スノウブレイクの☆5 マリアン・アマツバメに関するキャラ性能考察
☆5マリアン・アマツバメのまとめ
どんなキャラ?
至近以外の近中遠距離でダメージを稼げるアタッカー。
中遠距離専門の☆5肴(ヤオ)や至近近距離が得意な☆5、☆4ファニーと比べると見劣りするが、どの距離でも迅速なザコ敵処理が可能。
対ボス戦でも、比較的安定的にダメージを稼げる。
良く言えばオールラウンダー。悪く言えば器用貧乏。
プレーヤースキルの向上が、DPSの上昇にもつながる、シューターゲームとしてのやりごたえを感じられるキャラ。
こんな人にオススメ。
こういったTPS(サードパーソンシューティング)は不慣れ。でも、楽しみたい。
一線級のパーティは完成した。2部隊目を育成する時の軸となるキャラを選びたい。
メタバースで、寄せ集まったキャラ達の中で、自分に役割を与えて遊びたい。
基本情報
使用武器:スナイパーライフル
属性:動力系
キャラの特徴
回転率の良い通常技と通常射撃(腰撃ち)をメインに立ち回る。
スナイパーとして、遠距離への射撃も担当できる。
パーティの役割:
メインアタッカー。主な操作キャラとして戦場に出続けて、射撃やスキルを駆使して敵を殲滅していく。
随伴兵としては、ヒーラー枠に☆4辰星がほしい。通常技の設置物が与える継続ダメージは、ザコ敵処理に有用で、速度を上げる、というよりも「2射撃」での確殺範囲を広げてくれる。もちろん、☆4肴もヒーラーとしては十分だが、武器種被りによる咄嗟の対応の辛さを考えるとこちらの方が何かと便利。
バフ役として、☆4フリティアや☆4エンヤ、☆5アカシアなどが考えられる。ここは好みの問題。
対ボス戦
とりあえず、DPSを稼ぐ。射線の都合、人型の頭部弱点が狙いにくい場合が多い。その際は弱点を諦めて射撃を止めないことが優先。下手に射線を通すために移動する時間がもったいない。
メタバースなどの敵のタゲが分散しやすい際にも、撃ち続けることを意識。後述するが、ゲームのシステムとして、ボスの弱点に当たらないこともままにある。
メタバースでの立ち回り。
他の隊員の様子を見て、狙いを変える柔軟な立ち回りを行う。
☆5肴がいるなら、遠距離の敵は任せる。
ファニーやリフがいるなら、近距離や、彼女の進行方向にいる敵は任せる。
余った敵を狙うか、火力の都合で一撃で落とせていない☆5肴の後始末、ファニーやリフを狙う敵を落としてあげると自己満足度が高い。
アクティブスキル
通常技
「雲間飛行」
使用通常エネルギー4
クールタイム5秒
スキルストック2つ
即座に動力系ダメージを与える。弾倉内に弾が1発以上無いと発動不可。
ちなみに、メタバースのバフで「弾倉最初4発の火力上昇」のようなモノがあるが、その際には消費されない。
敵に命中時に「落ち羽」を3秒マーキング。
マーキング中は、通常射撃が自動命中。一度命中すると、マーキングは消滅する。
「雲間飛行」は会心一撃が発生し、弱点に攻撃できる。
cloud shot can deal CRIT or weakspot, and deals double DMG to shields.
ゲーム原文、英語表記を転記。
キャン、ディール、という表記なので、「必ず、〜〜になる」ではなく「発生させることができる」というニュアンス。
パッシブ
ADS射撃が命中した場所に「割れ羽☆」を2秒間マーキングする。次回「雲間飛行」を発生した際に「割れ羽☆」のマーキングされた箇所に命中する。「割れ羽☆」のマーキングが消える。
このキャラクター最大の特徴。
「落ち羽」「割れ羽☆」というマーキング。実はつい最近まで全く同じ名前だと勘違いしていた。自戒も込めてADS射撃でマーキングされる方は「割れ羽☆」と星をつけて強調する。
ちなみにゲーム上、敵に印されるマーキングの違いを認識できていない。
説明として噛み砕くと以下の通りになる。
ADS射撃を当てると、当てた場所に「割れ羽☆」を2秒間マーキングする。
次回、雲間飛行を発動した際にその弾は「割れ羽☆」へ目掛けて発射される。弾が命中すると「割れ羽☆」は消滅する。
雲間飛行を当てると「落ち羽」を3秒間マーキングする。
次回、腰撃ち射撃(非ADS射撃)を行った際にその弾は「落ち羽」へ目掛けて発射される。弾が命中すると「落ち羽」は消滅する。
「割れ羽☆」に対して、腰撃ちは自動命中しない。
「落ち羽」に対して、雲間飛行は自動命中しない。
「割れ羽☆」「落ち羽」に対して、ADS射撃を行うと、弾はADS射撃で狙った場所に命中する。また、命中した際には新たに「割れ羽☆」がマーキングされる。
よって、マリアン・アマツバメは以下のようにダメージを稼ぐ。
ADS射撃→「雲間飛行」→腰撃ち。
上記の3射撃を1セットとして、DPSを上げていく。
ザコ敵に対しては、敵の体力との相談で
ADS射撃
ADS射撃→「雲間飛行」
「雲間飛行」
「雲間飛行」→腰撃ち
と、敵を倒す。
☆5肴と比べて、ザコ敵を倒すのに最大3発必要になるが、逆に言えば刻むようにダメージを与えるので微調整が可能。ここが☆5肴との差異になる。
十分に☆5肴を育てた場合、一射でザコ敵を倒すことができるが、与えるダメージは過剰になる。射撃間隔=敵の殲滅速度になるため、地下の清掃などの制限時間付きステージなどではマリアンに優位がつく場合がある。
地下の清掃の場合、HP残量がクリア条件に関わる場合があるため、☆4の肴や辰星をパーティに入れたく1枠が埋まる。残り1枠をサブアタッカーにするか、サポート役にするかの選択になるが、性能が丸いマリアンと尖っている☆5肴とでは選択肢に幅を出せる。
マリアンの能力で、使用武器の弾倉内の最大値が1増える為、コッキング式のスナイパーライフルでも6発の弾倉で取り回しが可能。
コンパクトに収めるなら、最大2セットダメージを取り、リロードを行うことで、スキルクールタイムと合わせて継続的な戦闘が行える。
注意点
ADS射撃から始める場合、着弾点に「割れ羽☆」のマーキングが付く。
万が一弱点部位に当たらなかった場合、当然次の「雲間飛行」も非弱点に命中する確率が高い。「雲間飛行」も会心一撃が乗るので、ダメージ損が発生する。
AIM力が、そのまま火力に直結するのはスナイパーの定めである。2射、3射と当てる弾数を増やすことでリカバリーが効くがセットプレーで敵を倒さないと、敵の掃討に時間をかけてしまう。
クイックショットに関しては、過去記事に記載があるので参照されたし。
スキルの説明によって誤解されやすいが、「落ち羽」「割れ羽☆」に命中する、というのは、トリガーすれば必ず当たるにという意味ではない。
厳密には「レティクルを操作しなくても自動でその場所にAIMをしている状態になる」と言える。
もし、射線を遮るように他の敵や遮蔽物、敵の他部位が存在すれば、そちらに命中する。また、通常技発動時にバックステップ、もしくはサイドステップを行ってから射撃するため、射線管理が難しい。標的が自分より高い位置にいる場合はまだしも、打ち下ろし、階段下などの状況では射線が通らなくなる場合がある。ステップ終了、もしくは途中に射撃が開始されるようである。
発射地点はマリアンの握るスナイパーライフルの銃口であり、普通の弾丸の軌跡を描いて飛んでいく。
ハンター・ハンターの「死亡遊戯(ダツDEダーツ)」ではなく幽遊白書の羽霧のテリトリー「スナイパー」といえば分かりやすいか。
ステップに関してはニュートラルで後方。移動中は移動方向にサイドステップ、前方にはステップしない、3方向しかない模様。射線意識を強く持つなら、敵の盾とは反対方向、つまり向かって左側に移動しながらの射撃が良い。敵のデザインは、左肩に部位破壊可能なアーマーがついていたり、大盾がついているものがほとんどである。
神格神経強化でスタック数が3になる。もう一つが「雲間飛行」が射撃ダメージ増加とADSダメージ増加のバフを受けられるというもの。
特にスタック数増加は戦闘継続時間の増加に必須と言っていい。
支援技
「スカイストライク」
使用通常エネルギー20
クールタイム15秒
後退射撃。
敵をノックバック。8秒間のスキル阻害。
使用したキャラごと後ろに下がり、前方に動力系ダメージ。敵を吹き飛ばす。
後方に十分な広さがあれば、敵との彼我距離を大きく離すことができる。
ボスや大型の敵など、吹き飛ばせない的に対しても後方に下がるため、距離を取ることが可能。ゲーム内容によっては落下死も狙える。
吹き飛ばし特有の、敵強制ダウンのため、弱点部位が狙いにくくなるという仕様もあり、仕切り直し用と割り切る使い方が良いだろう。
神格神経強化で「暴走状態を解除する」というものがあるが、未だによくわからない。
ワンチャンス、ボスの行動パターンを一部強制解除する、ような使い方かもしれない。ただ、アタッカー軸での運用がメインのマリアンが控えに回ることはあまりないだろうから、仔細が判明してから使う感じで良いと思う。
爆発技
「足の無い飛ぶ鳥」
使用爆発エネルギー60
クールタイム30秒
前方に強力な動力系の範囲ダメージ。
10秒間のスキル阻害。
エネルギー60と燃費の良い爆発技。
遮蔽物も貫通するようで、正面に装甲のある自動機銃も吹き飛ばせる。
弱点は、一方向という指向性が高いこと、名前がダサいこと。
纏まったダメージを取れるが、きちんと育てたマリアンの場合、セットプレーのほうがダメージが出る。もしかしたら、属性一致の武器を使ったほうがいいのかもしれない。要検証。
神格神経を強化することでさらに使い勝手が良くなる。
1つ目が、技を放ってから10秒間「雲間飛行」と射撃のダメージが防御の20%無視。
ダメージ計算式が明らかになっていないので、どれほど効果的かは分からないが、防御無視は強いと相場が決まっている。
2つ目が、技を放つとリロードされる。
地味だが、1つ目と合わせて、瞬間火力の底上げになる。
通常技のスタック数との兼ね合いになるが
ADS射撃→「雲間飛行」→腰撃ち
上記をセットプレーとして
(セットプレー)✕2→「足の無い飛ぶ鳥」→(セットプレー)✕2→リロード
が上げられる。
敵ボスの怯み行動の長さには間に合わない場合が多いため、先の2セットを省いてスタートしても、DPSは上がる。
神格神経強化
改めて立項
レベルキャップもあるが、1キャラに付き4つまで強化する使い方が、育成素材的にも良いかと。一度開通してしまえば、同キャラ内でのスキル振り直しは可能な為、ソロプレイでは支援技に、メタバースでは爆発技に振りなおす、などと柔軟に運用できる。マリアン、通常技と爆発技それぞれ2つ開けるのをオススメする。
「雲間飛行」
①スタックが、2から3になる
②「雲間飛行」が射撃ダメージバフ、ADS射撃バフの影響を受ける。
①は必ずと言っていいほど取った方が良い。セットプレーになれると3でも足りなくなる。個人的には☆4の辰星と同隊させ、スタックが切れたら辰星の通常技設置、などしている。
②に関しては、よく分からない。おそらく、恩恵を受けているだろうが、上がり幅に関してどれが最も効率的か、調べる必要がある。今のところ、最効率は後方支援のダルマチームが最有力である。何かしらの方法で2つのバフを得られた時、両方適応されるのか、より上位の方が適応されるのかは不明。
「スカイストライク」
③暴走状態を解除できる
④吹き飛ばし威力増
正直開けたことがないので、よく分からない。というよりも他4つの使い勝手が良すぎる。
「足の無い飛ぶ鳥」
⑤10秒間「雲間飛行」と通常射撃が、敵防御20%無視
⑥使用後、弾倉がリロードされる。
⑤に関しては火力増強。特にシールド持ちのボス削りには「雲間飛行」の2倍ダメージと合わせてかなりダメージを見込める。
バフ条件が発動時に、であるため動き回る敵に狙いすまさなくても撃っちまえ精神でいいと思う。そこは爆発エネルギーが共通、という部分との兼ね合い。
⑥に関してはボス特化。優先度は低くても良いが、使っていて一番楽しいのは間違いなくこれ。ただし①を開けてないと、クールタイムが間に合わないことが多くなる。
優先順位はほぼマストで①
以降、②⑥⑤と続き、最後に④③。
もちろん、スキルの振り直しが可能なので、①以外は使ってみて、付け替えていけば良い。
後方支援
特殊効果として2人から効果が乗るが、3人効果を消してまで優先すべき個体は見つかっていないため、3人1チームでの運用が望ましい。
基本的にアタッカー御用達の☆5「ダルマチーム」「アマノイワトチーム」が適正が高い。
爆発エネルギー周りに補助が入る「新葉チーム」で足の無い飛ぶ鳥を回すことも悪くはないが、そのバフ効果は部隊の3キャラ全てに効果があるため、随伴する補助役に持たせたい。
☆4で妥協するなら3人効果で動力系にバフがかかる「ニンフチーム」か「詩人チーム」でよいだろう。スキルにバフをするか射撃にバフをするか、2人効果の違いでしかない。
☆5の後方支援に関しては、アタッカー起用の☆5肴、☆5☆4ファニーならばどちらも最有力候補になるため、両方とも育てておいて損はない。むしろ、2組ずついても問題ないだろう。厳選まで考えると、複数人所持をして育てて、組み合わせの幅が広がる。この辺は、原神の聖遺物の考え方が参考になる。
「ダルマチーム」
2人効果:射撃ダメージ+24%
3人効果:通常技を使うと通常射撃ダメージ+46%。5秒持続
「アマノイワトチーム」
2人効果:射撃ダメージ+24%
3人効果:会心ダメージをした後、ADS時の射撃ダメージ+10%。最大で5スタック。退場で効果が消える。
差異は3人効果。
「ダルマチーム」は、通常技である「雲間飛行」を使うと、その後の腰撃ちにバフがかかる。5秒持続は短く感じるかもしれないが、マリアンにとっては運用上問題はない。
「アマノイワトチーム」は、会心ダメージを出したあと、ADS射撃に10%バフ。最大50%、退場時に効果消失。
厳密な計算はしていないが「アマノイワトチーム」のフルスタック状態を維持し続けるのが一番バフ効率が良い。キャラを頻繁に変える、弱点を狙う自信がない場合は「ダルマチーム」にしてセットプレーを意識して運用。同キャラを使い続けるメタバースや、バリバリに弱点を当て続けられる自身があるなら「アマノイワトチーム」でよいだろう。
ただ、アポカリプスを勧めていくと腰撃ちの頻度が上がるため「ダルマチーム」の方が有効になるかもしれない。
マリアンの場合、本来ならバフの乗らないアクティブスキル(通常技)である「運用飛行」が、両チームの3人効果の影響を受けることができる神格神経スキルが存在するため、汎用性がある。
自分の所持キャラや育成具合に合わせて、余っているチームを就ける方針で構わないだろう。ここでも器用貧乏加減がにじみ出ている。
アポカリプス
(エアプ)
1凸
「割れ羽☆」の持続が3.5秒に。
「運用飛行」が命中しても「割れ羽☆」は消えず、命中すると持続時間がリセットされる。
「割れ羽☆」なので、ADS射撃からのマーキング。
一時的に「落ち羽」と「割れ羽☆」の2つがマーキングされた状態になる、のか?
通常技連打で、弱点部位に瞬間的に叩き込む使い方になるだろう。
ザコ敵相手の体力調整に使えるか。
対ボス戦なら、
ADS射撃→「雲間飛行」→「雲間飛行」→「雲間飛行」→腰撃ち
と、短時間での高レート射撃が実用的か。進行方向を指定しての「雲間飛行」で距離を稼いで、弱点部位への射線を通してから腰撃ち、のようなアマツバメスーツの企画した高機動スナイパーごっこができる。
強いかは知らない。
2凸
マリアンの通常射撃が「落ち羽」に命中すると、その射撃のダメージ+25%
「落ち羽」なので「雲間飛行」からのマーキング。
通常射撃なので腰撃ち。
セットプレーの火力上昇。
「ダルマチーム」の恩恵が強くなる。
パーセントバフなので、正式なダメージ計算式が分からないと正確ではないが、弱点部位に当てた会心一撃と非会心の差は広がりそう。
凸3以降は、あまり現実的ではないので割愛。
ただ、文を読むに「雲間飛行」の使い勝手向上のようだ。
魅力的なピックアップキャラが増えれば、自ずとガチャを回す機会が増え、恒常すり抜けで出会う場合が増える。あえて嬉しい、と思うと心のダメージは少ない。
後方支援のサブオプションについて。
ここからは後方支援の厳選の話になる。そこまでたどり着くにはどれだけの熱量がいるのだろうか。感想だけ残しておく。
☆5の後方支援組はレベル12達成で3つ目のサブオプションが開放される。
未だにどのステータスが効果的なのかは情報が少ない。曰く、同じステータスでも数値上昇に差があるらしい。
オススメは、会心一撃のダメバフ、スキルクールタイム減少のスキル急速だろう。本来スキル急速は、クールタイムの長いものに適応したほうが恩恵が大きいが、マリアンの場合、5秒ですら長く感じる。アポカリプス凸3の「雲間飛行スキルクールタイムが1秒減少」が存在する程度には、ぶん回していくものだ。
最後に。
0807の大型アプデで、☆5辰星がリリースされる。
どうやらアタッカーポジションのようだ。
オールラウンダーたる地位のマリアンと、アサルトライフルという満遍なく戦える辰星とは、セカンドパーティのアタッカー枠で競うことになりそうだ。
☆5マリアン愛好家として、その前にこの文章を残しておく。
皆のガチャが上手く行きますように