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【血統読解】ノーザンダンサー

シンエンペラー。

彼の血統表。

好きです。

ぼくは今後も期待しています。


ダビマス出身(古くはダビスタ'04)なもので、お世話になったサドラーズウェルズやダンジグ、ニジンスキーが大好きです。この前ようやく凱旋門賞勝ちました(数年越しにプレイするにわか)。

リアル競馬はダート専門なので、ストームバードやヴァイスリージェントもそれなりに知っているつもり。

彼らが全員ノーザンダンサー産駒だと知ったのはつい最近なんだけど、シンエンペラーの "その血を全力で受け継いだ" 血統表を見て大感動(海外ならザラにあるんでしょうけども、海外競馬は見ていなかったもので…)。

ただ、彼の父であるシユーニの祖先、ヌレイエフは詳しくなかった。

ノーザンダンサー産駒のそれぞれの傾向はざっくりと把握しているつもりですが、これを機にノーザンダンサーとその産駒について、できる限り詳しくまとめてみようと思い立ち、記事にすることにした。

基本的には自分の勉強メモ、備忘録。


ノーザンダンサーを一言で

何万頭といる世界中のサラの8割が彼の血を継いでいる。
この意味がわかるな?


ノーザンダンサーの血統

父ニアークティック(ネアルコ系)
母ナタルマ(レイズアネイティヴ系)
産地: カナダ🇨🇦

父ニアークティック

ネアルコ系の支流の一つであり、親系統の一つにもなっている名種牡馬の一頭。始祖はダーレーアラビアン。

親系統(ダビマス脳失礼)ではエクリプス系、ファラリス系を経由し、ノーザンダンサーのほかにもトランセンドにつながるアイスカペイド、ダイユウサクの父ノノアルコといった名馬を排出し親系統の仲間入りを果たした。

余談①: ダーレーアラビアンまで遡る途中でポテイトーズ(Potatoooooooo, Pot-8-Os)というネタ名の馬がいる。ちゃんと優秀だったところがまたおもろい。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ポテイトーズ

余談②
原初の3頭のうち、現在の競走馬の90%以上がダーレーアラビアンの系譜とのこと。バイアリータークの子孫であるヘロド系(メジロマックイーンなど)、ゴドルフィンアラビアンの子孫であるマッチェム系(ティズナウなど)は辛うじて細々と繋いでいる状況。

https://www.jra.go.jp/kouza/thoroughbred/founder/

ネアルコからはナスルーラ系、ロイヤルチャージャー系、ニアークティック系の3つの親系統が確立している。
大まかにだがナスルーラは素軽さとスピード、ロイヤルチャージャーはやわらか体質とスピード、ニアークティックはムキムキゴリラパワー(え?)をそれぞれ伝えている。ちなみに全員気性が激しい。少なくともナスルーラ系とロイヤルチャージャー系の仔がしっかり荒いのはもう有名よね。

ノーザンダンサーもカナダやアメリカといった洋芝や土ダート(日本は砂なので呼び分け)などパワーのいる競馬場において力を発揮しており、さぞ立派なムキムキだったことだろう。

余談③
ノーザンダンサーがゴリラだったかどうか調べていると、馬の遺伝子には「ミオスタチン遺伝子」なるものがあるというのを発見した。C型とT型の組み合わせからなり、C/C型は筋肉が増大しやすい短距離型、T/T型は持久力に優れた長距離型になりやすいらしい。C/T型はあいのこ。そしてノーザンダンサーは父のニアークティックがC/C型を生み出しやすいとのこと。なるほどゴリラだった
ほかディープインパクトはT/T型、オルフェーヴルはC/T型、ロードカナロアはC/C型とのことで、予想にちょっとは使えるかも?

https://company.jra.jp/equinst/magazine/pdf/Y-2014-3.pdf


母ナタルマ

父はのちに親系統となったネイティヴダンサー。母はアルマームード(ブランドフォード系)。

アルマームードはヘイローの祖母でもある。つまりサンデーサイレンスの曽祖母。
ノーザンダンサーは上述の通り世界の競走馬の約8割。日本に絞ってもサンデーサイレンスとノーザンダンサーの割合は6割前後のようで、偉大な母であることが窺える。

その娘であるナタルマ自身も競走馬だったが、成績は並のまま骨折で引退。

産駒の牝馬はちらほらと残っていて、例えば娘のSpring Adieuから産まれた孫Razyanaがデインヒルの母だったr 待って
デインヒルの父ダンジグはノーザンダンサーの子だから、えっと、その……あっギリ近親交配ではなかった。いやナタルマの3×3だが?
(牡馬優勢と考えるならネイティヴダンサーの4×4)

そもそも海外だと2×3も稀にあるから問題ないか、うん(んなわけない)。

余談④
かくいう日本も貴重なヘロド系とトウカイテイオーの血を繋ぐべく、トウカイテイオー直系の産駒が2022年、2023年に1頭ずつ生まれている。喜ばしいことだがその血はなんとトウカイテイオーの2×3、無事に生まれて本当に良かったね…!
あとはしっかり走って種牡馬になれば自動的にトウカイテイオーの3×4になる。無理なく、でも頑張ってほしいね。

https://db.sp.netkeiba.com/horse/2023106012/


ノーザンダンサーの成績

1963年
🇨🇦サマーステークス(G1/芝1610m)
🇨🇦コロネーションフューチュリティ(G1/ダ1810m)
1964年
🇺🇸フロリダダービー(G1/ダ1810m)
🇺🇸ケンタッキーダービー(G1/ダ2010m)
🇺🇸プリークネスステークス(G1/ダ1910m)
🇨🇦クイーンズプレート(G1/ダ2010m)

ほかいくつか。参照
芝経験は少しだけどちゃんと勝ってるし、本当になんでも強かったんだろうな……。

子孫と特徴

ノーザンダンサーの血は、多才な産駒から多くの馬に引き継がれていて、日本でも1レースに1頭は絶対いるといっても過言ではない(実際父か母にほぼ確実にいる)。

ダートとかストームキャット絶対いるから。愛してる

シンエンペラーは父母どちらもノーザンダンサー。日本においてそれはどうなんだろうと思う一方、やっぱり揃ってると綺麗だよねえ。

さてそろそろヌレイエフと共に、主要なノーザンダンサー産駒とその傾向について調べたものをまとめていく。

余談⑤
ノーザンダンサー系とサンデー系(ヘイルトゥリーズン系)はニックス関係(相性が良い)。だからその組み合わせは日本でもそこそこ見かける。一昔前だけど、スペシャルウィークやクロフネがそうだったりする。

https://tospo-keiba.jp/onkochishin/3645

以下は代表的なノーザンダンサー産駒。
🇺🇸は米国型、🇪🇺は欧州型、🇯🇵は日本型。

🇺🇸ヴァイスリーガル/ヴァイスリージェント

ヴァイスリーガルはゴールドシチー以外の産駒はわからないな……母系で細々残っているかくらい。

一方でヴァイスリージェントは産駒のデピュティミニスターが大活躍。馬力のある実直なスピードタイプで、仕上がりも早く2歳から活躍する。日本ではフレンチデピュティからクロフネへと繋がる。このラインはなぜか牝馬が強い。

ダートの方が合ってはいるものの重い砂はパワー特化型(ボールドルーラーとか)と比べてそこまで得意ではないこと、芝でも好成績を残していることを加味すると、軽すぎず重すぎずな限定的場面でしか力を十分に発揮できない可能性はある。

🇪🇺ニジンスキー

欧州型。産駒はスタミナと持続力に優れているが、スピードがないわけではない。基本的には芝向きだが、重い芝や消耗の激しい高速ダート戦でも結果を残せることもある。

ニジンスキー産駒で有名なのはブエナビスタの母父カーリアン、スーパークリークの祖父グリーンダンサー、あとはスーパーカーことマルゼンスキー。ヤエノムテキの父ヤマニンスキーも。
牝馬ではダンスインザダークの母ダンシングキイも。

ただ、今は少なくとも日本で父系はあんまり見かけない。母にはちょいちょい見るんだけど。それもあってか、スピードは度外視してのスタミナ面での支えとなる印象が強い。

ダビマスのニジンスキー大好きすぎて産駒よく使うからよく見る/見ないが一瞬わからなくなった()

余談⑥
当人(?)は気性が荒かったらしく、同じく気性の荒いサンデーと合わせて大丈夫なんか?→ダンシングキイ一族(ダーク、ムード、パートナー)がそうじゃん!→ダークは温和だったけど他2頭は荒かったらしい。まあそうだよね。

https://world.jra-van.jp/db/horse/H1047/


🇪🇺リファール

父系は衰退してきているが母系にはよく顔を出す系統。当人はマイルのスピード特化型で、子孫にもそのスピードを継承する

欧州で活躍できたことから芝向きであることは明らかで、瞬発力やテンの早さも持ち合わせる。元がノーザンダンサーなのもあってパワーがないわけでもなく、重い芝も問題なくこなせる。

ただ、産駒のダンシングブレーヴやマニラは長距離もこなすので、一概にスピード一辺倒とは言えない。

というかにわかすぎてモガミ(モーリスの母母父)とAlzao(ディープインパクトの母父)しか知らなかったけどダンシングブレーヴもリファール系なのね(キングヘイロー、キョウエイマーチ、テイエムオーシャンの親)。

🇺🇸ナイスダンサー

資料が見つからないので産駒から考察。
おなじみナイスネイチャの父。ラグビーボール、牝系からトウカイテイオーも出ている。
直系のナイスネイチャとラグビーボールから察するにスピード系でスタミナもパワーもそれなりといったところか。

現在、おそらく父系は途絶えている。前述2頭や海外で活躍したFiddle Dancer Boyの産駒から種牡馬が出た情報はない。ここで追えるだけ追ってみたけど見当たらなかった。

反面母系には顔を出すことも。先述したマッチェム系・ティズナウの母母父にもひょっこり。

🇯🇵ノーザンテースト

種牡馬としては日本で活躍しているので🇯🇵としたけど現役中は🇪🇺で活躍。

種牡馬としての特徴は、全ての能力の平均値が高いところ。全部がずば抜けているわけではなく、中の上から上をコンスタントに排出できた。直仔アンバーシャダイからメジロライアン、メジロブライトと繋いだが、父系としては残念ながら途絶えてしまっている。

ただ、母系ではまだまだ見かけることがある。スカーレットブーケからはダイワメジャーやその息子セリフォス、娘アスコリピチェーノ。

ダイナカールからはエアグルーヴ、アドマイヤグルーヴ…と牝系を繋いでいる(現時点ではスカイグルーヴが現役?)。その間にルーラーシップやドゥラメンテも排出しているし、牝系はまだ大丈夫そう。

余談⑦
ノーザンテースト、いろんなサイト見てても「日本型」といった書き方で見る。欧州型じゃないの?いやでも母方も加味した血統的には米国型では??わからん。その辺の区別の仕方を教えてえらいひと。

https://w.atwiki.jp/monosashi-keiba/pages/95.html

余談⑧
「母父として、父の特色を出すのに秀でた系統」というものがある。リファールやサンデーサイレンスがそうであるというのは聞いたことがあるが、テーストもそうであるというなら、ニックスしやすいのも噛み合ってノーザンダンサー系は大体がそうなんじゃなかろうか?どっかでストームバードもそうって見た気もするし。

https://tospo-keiba.jp/onkochishin/14462


🇪🇺ザミンストレル

あんまり特記することはなかったんだけどゴールドシップの血統にいたので補記程度に。

ゴールドシップの母母父父。ノーザンテーストと腹違いではあるが、それぞれの母の父は同じヴィクトリアパーク。つまり血統表の上ではノーザンテーストと75%合致するので、特徴も近しいものなのではないかと予想。

馬だと母をもとに半兄半弟というので厳密には違うけど、同じ父を持つ姉妹が同じ牡馬の仔を産んでいるわけで…馬界ではよくある話だしいいんだけど、人間で考えちゃうとやっぱ…近いな…笑

🇪🇺トライマイベスト/エルグランセニョール

全兄全弟の関係なのでまとめて。

他の直系と比べると「おっやってる〜?」くらいの頻度でひょっこり顔を出す系統だけど、近年はトライマイベスト直系のサトノクラウンやその息子タスティエーラの活躍で見かけやすくなった。

産駒の傾向は調べても出てこなかったんで想像だけど、母父はバックパサー(ダートのイメージあるけどどうなんだろ)、母母父はスピードもあるスタミナ型のハイペリオン系と考えると、ややパワーやスタミナ寄りな気はするんだよな。とはいえ主軸はノーザンダンサーだからスピードはあるし、バランス型なのかも?

トライマイベストは日本に輸入されてからすぐに亡くなったからか産駒としてはオンワードアトゥの方が人気かもだけど、血統表ではラストタイクーンの方がよく見る。なにしろキングカメハメハの母父だからねえ。

エルグランセニョールは受胎率が低かった分、同期のサドラーズウェルズに勢力図では負けてるけど、こちらもロドリゴデトリアーノから矢作調教師の逸話で有名なスーパーホーネット→ハイパーホーネットと繋いでいる。

🇪🇺ヌレイエフ

さて本題のヌレイエフ。基本はスピード系となる。しかし特化かと言われるとそうでもなく、スタミナやパワー面もある程度ある上に持続力もあり、全体的にバランスよい。

とはいえやっぱり目立つのはスピードなので、母にもよるが基本的にはマイルの方が向いている。

ヌレイエフ直系のシンエンペラーは父側がヌレイエフ×ダンジグのスピード&パワー型、母側がサドラーズウェルズ×ニジンスキーのスタミナ型なので、個人的には2000-2500なら問題ないと思っている。

余談⑨
とはいえ全兄のソットサスは凱旋門賞馬だし、完全に欧州型だよねえ。日本でどうかって疑問もあるけどスピード型が父側ならいけるか?とも思う。瞬発力はないみたいだから、ロングスパート戦法になったら……と期待してたり。走法がどうかにもよるが。

話をヌレイエフに戻して。
ヌレイエフは母父としても優秀で、日本でも母父ヌレイエフ産駒はジャングルポケット、イーグルカフェ、トゥザヴィクトリー、ゴールドアリュール、フサイチパンドラなど名馬が並ぶ。種牡馬はジャンポケからトーセンジョーダンやオウケンブルースリなど続いているもののそれ以降ではまだ強豪名馬は出ていない。一方でフサイチパンドラからアーモンドアイを排出するなど牝系で強く残りそう。

ゴールドアリュールもいつもお世話になっております(ダート民)(そのくせヌレイエフ覚えてなかったんかお前)。

余談⑩
ゴールドアリュールはサンデーサイレンス直系で本来なら芝向きなのにダート走れちゃった異色の子。産駒もエスポワールシチー、コパノリッキー、スマートファルコンなどダート一線級。まさか母母父の影響?と思ったけどニジンスキーだった。不思議だね〜。まあこういうこともある。

https://db.sp.netkeiba.com/horse/ped/1999106689/


🇺🇸ストームバード

ダート戦線ではお馴染みストームキャットの父。スピード寄りだけど米国馬らしくパワーもあるダート血統。瞬発力的なパワーではなくスタートから少しずつギアを上げていくようなイメージ。なので母系にもよるが、差しよりは先行や逃げの方が合う。

芝でも重い芝には強く、道悪も問題ない。ガチの道悪巧者パイロ(エーピーインディ系)と比較すると大穴にはなりにくいけど、安定感という意味では買いやすい。

ちなみに仕上がりは早いが早熟でピークを過ぎるのも早いので、若いうちが華だったりもする。

産駒はストームキャットが超有名。
ストームキャット産駒でよく聞くのはジャイアンツコーズウェイ、ヘネシーあたり。ジャイアンツコーズウェイからはShamardalやエスケンデレヤ、ブリックスアンドモルタルも同列。

ヘネシーからはヘニーヒューズ、ヨハネスブルグ。あとはテイルオブザキャット→ジオポンティ→ドレフォンもしっかりストームキャット系。

そしてストームバードもどこだったか、母父になると父の能力を引き出すのが上手いというのをどこかで見たことある、と思う…ソース見つからないけど…。基本的にはサンデーと同じく父の全能力バフみたいな感じで捉えていて、ストームバード系の母父だからこの馬はダートもいける!というような考えはあまりしない。母母父もそうだったらちょっと考えるけど。笑

砂関係だと芝よりペラペラだねえ!!笑

🇺🇸ダンジグ(ダンチヒ)

最近の日本でもよく見るね。一言で言うと短距離の鬼。スピードゴリラ。パワァーー!!
小柄だからかピッチ走法気味らしい。小回りとか道悪には適している。

余談⑪
ピッチ走法といえばドリームジャーニーをまず思い出す。生で見たわけではないけど馬好きのとある漫画家さんが描かれたドリジャが可愛くて。笑 出典に作品のポスト載せてそっと宣伝するスタイル。

https://x.com/ryo_sumiyo6492/status/1849128245276627274?s=46&t=ty7xSUVY28sZtbR64tfiGQ

個人的には基本のイメージは重めの芝でも豪速で疾走するパワー系スプリンターなんだけど、日本の高速芝にも適応している節もあって、母父サンデー系だったりミスプロ系だったりすると2000までなら安心して買っていたりする。

ロベルトやボールドルーラーだと中山に期待したりとか、汎用性が高い。母父になってもスピードやパワーの面で力強い支えになる。

ダンジグ産駒で血統表でよく見るのはデインヒル、グリーンデザート、あとはチーフズクラウン、ウォーフロントあたりかな?

デインヒルからダンシリに繋いでのハービンジャー、あとはロックオブジブラルタルもときどき見る気がする。

かの凱旋門賞を勝ったシーザスターズやゴールデンホーンはグリーンデザート産駒ケープクロスの系譜。ケープクロスはスプリンター&マイラーの血族であるダンジグ系の中では異端のクラシックも走れる系統。

チーフズクラウンはアグネスデジタルやディープスカイの母父。南部杯を獲ったゴールドティアラの母父でもある。

他にも活躍馬はたくさんいて、アグネスワールド、インヴィンシブルスピリット、アポロケンタッキーともうたくさんいるので割愛!
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ダンジグ系

とにかく類い稀なるスピードを持っていて、個人的にはノーザンダンサーの中でも一番広まっているんじゃないかと思っている。

【25.02.14追記】
最近はスピードというよりはパワー、筋肉のイメージ。高速芝に適応しているというよりは、パワーのいるコースに強いと考えている。

🇪🇺サドラーズウェルズ

英国の誇り。ダンジグの次によく見る気がする。自身は強かったからスピードもあったんだと思うけど、産駒の能力については全くでは無いがスピードを内包してない印象。ただそれを補ってあまりあるスタミナの化身。そしてその遺伝力と成長力も引き継がれる。

これが母父に入るってだけで優秀なエネルギータンクを積んでるのと同義。

実際日本の高速馬場に対応できる産駒はあんまりいなかったけどオペラハウスだけは通用していて、テイエムオペラオーやメイショウサムソンを送り出している。

凱旋門賞でよく見るのがサドラーズウェルズ×ダンジグなんだけど、サドラーズウェルズ系はガリレオやモンジュー、フランケルがマジで多い(あたりまえ体操)。

これにダンジグ系で凱旋門賞勝ち馬のシーザスターズとか入ってみ?最強でしょ(小学生)。

まとめ

よく見る系統はこの辺くらいだと思うんだけど、なかなか…多い、ですね……!

なるべく現代までどう繋いでいるのかざっくり見ていったけど、傍流やら牝系やらまで追うのはさすがに厳しかった。名牝とかももうSpecalしかわからん。わからん!だが調べるのは楽しい。


なんでいきなり8,000字書いてるんだ私は。

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