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ハワイの統計:ハワイも日本も島国。人が住める土地ってどのくらい?
ハワイと日本は同じ島国で似ているところがたくさんあります。不動産目線から日本とハワイを簡単に比べてみようと思います。
ではここで問題です。住宅地として使えるのは国土の何%でしょう?
答えは、日本は国土の3.2%、ハワイはハワイ全体の土地の4.8%です*。
*参考資料:2020年の国土交通省の白書(日本)、State of Hawaii Office of Planning, Land Use Division, https://planning.hawaii.gov/lud/(ハワイ)
なんか似通ってますよね。
ちなみに日本の国土面積は約37万7947平方KM。(参考:国土技術研究センター https://www.jice.or.jp/knowledge/japan/commentary01#jump_04)
ハワイ州の全体の面積は約1万6684平方KM。(参考:State of Hawaii Office of Planning https://files.hawaii.gov/dbedt/op/spb/Urban-Lands-Project_compiled_Final.pdf)
では誰がどのぐらいのハワイの土地を所有しているのか見てみましょう。
現在のハワイの土地の所有者は大きく分けると以下のようになります。
アメリカ連邦政府、ハワイ州政府、及びカウンティ(郡)の政府が所有する土地は全体の約35%、規模の大きなトラストや企業が所有する土地は全体の20%、そして、45%はその他の企業や個人が所有しています。
使用区域としての区分けはどうなるのでしょう?
ハワイ州では、1961年に発令されたLand Use Law(土地使用法)に則り、1976年にThe State Land Use Commissionが設置され、州全体の土地が大きく4つに分けられました。州レベルで大きく分けられた土地は、郡レベルで細分化されています。
州のゾーニング(ここでいうゾーニングは使用目的別の「区画」といった意味合い)は4種類しかありません。
1.アーバン(都市) 全体の4.8%
2.農地 全体の47%
3.保全地域 全体の48%
4.ルーラル(直訳すると「田舎」) 全体の0.25%
このアーバン(都市)が唯一「住宅地」として使えるところなんです。
郡レベルのゾーニングは非常に細かく細分化されています。例えばオアフ島全体をカバーするCity and County of Honolulu(ホノルル郡)は大きく分けて約35種類に分けられています。代表的なものに、居住地区、アパート地区、リゾート地区、リゾートミックス地区(ワイキキ特別地区)、カカアコ開発地区、ウォーターフロント産業地区、公共用地区などがあります。
ちなみに、ハワイ州には4つの郡があります。ハワイ郡(ハワイ島)、マウイ郡(マウイ島、モロカイ島、ラナイ島)、カウアイ郡(カウアイ島、ニイハウ島)と、ホノルル群(オアフ島)です。
オアフ島全体がホノルル郡に属しているので、ホノルル市から遠いノースショアに行っても、そのあたりをパトロールしているパトカーに「ホノルル警察」(Honolulu Police Department) と書かれているのはそのためです。
ハワイ島が面積としては一番大きく、マウイ郡、カウアイ郡、ホノルル郡と続きます。4つの郡のうち一番小さいのがオアフ島のホノルル郡です。このいちばん小さいホノルル郡に、ハワイ州の人口の75%が集中しています。
日本もハワイも島国で、どちらも山が多いですよね。「住宅」として使える土地がどちらも5%未満なんですね。
。。。って、興味のない方にはどうでもいい話ですね。
ははは〜!
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