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【徹底比較】改悪?SPGアメックス・マリオットアメックス

2月9日、激震が走りました。
Googleのレコメンドの記事のTOPに「SPGアメックスリニューアル」の記事が。

アメリカでは先行してカードが切り替わっているので「日本もそのうち」という情報は知っていましたがこのタイミングですか。

昨年に8万ポイントをバラ撒いていたのは、このリニューアルのためだったんでしょうか。
コロナでホテル利用が低迷しての策だと思っていたのですが、8万ポイントを配っておけば何も言われないでしょう、ということだったのかなと。

スターウッド プリファード ゲスト® アメリカン・エキスプレス®・カードが生まれ変わります

何度もフリーやお得にリッツカールトンなどにステイしていた通称SPGアメックスが2月24日にリニューアルします。
一部改悪とも思われますが、わたしなりに分析してみたいと思います。

わたし(36歳・管理職)のプロフィール

  • 2018年より保持(今4年目)

  • カテゴリ上位(7-8)ホテルの利用がメイン(主にリッツカールトン)

  • マリオットは健康保険組合で安く泊まれるので利用しない

  • カードの年間決済額は350万程度

    • 会社の経費立て替え多い(会議室予約とか会食とか)

    • サブカードの年間決済額が100万弱ぐらいある(全て集約は難しい)

    • 今年度は400万はクリアできそう 切り替えた初年度からカウントなので、来年もわたしはゴールドエリート

新しいカードは2種類

2022年2月24日から申し込みが開始となる新しいカードは2種類。
プレミアムカードと一般カードで年会費や条件が少し異なります。

Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード

Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・カード

SPGアメックスのあの赤い(ダサめ)の券面では無くなるのは嬉しいですが、まだナンバーレスにはならないんですね。ちょっとガッカリ。

年会費改定のタイミング

2022年5⽉11⽇(水)以降のご請求分から基本カード・家族カード2枚⽬以降の年会費が変わります。また、2022年2月24日(木)以降、1枚⽬の家族カードの新規・更新分の年会費が無料となります。

年会費のお⽀払い⽇は、お客様のカードの発⾏⽇やご登録のお引き落とし⼝座情報により異なります。 ご⼊会初年度は銀⾏⼝座の設定等もあるため、ご⼊会の約2ヶ⽉後に請求させていただきます。 2年⽬以降は、ご⼊会初年度のご請求⽇の1ヶ⽉前に請求させていただきます。詳しくはアメリカン・エキスプレス・サービス・アプリの「ご利⽤状況」からご確認ください。

https://www.americanexpress.com/ja-jp/benefits/marriott-bonvoy-premium-card/special/index.html

わたしは10月の更新なので、10月の更新で変更後の年会費になります。
今新規で申し込む方は来年の2月の更新費用で49,500円か23,100円(税込)が請求されます。

カードの違い

まず、クリティカルに違うのは

  1. 年会費

  2. ポイント還元率

  3. 無料宿泊特典

年会費

SPGアメックス:34,100円(税込)
プレミアムカード:49,500円(税込)+15,400円 ←改悪
一般カード:23,100円(税込)-11,000円 ←これだけ見ると改善

ポイント還元率

SPGアメックス:100円につき3P
マリオットアメックスプレミアム:100円につき3P
マリオットアメックス一般:100円につき2P ←改悪

無料宿泊特典

今まで年会費を払っていれば何も言わずもらえた宿泊特典が150万円以上利用しないと35,000 or 50,000ポイントもらえなくなりました。

改悪ポイント
年会費払うけど1泊フリーで泊まれるしで保持していた方は解約する人も多そう

表にまとめます

付帯する会員特典に差がありますが、詳しくみてみましょう。

字も小さくわかりづらくてすいません

わたしの感想はこんな感じです。

ポイント還元率…一般カードで6掛け程度で持つつもりはなし
家族カード…今のところ共有する家族いないし関係ない
会員特典…400万決済でプラチナエリートいきたいけどハードル高いなぁ
空港ラウンジ飛行機乗るときは必ず使うから付帯してない意味が分からない。無いなら無いで他のカードの付帯で賄える 空港ラウンジはどちらもついてました(画像追って修正します)
無料宿泊特典…50,000ポイントのところは泊まりたいところが無くて、15,000ポイント足しても大してなぁ…
旅行損害保険…メインカードだから基本的に決済してるので問題なし

あと、羽田空港からスーツケースを送れるようになるんですが、帰りは送らないんだよなーと思いつつ。セゾンアメックスゴールドが羽田も対象なんですが1回も使ったことないのでわたしにはメリットなし。
利用する方はスーツケースの送料分はお得になります。

マリオットの会員特典

一般からアンバサダーまで6つのクラスに分かれています。

  • 会員資格:年間0~9泊

  • シルバーエリート:年間10泊 ←一般カードここからスタート

  • ゴールドエリート:年間25泊 ←SPG、プレミアムここからスタート

  • プラチナエリート:年間50泊 ←プレミアム400万使うとココ

  • チタンエリート:年間75泊

  • アンバサダーエリート:年間宿泊日数100泊+対象となるご利用金額年間20,000米ドルを達成

今SPGアメックスを保持すると手に入るグレードはいきなりゴールド。新しいマリオットアメックスは一般は最初はシルバー年間100万決済でゴールドへ。プレミアムは最初からゴールドで開始、年間400万決済でプラチナへ。

今回400万以上プレミアムに付帯するプラチナの年間泊数50泊ってもはや週1で宿泊じゃ無いですか。普通の人は到底達成できない。
それが400万利用できれば付帯するのは嬉しい。

では、その各会員ステータスってどんなメリットがあるの?

会員特典(宿泊)

インターネット、会員料金、モバイルチェックインは共通さておき。
レイトチェックアウトはたまに使います(今もリッツカールトン東京からレイトチェックアウトで書いてます)
アップグレードはリッツカールトンはクラブフロアへは無いようなので残念。

カテゴリ上位にだけ泊まる人は、宿泊としてのゴールド/プラチナのメリットはあんまり無さそうです。

一部抜粋

プレミアムと一般
150万使わず、ゴールドエリートにならないなら、そもそも一般カードさえ持つ必要が無いです

会員特典(レストラン)

ちょっと小さくて見えづらくなってしまっていると思いますが、シルバーなら一般会員と変わらず、ゴールドとプラチナの格差はアリ。

ルームサービスや朝食は割引対象外。
リッツカールトンのハイシーズンのアフタヌーンティーも対象外でした。対象外が多い印象です。
リッツ日光の朝ご飯は宿泊者割引で30%オフになっていた記憶です。曖昧。

会社の健保で予約したマリオットはお部屋に持ってきてもらったケーキも15%割引してくれました。リッツは冷たい、マリオットは優しい(そりゃそうか)

プレミアムと一般
一般を持つメリットはこの箇所においては無し

【おまけ】
リッツカールトン東京はゴールドエリートでもリッツカールトン東京オリジナルの特典が用意されていました。
これはまたリッツカールトン東京のレポートの時に紹介しますが、なかなか悪くなかったです。

どんな人が持つとメリットがあるの?

年間400万円の決済が余裕の人

年間400万ということは毎月34万ほどの決済が必要。

ちなみにわたしは、
初年度:360万
2年目:300万
3年目:330万
4年目(3か月経過):170万

という進捗です。2年目はコロナでロックダウンだったので利用金額が下がりました。初年度ぐらいが基本利用額です(旅行行ったり)

なので、年間400万決済は余裕組ではないです。
きっとこのカードのユーザーのストレッチゾーンが400万なのかなと。

ホテル利用がカテゴリ上位ばかりでは無い人

わたしはこの項目で言うとあんまり…です。
日本国内ならほぼカテゴリ7か8にしか泊まらないので、ハワイが解禁されるといろいろとプラチナエリートの優遇メリットがありそうです。

オミクロンがおさまってハワイ解禁されるとプレミアムを持つメリットありそう!

個人的な感想

マリオットアメックス一般カードは無い

一般カードを持つ選択肢は100%ないかな。
旅行が好きな人がこのカードを持っていると思うので、ANA・JALとかの方が良さそうな気がします。

今まで、紹介やボーナス特典除いて3%前後で年間10万ポイント前後を獲得してきたわたしが、2%(つまり△3割)での加算となると、6~7万ポイントの獲得が限界値となり、獲得コスパが悪い。

結論:持つとしたらプレミアムカード

わたしが過去約1年で宿泊した記録です。
1ポイントあたりの価値を考えると結構メリットはあると思います。
※ホテルの実原価問題と、もっと他のサイト経由で安く泊まれたのでは?はご放念ください
※公式予約はベストレート保証なので、同条件で安いサイトを見つけた場合は価格を調整してくれます。

もし他のカードで仮に1%還元でポイントをためていて、宿泊は正規ルートで予約した場合、4泊で32万円分はメリットがある計算になりました。笑(まぁ自らお部屋のアップグレードはしないですけどね)

なので、14,000円の値上げにグダグダ言っている場合じゃありませんでした。だってわたしホテルで休息したいし、ポイントでお得に泊まりたいし~

という結論に至りました。

ポイント数<宿泊金額が等価以上のところを選んでいるので、お金で払うと30,000円だけど、ポイントだと50,000です。みたいなところを利用されている方は要計算です。
(上記のリストだとリッツカールトン東京・大阪は↑の計算式に沿ってないです)

ちなみにキャッシュでリッツカールトンにも泊ってきましたが、やっぱり京都や日光レベルになると自腹はちょっと痛い…(沖縄は1泊5万ぐらいなので、キャッシュ派です)
でもご褒美で泊まりたい!みたいなときにポイントをためておいて、宿泊するのが息抜きになります。

なので結論わたしは翌年プレミアムに切り替えます!

ここまで参考になった方、少しは役に立った方は♡していただけると励みになります。

まだ申し込みのチャンスはある

2022年2月23日までの申込は34,100円で初年度はカードを保持できるので、迷っている方は最後のチャンスです。

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