
スペイン2018年4月12日(木)ダビ・ペレスとアデラのライブを観て大事な気づきを得る
(別ブログに過去投稿した記事です。少しずつ移行中です)
雨。
レッスン終わり、スタジオを出たところで
アリシア(先生)が私のコートを掴み、
「これいいなあ。ユニクロ?」と。
急な質問で
「ん??違いますよ~~」とだけ答えましたが、
そうか、スペインでもユニクロが浸透しているんだなと
あとで思いました。
レッスン後は、自主練習へ。
セビージャでスタジオを予約して
練習する…というのも今日で最後です。
広くて、音もよく出るスタジオでした。
もっと使っていたかったなあ。
なにより、東京での環境とはちがって
歩いていけるのがとてもいい!
金銭的なことはもちろん、
精神的なゆとりも、時間的なゆとりも
だいぶちがうんだもの。
夕方からは二夜連続でフラメンコライブ鑑賞。
本日は「Casa de la memoria」へ。
出演は、
ダビ・ペレ(踊り/タラント)
アデラ・カンパージョ(踊り/シギリージャ)
ヘロモ・セグーラ(歌/アレグリアス)
ダビ・バルガス(ギター/?)
タンゴ・デ・マラガ、ブレリア
クーラーがきつかったのが難点でしたが、
ライブ自体はこれまた最高!
うわーすごい!と思う動きがいっぱいで
お客さんも思わず「わあ!」「わあ!」と
感嘆の声を上げていたほどです。

昨日観たライブもそうだったのですが、
それぞれの十八番!を踊っていました。
他の曲を踊ることもたくさんあると思います。
でも、
今回の滞在中に見たいろいろなライブでは
必ずといっていいほど、
「これぞ!」という代名詞的な曲を取り入れてたように
思います。
教える時も、
同じ時期にたくさんの曲を
教えてはいないように思います。
1曲を何年も何年も踊り続けて
自分にもお客さんにも染み込ませて
そうして育てていくって
とても素敵で大切なことなんじゃないかと
改めて気づかされました。
踊りを見ていて
「それ、youtubeで観た~知っている~!」という
ジャマーダやレマーテがたくさん出てきても
あきるどころか、
生で、「今この瞬間」見れて、
すごく贅沢な気持ちになります。
私はというと、
ソレア、アレグリアス、タラント。
この3曲をルーティンしていますが、
自分の看板を決めるには
まだまだ修行不足です。。
でも、今回の滞在中ずーっと
アレグリアス(またはカンティーニャ)を
習っていたので、
しばらくはそこに
重点を置こうと思っています。
長くなりますが、
もう少し書いていいでしょうか。
ライブ前にバルで
モンタディート(サンドイッチ)を食べながら、
「この先どうしようかなあ」と
考えていました。

そうしたら、妙にくっきりと
自分のやっていきたいビジョンのようなものが
具体的な言葉で湧き上がってきました。
思わず、手帳にメモ。
バルに入る前は雨が降っていて
どんより空だったのですが、
クリアな気持ちで外に出ると、
なんと雲を切り裂くような光が差していました。
この光を、ずっと覚えていようと思います。
