高野友和厩舎)が、直線最後方から猛然と追い上げた4番人気エコロヴァルツ(牡2、栗東・牧浦充徳厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分33秒8(良)。

さらにクビ差の3着に5番人気タガノエルピーダ(牝2、栗東・斉藤崇史厩舎)が入った。なお、2番人気シュトラウス(牡2、美浦・武井亮厩舎)は10着に、3番人気ダノンマッキンリー(牡2、栗東・藤原英昭厩舎)は8着に終わった。

勝ったジャンタルマンタルは、父Palace Malice、母インディアマントゥアナ、その父Wilburnという血統。新馬戦、デイリー杯2歳Sに続く無傷の3連勝で2歳マイル王の座に輝いた。無敗での本レース制覇は2021年ドウデュース、22年ドルチェモアに続く3年連続で18頭目。

【朝日杯フューチュリティステークス】~騎手コメント~

1着2-3 ジャンタルマンタル(牡2、川田将雅・高野友和)
「追い切りで乗ってとてもいい馬だなと思っていましたし、まだ2歳らしく成長する余地もたくさん残している現状でした。道中リズムよく走ってくれたけど、3コーナー過ぎであまりいい形にならなかったので、早めに進路を確保して動いていく道を作りました。少し早めに踏んだ分、馬には少し苦しい競馬になったかと思いますが、しっかりとしのいでくれる雰囲気で、安心して乗っていました。とても性格がよく能力も高く、これから先もっと成長を伴える馬だと思います」
2着1-1 エコロヴァルツ(牡2、武豊・牧浦充徳)
「惜しかったね。よく走っている。向こう正面で引っ掛かった馬にぶつけられたのがもったいない。途中からはリズム良く走れたし、先につながるレースはできた」
3着3-5 タガノエルピーダ(牝2、団野大成・斉藤崇史)
「馬は精いっぱい頑張ってくれた。まだ2戦目でしたが、いい内容でした。スムーズでしたが、
勝ち馬のポジションも取れたと思うので、もっと勝負にいけば良かったかもしれません」
4着7-14 ジューンテイク(牡2、M.デムーロ・武英智)
「状態は良かったし、とてもいい馬。でも本気で走っていない。スタートは遅かったね。
みんなが速かったので、少しずつ上がっていった。
外を回ったけど、最後まで頑張っている。
距離はもっとあってもいい」

5着6-12 タガノデュード(牡2、古川吉洋・宮徹)
「マイルはいいですね。スタートは速くなかったけど、自分の競馬に徹した。直線はすごく反応してくれてくれました。これからが楽しみです」

6着2-4 サトミノキラリ(牡2、津村明秀・鈴木伸尋)
「頑張りましたね。内から伸びました。1600メートルが初めてで、この大観衆の中、折り合いも付きました。マイルも持ちましたし、今後の成長が楽しみです」

7着3-6 セットアップ(牡2、横山武史・鹿戸雄一)
「行くのは想定内でしたし、スタートも良かった。途中でまくられたけど、
この馬のリズムで運べた。最後は止まったけど、後々はダートで走ってもいいと思う。
具合はよかったし、今後の成長が楽しみです」
8着4-8 ダノンマッキンリー(牡2、C.ルメール・藤原英昭)
「スローで1600メートルはきつかった。4番手で引っ掛かった。
最後は同じペースになりましたね。もう少し速いペースが欲しかったです」

9着6-11 タイキヴァンクール(牡2、浜中俊・中尾秀正)
「まだ2歳ですし、よく頑張っています。現状の完成度の差もあるので。まだこれからの馬です」

10着8-17 シュトラウス(牡2、T.マーカンド・武井亮)
「枠ですね。大外では厳しかったです。出遅れたが、掛かっていたわけではなく、
リラックスしていた。ヨーイドンの競馬になって負けてしまった」

11着7-13 ナムラフッカー(牡2、松山弘平・村山明)
「スタート良く、いいポジションで流れに乗れました。直線も一瞬これはと思いましたが、坂で苦しくなりました」

12着5-10 バンドシェル(牡2、池添謙一・西村真幸)
「イレ込みは結構きつかったけど、折り合いはつきました。しまいもじりじり来ていた。距離はもう少し短くてもいいかもしれません」

13着8-15 エンヤラヴフェイス(牡2、幸英明・森田直行)
「もまれ弱いところがありますが、外めでロスのある競馬になりました。力はあります。外から馬が来たら、気にするのが課題ですね」

14着4-7 オーサムストローク(牡2、坂井瑠星・伊藤圭三)

15着8-16 アスクワンタイム(牡2、岩田望来・梅田智之)
「競馬では(調教よりも)集中して走れていました。もう少し外を回して気持ちよく走らせた方が良かったかもしれません」

16着5-9 クリーンエア(牡2、鮫島克駿・上原博之)
「勝った馬が強かったですね。この馬の走りは良かったです」

17着1-2 ミルテンベルク(牡2、B.ムルザバエフ・武英智)
「能力はあるけど、少し距離が長いと感じます。1200メートルか1400メートルがいい。これがこの馬の能力ではないと思う。メンタルが追い込まれた感じなので、休めば良くなると思う」

推奨馬シュトラウス(2人気)は、スタート悪く出負け…。その後、騎手に促されて先頭に立って逃げるも、直線までで後方から交わされると馬群へと沈み込んで10着惨敗…残念。

レースは、中団追走から直線で早々に抜け出したジャンタルマンタル(1人気)が、直線最後方から猛然と追い上げたエコロヴァルツ(4人気)に1.1/4馬身差をつけ優勝。さらにクビ差の3着にタガノエルピーダ(5人気)が入り、ほぼ本命決着!?

当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?