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2024年年末 奄美大島 バス旅
基本的には、車がないとかなり不便な島ですが、公共交通だけでもある程度は楽しめましたという記録です。
成田空港 7時発の peach 便に京成の始発で間に合う
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6:15 成田空港 (第1ターミナル) 着の「エアーポート快特」でギリギリ間に合いました。
電車の中でオンライン・チェックインは実施済みで空港に到着。預け荷物の手続きでも5分ほどかかります。
保安検査場はかなり混雑していたのですが、列にさえ並んでいれば優先的に案内してもらえます。実際、飛行機までの場内バス(ボーディング・ブリッジの代わりのやつ)の最終は 6:50 まで待ってくれていました。
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6泊7日の概要
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1日目: 空港ピックアップで1日ツアー。赤木名泊
2日目: 赤木名→古仁屋 (しまバス本社前乗り換え)→加計呂麻島。古仁屋泊
3日目: 古仁屋→ウエストコート前→ビッグ2前。以降、名瀬泊
4日目: ウエストコート前→こしゅく第1公園
5日目: ウエストコート前→大和浜
6日目: (元旦につき、移動無し)
7日目: ウエストコート前→奄美大島空港
地図画像は、以下のサイトからお借りました。
「しまバス」フリーパス買うのか?問題
「バスもり」または「JAL MaaS」でオンラインでチケットを購入できます。
ただ、2024年10月に値上げされたので、コスパの面では難しそうです。
空港から名瀬(なぜ)市街地まで 1100円
空港から古仁屋(にこや)まで 2500円 (しまバス本社前乗り換え。2025年現在直行便は廃止)
古仁屋から名瀬市街地 まで 1400円
一方で、 フリーパスが1日券 2400円、2日券 3600円
私の場合、空港 (正確には、赤木名) → 古仁屋 → 名瀬市街地 というルートだったので、フリーパス2日券を買いました。
交通系ICカードは使えませんが、マイクロバスタイプでもバス内に両替機はあるので、1000円札を大目に持っていけば支払いで困ることはないと思います。 (500円玉は令和版のものだと両替対応していないと書かれてありました)
また、名瀬市街地内の移動は 200円均一料金になっているので、そういう意味でもフリーパスの必要性は薄くなっていると思います。
観光場所
プライベートツアー
「マングローブカヌー&奄美絶景ツアー」(16,000円) を申し込みました。見たい場所のリクエストはかなり柔軟に聞いてくださったので、路線バスだとアクセスしずらいところに関しては、ツアー内で回ってしまうというのも手かと思います。 (それを言ってしまうと、タイトル詐欺感ありますが・・)
加計呂麻島 (瀬相港)
古仁屋からフェリー(360円)または海上タクシー(400円)で向かいます。前者は3-4時間に1本、後者は1時間に1本の頻度で出ています。なので、海上タクシーが休みである日曜日の移動はおススメしません。
海上タクシーに関しては、運転席の隣に運賃箱があり自己申告でお釣りを取るシステムです。
島内の移動に関しては、体力に自信があるのであれば、電動自転車もおすすめです。アップダウンはありますが、道舗装はしっかりされているので走りやすいです。
4時間 3000円で、かなり高性能な機種を借りられます。
なお、前日までの予約が必要です。
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ビッグツー
安くはないですが、食品から雑貨まで何でもそろっています。お土産品が充実しているので、観光客は行っても楽しめると思います。
最寄りのバス停は「ビッグ2前」で30分に1本程度出ています。 (ウエストコート前の場合は、どちらのバスでも停まります)
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奄美海洋展示館
入場料は 700円で各種キャッシュレスの支払いに対応しています。 (イオンカード提示で 600円に割引されます)
最寄りのバス停は「こしゅく第1公園」ですが、坂道を 40分ほど登っていく必要があります。とはいえ、急な坂ではないので歩くのが苦でなければハイキング気分で移動できます。 (夏季限定で施設内に臨時バス停ができるそうです)
バスは 10~20分間隔で来ます。「ウエストコート前」の場合は、時刻表右側のコミュニティーバス(太枠)以外はすべて停まります。
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ハナハナビーチリゾート (奄美温泉)
2024/4 にオープンした施設で、サウナと温水プールと奄美大島唯一の温泉があります。
2000冊の漫画がある休憩所もあるので、日帰りでも一日中楽しむことができます。
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ただ、車がない場合のアクセスはなかなか難しく、「ウエストコート前」から大和村営バス(しまバスではないので、フリーパスは使えない) で「大和浜」(E) または「大棚」(F) まで向かい、そこからタクシー等の車で 10分ほど移動したところにあります。
タクシーを配車する場合は、「大和浜」バス停が大和村の村役場のそばなので、そこを目印にするとよいと思います。
なお、村営バスについては JAL MaaS でクレジットカード決済によるオンラインチケット購入ができます。
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なお、火曜・木曜限定で温泉移動支援バスを利用することで、最後のタクシー移動を (実証段階につき)「無料」にすることもできます。
運行状況については、両方のバスの委託先である「大島タクシー」に直接問い合わせるとよいかと思います。 (役所が開いている日時が限られているので)
宿泊場所
[赤木名] 伝泊 ドミトリー&ランドリー
近くにスーパー (Aコープ)があり、自炊エリア (コンロやカトラリーも自由に利用可) もあるので自炊派にはおすすめ。飲食店は皆無です。
最寄りのバス停は「赤木名Aコープ前」
「平田町奥又」行きで「しまバス本社前」まで行けます
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[古仁屋] Sauna & Stay
ドミトリータイプである代わりにお安く泊まれます。
最寄りバス停は「古仁屋」または「せとうち海の駅」
「こしゅく第1公園」行で名瀬市街地(ウエストコート前)まで行けます
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[名瀬] ウエストコート奄美2
徒歩2-3分のところに年中無休、24時間営業のグリーンストア入舟本店があります。
「ウエストコート前」のバス停が有能でいろいろな行先のバスが止まるのでおススメです
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