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いにしえの呪文を解析する呪文

職業柄、腐った熟成したソフトを解析して改造することを生業としているのですが、なかなか、それだけで時間を取るものです。
設計書を作るのを、ChatGPTにやらせれば、楽ちんじゃないかなーとか思ってChatGPT用の解析プロンプトを試しに作ってみました。
あくまで、ガチ設計書ではなく、宝の場所を探す大雑把な地図レベルの設計書作成用プロンプトだと思ってください。
※利用は自己責任で!

早速プロンプト



このファイルを次の通り分析し、日本語でMarkDown形式で出力してください

表形式はスペースで調整し一定の長さにしてください
ファイルの概要
すべての構造体宣言の一覧を変数名、名前、概要を項目にして表で出力してください
すべての構造体毎のメンバー名、型名、配列の場合の個数、概要を表で出力してください
すべての変数の一覧を変数名、名前、概要を項目にして表で出力してください
すべての関数の一覧を関数名、名前、概要を項目にして表で出力してください
すべてのSWITCH文を持つ関数の一覧を関数名、名前、概要を項目にして表で出力してください
すべてのSWITCH文を持つ関数のcaseを分析しスイッチ条件、処理概要、呼び出し関数名を表で出力してください。

ファイルに含まれるすべての関数の呼び出し元から呼び出し先の相関をMermaidのGraph形式LRで表現してください。
Mermaidの定義名と表示名は厳密に分け
定義名は、関数名
表示名として関数名と日本語名を改行(<br>)で連結し、表示名は、[]で括ってください

使い方

ChatGPTくんていう魔法の壺に、この呪文と、解析したいファイル(CファイルとかHファイル)とかをぶち込むと、なんとなくそれっぽい結果をマークダウンで吐いてくれます。
サンプル上げようかと思ったけど、社外秘っぽいとこありそうだから勘弁してつぁあさい。

ポイント

ChatGPTのやることだから割と間違います。
特に抜けが多いです。
あと、Mermaid記法で失敗することも多いです。
あんまし、気にしないです。私よりマシとかそんなくらいにおもってやらせてます。
基本、ザーッと書かせて怪しいところは会話しながら手直ししていってます。

おまけ

結果をファイルに保存したいときの呪文
出来上がったファイルをObsidianとかに持っていくと良い感じにエセ設計ドキュメントが出来上がります。

最終的にできたマークダウンをファイルに出力してください
ファイルは分割して
01.ファイル名-概要.md
11.ファイル名-構造体.md
12.ファイル名-変数.md
21.ファイル名-関数.md
22.ファイル名-分岐.md
23.ファイル名-フロー.md
と言う名前にして下さい

すべてのファイル作成後、一つのZIPファイルに圧縮して提出してください。

今後

たぶん、じわじわ修正して行くと思うけど、ここで修正版上げるかは不明。

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