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スペイ2018年3月11日(日)バイバイへレス、セビージャへ

(別ブログに過去投稿した記事です。少しずつ移行中です)

ヘレスからセビージャへ移動の日。

朝7時半くらいに起きると
その1時間後くらいから同居の方々も起きてきました。

朝ごはん食べた後、
慌ただしく荷物をまとめ始め、
キッチンからも、洗面所からも、
自分の部屋からも
どんどん物がなくなっていって、
なんだか気持ちだけおいてけぼりな感じ。

つい昨日まで、
どこにでも3人の生活品があふれていて、
居間に吊るした洗濯ロープには
練習着が干されていて、
「おはよう」「行ってきます」「ただいま」
「今日のクラスどうだった?」etc、
賑やか過ぎるくらい賑やかに
会話が飛び交っていたのに。

大盛りのパスタを食べたり、
カレーをごちそうになったり、
ポテトチップを食べながら、
談笑したりもしました。

ああ! すごく寂しい!!

どうしようもないくらい
心はワサワサしているのですが、
引き払うにあたって
やることはたくさんあり、
感傷に浸ってばかりもいられません。

メール確認と情報入手のため、
WIFI求めて、中国バルへ。
(連日の雨で地域全体的に断線している状況ですが
その店のWIFIは無事)

しかし、今日は日曜でバルはお休みでした;
試しにバルのアーケードの下で接続を試みると
つながったので、
最低限の用事や調べ物をすませることに。

と、突然凄まじい豪雨!

「助けてー」といわんばかりに
隣の「ROMA」カフェへ駆け込み入店。

無駄にチュロスを注文してしまったのですが、
これがかなり美味しくて
なんだか心落ち着きました。

カリカリして、つい夢中で食べてしまったチュロス。
手帳作業もできて、降ってわいたよい時間でした
食いっ散らかしだけど、こっちが伝わるものある苦笑

家に戻る途中、ふと、すっかり我が物顔で歩いていた通い慣れた道がよそよそしい知らない道に思えました。

「去る」って、複雑。

この道をまっすぐいって、左に曲がって…。フラメンコシューズや着替えが入ったバッグを持って、いつも前のめりぎみで歩いていた自分の姿が見えた

同居人の1人は、私より少し先に出て、
もう1人は、私より少しあとに出ます。

とはいえ、行く先は同じセビージャで、
1人とは確実にすぐ会えるし、
軽くさよなら。

残して持ち帰ったチュロスを
「これ、良かったら食べて。意外とおいしいよ」と
絶対迷惑だっただろうに
残った同居人に差し上げて、
「またねー」とドアを閉め、
へレスをあとにしました。

1時間くらいバスに乗ってセビージャ着。

久しぶりに日本の音楽を
思う存分聴きながら
車窓の風景を楽しみました。

へレスからセビージャへ。ちょっと雨模様。気分はセンチメンタル

ピソを借りていますが、
今日だけオスタル
(ホテルの1ランク下の宿泊施設)に宿泊です。

セントロから少し離れているとはいえ、
ネットの評価通り素晴らしい!!

親切、清潔、
アメニティーもコーヒーも
ポットも揃っているし
シャワーはなんと2口
(真上からと取り外し可能なもの)。

受付の人も親切で
満足過ぎました。

Hostal San Vicente

【関連リンク】オスタル サン ビセンテ(Booking.com)

一方、
夕食のバル選びは超大失敗し、
とにかくものすごくまずい…。

近くのコンビニみたいなスーパーで
ポテトサラダとビールと生ハムを購入し、
部屋で食べて口直ししました。

就寝。私、電池切れ。


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