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37歳、成長を感じられなくなった時にやってみたこと②

前回の記事はこちら。SNSでシェアする前に反響をいただき嬉しい限りです。

さて、この記事では終わりまでいけると良いんですが…(難しそう)


無料カウンセリング

たしか1月の終わり。その日は出社日&残業でカウンセリングの時間までに帰宅できず会社で面談をしました。

カウンセリング担当は岡さんでした。

1時間しっかり話していく中で、自分の今のキャリアは、それなりの年収もいただいているし、会社で活躍したシーンもあり、そこそこ自信はあると思っていますが、いざ【本質】や【何を楽しいと思って働いているのか】、もちろん【自分の強み】も曖昧で答えられませんでした。
⇨この自信の部分はトレーニングで紐解いていく中でわたしの妨害者の判断なんだということも露呈。

10年以上同じ会社にいて、職務経歴書を書いたり自分の強みを改めてプレゼンする機会なんてほとんど無いので、キャリアの棚卸ができていなかったと反省しました。

岡さん「事前のキャリアシートを拝見して、宮田さんの場合、強みの確認をして今の会社でさらに活躍するのか、他を見るのかをお伝えすれば良いと思いましたが、それより手前にいるかもしれませんね」
と言われ唖然。(もしかするとそれが得意な営業トークかもしれないですけど)

どうせ今自分の人生に迷っているので、どういうキャリア形成をしていくのが自分にとってハッピーなのか、ぜひじっくり引き出してもらおうじゃないか!と思いその場で即決。

申込内容

こちらのキャリアデザインプランをほぼ即決。
5回の面談と35日間のチャットサポートがついていました。

開始前と4⇨5回目の間に受けるポジキャリ診断が2回、スプレッドシートにある7-8枚のワークをこなしながら自分を見つめ直す内容でした。

私の場合、具体的に今転職したくて申し込んだわけではないので、キャリア実現や年収UPプランは最初から考慮していませんでした。

ちなみに40万や60万のコース料金は高いと感じるか安いと感じるかですが、「ここで自分を見つめ直し、新しいキャリアのチャレンジをする過程で年収が上がれば回収できますよね?」というのが理論のようです!

トレーニング(通常5回+1回)

決済から初回面談までに長期休暇を取っていたので、3月から毎週土曜日のお昼に面談を開始。

わたしのトレーナーは山下さん。

①〜⑧までワークがあって(中身は受ける人のためのものなので具体的な記載はしません)、それぞれのシートの付録もあり、つまづいたらもう少し手前から因数分解して噛み砕いて進めていく、な流れでした。

初回面談

①〜⑤までのワークを初回面談までに終わらせて、自己理解を深めておきます。

初回は事前ワークを元に、
①ワークを通じて自分を知ること
②山下さんにわたしを知ってもらうこと
がゴールで、5回のトレーニングの中でどこまでをゴール設定するかの認識合わせでした。

以前受けたコーチング的な質問の仕方も多く、勉強になりました。

2回目以降の面談

2回目以降は毎回1時間話す中で棚卸すべきアクションプランに対して1週間で何ができたか、自分で何を考えたかを伝えることを繰り返します。

会話の中で「今妨害者でてますね〜」と自分で気づけることも多くなりました。(妨害者については最後に説明しています)

仕事へなぜエネルギーを費やせるのかも会話の中でヒントが見つかりました。
だからここまで頑張ってこられた、今フラストレーションを抱えている、のパキッと境界線が引けた自信はあります。

今後もし転職活動をするぞ!となった場合には、どんなジャンルの企業で、どんなことを大切にしている経営者が率いていて、どんなチーム体制で、どんなことを任されるのが一番楽しいと思えるのかをしっかり言えるようになりました。

ポジキャリ診断2回目

3-40問程度の質問に答えていきます。
受講者平均より元々より高かったですが、トレーニング開始後の受験で、「ここまで考えていなかったからできると思っていた」みたいな設問も多く発生し、トレーニング前と後でスコアが下がっている箇所もありました。

追加のトレーニングが発生

本来5回でクロージングまで進むはずのトレーニングですが、わたしは1回「しっかり棚卸すべき」事案が発生して1回トレーニングを追加しました。(66,000円 ※2023年4月時点)

わたしは一人っ子なので「親のために孫を見せてあげたい」というマインドが30歳過ぎてから大きくなりました。(親の衰えを感じたり、離婚を通じて親への感謝が大きくなったり、理由はいっぱいあります)

「子どもはいなくても」「仕事頑張りたい」という気持ちとで翻弄しており、ストレートに5回の中でキャリア設定のゴールに辿り着けませんでした。

ただし、ポジキャリを受けたことにより、ネクストアクションで何をすべきかがわかったので、今は牛歩で進んでいるところです。

総括

受けた価値はあったと思います。
みなさんがこの費用で同じように有効活用できると感じられる保証はありませんが、少なくともわたしにとっては自分を振り返る、良き機会になりました。

自分の考え方の軸、育ってきた背景、なぜこんなに目標に執着するのか、なぜこんなにストイックなのか、とても自己理解が深まりました。

最終回で5月末までのTODOも実行できましたし、それをもとに新しい視野が開たと思います。

おまけ

サボター(心の中の妨害者)判定

個人的に一番面白かったのがサボター(妨害者)のワークでした。
その他のワークの自己理解に生きた&オープンなサービスなのでこちらだけご紹介します。

これを知ると自分が物事に直面した時に、自分ではない裁判官が相手や状況を裁いていると理解できると、俯瞰した対処方法が考えられて次のステップへ進みやすくなります。

結果についてはこちらの本を参考にしてもらうのが良いと思います。

人格は10歳ぐらいまでに形成されており、基本的には親からの影響がとても大きいと考えられています。
なので自分を振り返る際も、常に中学生前ぐらいまでの記憶を中心に質問が進んでいきました。

保存し忘れて受け直し。潔癖症のスコアが増

例えば、自分のサボターで一番頻度が高いなと自分で思う潔癖症と優等生を一部引用します。

潔癖症

完璧主義で、行きすぎた秩序、整理整頓を求める。
特徴
時間にうるさい、几帳面、完璧主義。
自分にも他人にも厳しい。
思考
完璧にできないなら最初からやらないほうがいい。
感情
自分や他人が高い基準に達していないことにいつも不満で、がっかりする。
自分や他人への影響
不満や不安があり、自分も他人も信じられない。


優等生

たえず実績をあげ、何かを達成しないと自信をもてない。
特徴
不安を表に出さないでポジティブなイメージをつくるのがうまい。
他人の心をつかむために場面ごとに違った顔を使い分ける。
人とのあいだに距離を保ちたがる。
思考
一番になれないならやりたくない。
自分をどんなふうにも変えられる。
感情
自分は成功したと思えることが大事。 それが全てだ。
自分や他人への影響
自分を信じるためには、次々と成功を続けていかなければならない。

よろしければ結果ご覧ください

「完璧にできないならやらないほうが良い」とか「一番になれないならやらない」、「自分をどんなふうにも変えられる」(前回のnoteの与えられた場所で咲くはまさにこれ)、「自分にも他人にもストイック」あたりは「わ〜か〜る〜笑」って思いました。

わたしは「親が喜ぶために完璧でなくてはならない」「親が喜ぶために良い子でいなくてはならない」のマインドがとても強く、考え方が縛られているなと思う部分がたくさんありました。(子どもがほしいとか、親が喜ぶ会社で働いていたい等)

そしてこのマインドがわたしの転職活動や新たなチャレンジを阻むのです。でもそれを棚卸するために良い時間が使えたなと思います。

よろしければみなさんも自己理解のために受けてみてください。
受けた方は結果をツマミにお酒を飲みましょう!キャリアの話なら5時間は止まらず喋れます!

卒業生インタビュー

先日卒業生インタビューを受けさせていただき、公開されました!
よろしければご覧ください。

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