ゲームボーイ・ウォークマン・iPod・・・時代を彩る数々のデザインを楽しめる「デザイン・ミュージアム」を満喫した話@ロンドン旅
日々の生活の中で「こりゃすごいお洒落なデザインだなぁ」と思う瞬間ってありませんか?
建物でもそうですし、商品でもそう。それこそ、街歩きの中で見つける、ポップなデザインのポスターなんかもありますよね。
独創的なデザインは、人の目を惹きます。
とまぁそんなことを言っておいてなんですが、僕はデザインの「デ」も知らないしがないおっさんです。絵も描けません。
そんな僕ではありますが、イギリスはロンドンを旅した時、ひょんなことから「デザインミュージアム」に訪れることになりました。
自分が活動の拠点としていたのは、ロンドン中心部より少し西側にずれたエリア。「HammerSmith」です。
このエリアの詳しい話はまた別な記事にするとして。
ここを選んだ後、「近くに何かあんまり観光客が行かなさそうなスポットってないものかなぁ」と調べていました。
「グーグルマップをぼんやり眺める」というわけのわからない趣味を持っている僕は、ふとこの「デザインミュージアム」なるものを見つけます。
「なんだこれ?」と思って詳しく調べてみると、グーグルの基本情報に載っていたのは
という一文。
デザインについて、自分は知識ゼロ。
けれど、心の琴線に響くようなデザインなら大の好物。
あとなにより。
「有名な観光都市に来ているのにも関わらず、そんなに知名度が高いない場所を楽しむ俺かっけー」
という、妙な逆張り精神が働いたという話もあったりなかったり。
そんなしょーもない理由から、訪れることになりました。
HammerSmith駅からPiccadilly Lineに乗って3駅。Earl's Court駅に到着。10分ぐらいでついたでしょうか。
そこから徒歩で北に向かって20分弱。
Holland Park内に、「デザイン・ミュージアム」がひっそりと佇んでいます。
写真の左側の木々の奥。
ぼんやりと見える建物が「デザイン・ミュージアム」です。
入場無料。
そしてトイレも無料で使える(これ重要
この施設について一言感想を言うとしたら
「有名な観光地めぐりもいいけど、ここはいいぞぉ」
です。
もうね、小学生の感想文並みの言葉しか出ませんでした。
専門家なら、あれこれ講釈も出るのでしょうが、こちらは素人。
美味しい料理を食べたら、「うんうまい!」これしか出てきません。
そういうもんです。
ましてやデザインなんて、門外漢。
でも、だからこそ、素直な目で見れたともいえますし、デザインの素人だからこそ楽しめる施設だと思うのです。
訪れてみればわかるのですが、それぞれの時代で活躍した色々なアイテムがギュッと展示されています。
有名どころだとソニーのウォークマンや、任天堂のゲームボーイ。
それこそアップルのiPhoneなんかも、そのデザイン性を伝えるために?展示されていました。
それを見るだけでも、「へぇーー、こんなのも飾られているんだぁ」と感心しきりでした。
そういえば道中で気付いたのですが、おそらく地元の美大生の集団らしき子供たちが、たくさん訪れていましたね。
きっとこれらのデザインに触れることで、自分たちの感性をより昇華させようとしに来ているのかもしれません。世界中の多種多様なデザインに触れるのに、もってこいの場所なのかも。
美術センスゼロのおじさんがここにいるんだけどなぁ…と、思ったとか思わなかったとか。
さてさて、じゃあそろそろ写真を…と言いたいところなのですが。たぶんこの手のものは、ネタバレするのって面白くないと思うんです。
実際に自分の足を運んで、自分の目で見て、自分の心で体験することのほうが、大切だと思うんす。
とはいえ、多少なりともどんなもんあったの?という紹介ぐらいはいいんじゃないでしょうか。ということで、本当にちょこっとだけですけど、どんなものが展示されていたかをパパっと紹介しちゃおうかなぁと思います。
地元のファンキー女子グループが踊ってました。
メインはもちろん車のほうです。もちのろん。
どこかで見たことがあるようなデザインなのですが、全然思い出せません。
SF映画とかで見たことがあるような気がします。あれは何だったか。
それにしても、かなり独特なデザインですね。
有名なブランドのロゴが天井からつり下がっていました。
ナイキとマックだけはわかりました。他にもいくつか見知ったものが。
記憶に残るロゴデザインばかりですね。
アップルのリンゴマークロゴの移り変わり?
こうしてみると、シンプルなのにインパクトが強いですよね。
こういうのもブランドの知名度を上げるのに一役買っているのかも。
写真中央の下の方に任天堂のゲームボーイが飾られています。
海外のこんな施設に飾られていると思うと、なんだか感慨深いものですね。
1時間以上はいたと思いますが、想像してたよりもずっと創造的な、そして刺激的な施設でした。僕の中では、ロンドンで一番満喫できた場所だったかもしれません。
有名な観光地巡りもいいでしょう。
美食の旅だっていい。(日本人の口にあんまり合わないけど…
でもでもでもでも。
こんなステキな世界を堪能できる場所が、ロンドンの片隅にある。
その世界をのぞき込むことも、また一つの、旅の楽しみ方かもしれませんね。