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「旅するルイ・ヴィトン」と帝国ホテルの思い出

(2016年6月18日に別ブログに投稿した記事です。順不同で少しずつ移行中です。最後に振り返っての感想も少し。)

あまりに評判が良いので、行ってみました、
「旅するルイ・ヴィトン」@紀尾井町。

入口の背景パネルデザインもかっこいい。微妙な文字間隔とか線の細さとか、とにかくすべてがたまらなくいい…

すごく面白かったです!

時を経て「陸・海・空」と進化していく旅のかたち、
それに合わせた鞄の機能とデザイン変化の旅。
ルイ・ヴィトンというブランドの進化の旅。

お客さんも、旅をしている気分になれる会場のつくりと展示方法で
私も、昔の汽車や車、飛行機といくつもの旅のスタイルを疑似体験し、
楽しむことができました。

それに、ブランドの精密さ、美しさ、信念をじっくりとたたきこまれた気がします。

中のブーツや小物も当時の物

それぞれの展示を見ては、
昔の人は今以上に物を愛おしんで、大事にしていたんだなあと、
つくづく実感。

また、その大事なものをしまう鞄であるからこそ、
細部にまで気をつかった逸品でなくてはならない。

すごく納得しました。

実演。鞄の細かい部分にも、美しさへのこだわりと 職人の技術が生きていることがわかりました。

盛りだくさんの内容で(かの有名な板垣退助さんのトランクまで見れた)、
ポスターまでもらえて、
シャトルバスまででていて、
ドアマンのサービスもあるのに、
なんと、無料!

大満足です!!

そのあとは、帝国ホテルへ。

庶民の私がなぜそんな格式あるホテルへ向かったかというと、
ハレクラニフェアをやっていたからです。

スペインも大好きですが、同じくらいハワイも大好きなので、
ワイキキにあるホテルの味が楽しめるとあっては
行かないわけに行きません。

税込2400円…だったかな、のデザートセットを満喫しました。

水もおいしい…

おいしいし、
コーヒーもなくなったころに
「おかわりいかがですか」と声をかけてくれるし、
パーソナルスペースも広くて
ほどよい静けさで、リラックス。
値段分以上の良い思いができました。

実は、何回か、正面入り口付近を、
行こうか戻ろうか、往復しました。
なんとなく気後れしてしまったのです(苦笑)

堂々とホテルを上手に使える大人になる予定でした。
現実は、まだまだということです。

そのあとは、一度自宅へ戻ってから、フラメンコの公演に行きました。
大変な努力をしたからこそ、
キラキラと舞台で輝いている出演者をみて、
うらやましく思いました。

超充実の一日!!
たくさん栄養をいただきました!

(2024年8月:過去の投稿から8年ほどたっていますが、
いまだにこの日のことをよく覚えています。
仕事は午後休で、その足で向かった展示会。
ちょっと背伸びして利用したホテルのラウンジ。
すべてが当時の私にとって特別で、
後にも先にもこれ以上の展示とおいしい感動には
出会っていないかもしれません。
展示会のパンフレットは今も大事に持っていて、
ときどき眺めています。
一段、階段を上がって、知らなかった風景が見えた日でした。


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