世界は完全にクレカでのコンタクトレス決済の時代?イギリスで見たテクノロジーの最先端を追う【ロンドン編】
もう時代は、現金ではなく完全にコンタクトレス、キャッシュレスの時代かもしれません。ロンドンを旅した時、それをより実感しました。
イギリスに旅立つ直前の空港で、念のためと円をポンドに換えたんです。
2万円分をかえたのですが、手元に戻ってきたのは90ポンドだけ。
当時のポンド円のレートが194円ぐらいに対して、交換レートは214円でした。ざっと20円ぐらい手数料が乗っていた換算です。
高過ぎです。シャレになりません。
そこまで苦労してエクスチェンジをしたのだから、じゃあ現地でどれほど現金を使ったかというと…
10ポンドぐらいしか使ってないんです。ポストカードを買うために入った怪しいお店で、詐欺られないようにと念のために使っただけ。
そもそもこの旅を通じて、現金支払いしている光景を見たことがありません。ほとんどすべての人が、コンタクトレス決済、キャッシュレス決済でした。
実際にスーパーに行ったときのこと。
有人レジは2つしかなく、他の決済端末は全てセルフで支払いをするレジでした。セルフレジは大体20台はあったでしょうかね(なお、その半分近くは壊れてるのか止めてるのか動いてなかった模様
セルフレジなので、支払い方法はクレジットカードか現金。
でもほとんどすべてはコンタクトレス決済、つまりタッチ決済が使えてました。
なので僕も慣れたらタッチ決済で済ませていましたね。
他にも電車、ショッピング、カフェやレストランも全部タッチ決済でいけます。
ここまでくると、逆に現金だけしか使えない…なんて場所はないのかもしれませんね~。
もちろんこれはロンドンという世界的な大都市だから、というのもあるかもしれません。ただそれは、これから先、どんどんと広がっていくよ、と言っているようなもの。
調べてみたところ、イギリスは欧州地域の中でも、早いうちからコンタクトレス決済が進んだ国とのことです。なるほど、至る所で使えたわけですから納得もできます。
徐々にではありますが、日本でもコンタクトレス決済が進んできている印象です。
自分がよく使うスーパーも、ほとんどセルフレジ(決済だけする)になっていて、決済はコンタクトレスで終わらせています。
その一方。
日本ではこの決済を使っている人が少ない印象があります。そもそも、店員さんが分かっていない場合もおおいとか。
一番面倒くさいのは、コンタクトレス決済で…と言わないと端末の切り替えが必要なタイプ。なんでそんなだるい端末使ってんねん!と何度思ったことか。
これらを考えると、この資金決済関連の準備は、まだまだ遅れているように感じちゃいましたね。
何でもかんでも海外に学ぶ必要はありませんが、いいものはどんどん取り入れていくべきです。
よりスピーディーに支払いができる方法を、日本も世界に倣って進めて行ってもらいものですね。