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スペイン2018年3月9日(金)WIFI切断で頼みの綱はバル、公演はIsabel Bayón

(別ブログに過去投稿した記事です。少しずつ移行中です)

フェスティバルも残り一日。
というタイミングで、家のWIFIが切れました。

ここ数日の悪天候の影響らしいけれど、
本当??

電話も繋がらない地域もあるらしく、
けっこうおおごとです。

しかも、今日は金曜、
明日は土曜で、明後日は日曜。
スペイン人が復旧にあくせくしてくれるとは思えない。

そこで、中国人が経営しているバルを
頼りにすることにしました。
そのバルを以前発掘したのは同居人。
「美味しいし、安いし、ネット繋がるし最高!」
との賛辞を思い出したのです。

早速行ったら、
レアル・マドリードの試合が
テレビで放送されていて、
お客さんは画面に釘付け。

WIFIは無事に接続! カフェ・コン・レチェを頼んで、必要なネット作業をこなす

ナイター中継見ながら
定食屋でご飯食べる日本の原風景さながらで
とても安らぎました。

それにしても雨(っていうか暴風雨)
には困ったものです。

フェスティバルで掻き入れどきというのに、
バルの売り上げも例年の3分の1とのこと。
気の毒です。

今回の雨には本当にまいった…

アンドレスのクラスでは
頼りにしていた友人が一日早く今日で終わり。
寂しいし、明日の最終日を前に焦ります。

パルマのクラスでは、
コントラ(裏拍子)の練習。
「コントラは大勢で叩くものじゃない」
と先生がいい、
私ともうお一人にコントラ指令。

先日パルマクラスで踊って以来、
完全にロックオンされた模様です。

でも、おかげで
度胸もついたし、勉強にもなりました。

劇場公演は、
以前に習ったこともあるイサベル・バジョン。
現在の師でもあるアリシア・マルケスも共演。

この2人が出るなら
ド直球の女性らしいフラメンコが観たい!
というこちらの思いとは裏腹に
かなり変化球の公演内容でした。

奇抜なアイディアと踊りが売りの
イスラエル・ガルバンが演出ですからね。

そうは言っても、
やはり「品」というのは滲み出るものです。

ロックでパンクで
アンダーグラウンドな感もありましたが
彼女たちの品が漂い、
観ていて不快感はなかったです。

むしろ、
「絶賛はされないだろうけれど
殻を破って、挑戦したい世界をやってみる」
その勇気をリスペクト。

【関連リンク】Isabel Bayón (‘Dju-Dju’)-XXII Festival de Jerez(動画)


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