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世界場所当てクイズ

著者:六甲茂子(ロコモコ)

ただ今アメリカは全国的にスプリングブレーク(春休み)中。ハワイにも連日、米本土からワクチン接種を済ませた人々が大量に押し寄せ、街には久しぶりの活気があふれています。

ただ私は当然ながら仕事中。楽しそうな旅行者の皆様を眺めつつ、地図上の旅行を楽しんでいます。

地図大好き

子どもの頃、地理の授業が大好きでした。毎日毎日地図帳を読み込んでは変な地名を見つけたり、行きたい場所の想像に耽ったり。

白地図に色を塗ったり、地球儀をくるくる回すのも大好きでした。

日本の各県から始まってアメリカ50州の場所と州都、アフリカの国々など、地図には好奇心を満たしてくれるものがたっぷりと詰まっていて、何時間でも眺めていることができました。

地理の授業中、先生が出題する「地名探しクイズ」は常に一番に回答。私の地図帳はいつもフヤフヤに広がって赤丸、黒丸だらけでした。

だからか、今でも見知らぬ街でも、ほとんど迷わず地図通りに歩いたり運転する事ができます。どこに行っても本能的に北の方角がわかるので、後は頭の中の地図通りに動くだけです。

Google Earthに興奮

最近ではグーグルアースとストリートビューがあるので、以前のように地図を読み倒さなくても世界にアクセスできて嬉しいですよね。

初めてスマホを導入した時、一番嬉しかったのは、マップ機能でした。特に航空写真で俯瞰できるのが嬉しくて、紋切り型ではありますが、鳥になったような気分でした。

グーグルアースのアプリを入れてからは、暇さえあれば、簡単には行けないであろう場所などにズームする事が密かな楽しみになっています。北センチネル島とかね。

地図好きの為のゲームアプリ、Geo Guessr

数年前、あるウェブサイトで、ストリートビューに連動した場所当てクイズ「Geo Guessr (ジオゲッサー)」が紹介されていました。

ランダムに表示された世界各地の写真から、それが世界のどの辺になるか地図にピンを刺し、実際の場所から近ければ近いほど高得点、と言うものです。

地図と聞いて俄然やる気が出て、さっそく無料のPC版に挑戦してみました。

特別なランドマークが写り込んでいる場合は稀で、大抵が何処とも分かりづらい一般的な路上ばかりが出題されます。

なのでまず見るところは右側通行か左側通行か。イギリスの影響が大きいところは左側通行が多いですよね。

次に見るのは植生です。針葉樹か広葉樹かで大体の緯度を推測します。

車道の舗装具合やひび割れぶりも重要なファクターの一つ。あと、走っている車のメーカーにも注目です。

この辺りを注意深く観察して「ロシアやな!」などと見当をつけるわけです。

最初はテキサスとアルゼンチン、スカンジナビア半島とカナダ北部、メキシコとブラジル、オーストラリアと南アフリカなどをよく混同していたのですが、慣れてくるにつれて、ちょっとした路上の中央線の引き方などから、大体わかるようになり、高得点が出せるようになってきました。

となると、さらにやり込みたくなり、アプリを導入する始末。アプリには回数制限もなく、世界のランドマーク特集や地域別のセクションもあり、地図好きの心をガッチリと掴んでやみません。

もう数年やり込んでいますが、一向に飽きないんですよね、これが。

そろそろ物理的に移動したい

世界の場所当てアプリはもちろん楽しいのですが、でもできればそろそろ物理的に移動したいもの。流石に一年以上島に引きこもっているのですから、つくづくそう思います。

ハワイにはずいぶんワクチンが普及してきました。私の職場でも、ワクチン接種の為の特別な有給が導入されたし、旅行解禁が足音立てて近づきつつある今日この頃。

いつの日か日本をまた訪ね、先月急逝した妹の墓前に手を合わせたいと、心から思っています。いつになるのかな…

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