【建設部門】令和5年度建設部門必須科目(防災)
今回は、令和5年度の建設部門の必須科目Ⅰー1で、実際に私が解答した論文の骨子を紹介します。A評価でした。
本文はこちら→日本技術士会 過去問題(第二次試験)
1.課題
1)社会資本インフラの強靭化
・耐震化の実施
・緊急時輸送路の確保
2)避難施設整備
・津波避難施設の整備(新規整備だけでなく、既存の民間ビル等も活用)
3)復興まちづくりの事前計画
・迅速な復旧・復興をするためには事前にまちづくり計画を行うことが必 要である(都市構造を大きく変えるチャンスとして捉える)。
2.解決策
・最も重要と考える課題「社会資本インフラの強靭化」
1)重要インフラの耐震化
・予算や人員の制約があるため優先度の高いものから
・高規格道路の耐震化、車線数増、迂回路の設定
2)都市機能の分散、冗長性の確保
・地方への権限委任し、東京一極集中を避ける、メタバースによる仮想空間での業務遂行(建設部門か謎)
・災害警戒区域外の安全なエリアへ都市機能や居住区域を移動する
3.リスクと対応
1)リスク
・災害は発生するため、人命を最優先とした避難が必要
2)対応:
・予算や人員の制約がある中では、ハード整備だけで対応することは難しいため、ソフト面の対策を行う。具体的には次のとおり。
①災害・気象情報提供(プル型・プッシュ型、広報誌やホームページ、市町村情報提供アプリ)
②住民参加によるハザードマップの作成、避難経路の確認
4.技術者倫理、社会の持続性
1)技術者倫理
・公益性の確保、自己研鑽による新技術の導入
2)社会の持続性
・温室効果ガスによる地球温暖化のため災害が増加している。その対策としてグリーンインフラの活用する。
すぐに復元していないので、よく覚えていなかったからか課題と解決策がぐちゃぐちゃになっていますが、論文の要素として使っていただければと思います。