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1月の憂鬱

著:御手洗ケール

リテールにとって、1月~2月は例年ビジネスがスローになる時期。もちろん例外はありますが、11月の感謝祭から始まる怒涛のホリデーシーズンが終わると、来たるタックスリターンに備え、人々は冷静になり、自然とおさいふの紐も固くなるというわけです。しかも、アメリカはクリスマスプレゼントといえど簡単に交換、返品が可能なので、お正月明けに返品ラッシュが始まり、それがリテールのスローシーズンに追い討ちをかけるのです。アフタークリスマスのセールでもやれば、売り上げは期待できるかもしれませんが、お客様が定価の商品もセールになるまで待つ、というマインドになるのは避けがたく…。ビジネスオーナーは、しばらくため息の日々が続くことでしょう。

1月早々、大手百貨店のメイシーズが全米17州で36店舗を閉めるという、昨年に続く大規模なビジネス縮小のアナウンスがありました。大手ですら苦戦を強いられている昨今、閉店リストのマップにハワイにも★が付いていたので、まさかワイキキも?と一瞬あせりましたが、地図が小さすぎての勘違い(老眼による見間違い?)。今回の残念な対象はマウイ島ラハイナでした。

ハワイの人は、リバティハウスの頃からこのデパートが大好きです。今でもカップルや親子でショッピングするファミリーの多いこと。年中セールもやってるし、一か所で色々揃うのは、やっぱり何かと便利ですからね。

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新しい年を迎え、新たな希望を見出したいのは全世界共通の願い。今は日本もハワイも我慢のしどころだと思いますが、リテールセラピーに走ることも時には大切かと。オンラインを活用して好きなブランドをサポートすることは、ストア側の励みにもなります。決してお金を使うことを推奨しているわけではありませんが、出かけられない時は、気に入ったものを見つけてポチっとするのも悪くない、と思うのです。この5人は先日、「福袋を買ったことがない」話で盛り上がりましたが、みんなの2021年最初のお買い物は何だったのでしょう?

気になります。。。

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*写真はあくまでイメージです。

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