ZOOMでベビーシャワー
著者:六甲茂子(ロコモコ)
私の働くオフィスではだいたい年に数回のペースでベビーシャワーが行われます。ベビーシャワーとは出産を控えた妊婦さんを囲んだパーティーで、軽食を食べつつゲームをしたり、プレゼントを披露したりしながら楽しいひとときを過ごすと言うもの。最近は日本でも少しずつ知られて来ているようですね。
パンデミックの所以でしょうか? 我が社は昨年、今年と出産ラッシュで、双子1組を含む7人もの赤ちゃんが誕生。子どものいない私には大量の甥や姪ができたかのような賑やかさなのです。
今回の主役は受付の女性。パーティーの幹事は、その前にベビーシャワーを祝って貰った当事者が務めるのが慣わしです。
ベビーシャワーの日程は決まると、まずはテーマを決めます。女の子という事もあり、今回のテーマはBoho Rainbow(写真)。ボヘミアンな感じのくすんだ手書き風の虹です。最近流行っているらしいのですが、ちっとも知りませんでした。
パーティーは昼休みに行われます。もちろん参加は自由ですが、ほとんど社内行事の趣。偉めの弁護士さんも結構な割合で参加します。
昨年からはパンデミックの影響で、全てのベビーシャワーはZOOMで行われてきました。主役と(そのパートナー)が飾り付けられた会議室に控え、他のメンバーは自席からZOOMに繋いで、バーチャルで会話やゲームを楽しみます。
食べ物は事前に担当を決めて持ち寄り、当日一人ずつのランチボックス形式にしてキッチンに並べ、各自が取りに行きます。今回のメニューはハムとスイスチーズのスライダー、パスタサラダ、フルーツ、カップケーキ、クッキー、チップスにドリンク。そしてお土産として、小さなサボテンの鉢も用意。
たくさんのプレゼントは主役の控える部屋に運ばれ、ZOOMのカメラの前で一つ一つ披露されます。部屋には記録係が控えて、誰から何が送られたかをメモ。あとからThank youカードを送る際に必要なのです。因みに卓上には巨大なダイパー(紙おむつ)ケーキも鎮座。
プレゼント披露の後はゲームタイム! バーチャルなので、肉体的な(?)ゲームは避けて、クイズが中心でした。負けず嫌いが多い弁護士達は、クイズにも全力投球。私は半ば呆れつつカップケーキを頬張るのみでした。
出産予定日までもう少し。来年早々には可愛い赤ちゃんに会えそうです。