技術士二次試験 不合格者の間違った認識
令和7年度技術士二次試験まで200日を切りました。
みなさん、勉強をスタートさせて、今年こそ合格しましょう!!
自分には、技術士にふさわしい知識や経験がないと諦めていませんか?
受験資格がある方なら、だれでも合格できるチャンスはあります!!
私も実務経験8年(うち他分野4年)で筆記試験合格しました。
きちんと準備して臨めば大丈夫です。
今日は私が思う、不合格者の特徴を紹介します
自分も最初に受けた時は間違った認識、勉強をしていました。。。
不合格になってしまうひとの特徴
①高度な専門知識が必要だと思い込み、インプットばかりの勉強
これは私も最初やっていました。確かに「専門的学識」は求められますので、一定の知識は必要です。
ですが、これらの知識は普段の業務でインプットできていることも多いのではないでしょうか?
合格論文を読んで、何のことかさっぱりなんてことは少なく、この程度なら自分でも書けそうと思うことの方が多いのではないでしょうか。
自分たちが思ったより、高度な知識は求められていません。
その証拠に、近年は20代の合格者も増えています。
②白書を覚えないといけない
各部門に白書があると思います。建設で言えば、国土交通白書ですね。
これを全部覚えないといけない。あるいは、最新の白書に即して書かないといけない。
と思っている人が、多いように感じます。
”R7年度試験では、いつの白書が対象ですか?”
みたいな質問をしている人がいますが、答案には関係ありません。
(問題のテーマ予想には参考になるかもしれませんが)
自身の経験などをもとに、あなたが考える課題、解決策を書けばいいのです。
白書に載ってなくても合っていれば問題ありません。
白書から抜粋すれば合格、出来なければ不合格というわけでないのです。
ただし、国家試験なので、国の施策の批判はタブーでしょう。
関連記事:どこまで最新施策を追いかけるか
③正しい日本語が書けていない
”課題”って分かりますか?
課題とは、現状と将来像のギャップを埋めるためにすべきことです。
担い手不足というテーマなら生産性の向上とか
そして解決策が、AIの導入とかロボットの導入になります。
10回以上受験している人でも、理解できていない人が多いです。。。
関連記事:受験申込書(経歴書)の書き方②
受験申込書の書き方ですが、論文にも活用できると思います
他にも、主語と述語が合っていない、主語や目的語が明確でなく、何を言っているかわからないなども多いです。
④問題文を正確に理解できていない
ざっくりとしたテーマ、建設なら、担い手不足、防災減災、インフラメンテナンス等だけ読み取って、あとは自分が用意してきた回答を書いて、不合格になっている人も多いようです。
これについては次の記事に詳しく書きます。