大人が子供に負けた瞬間。10歳児から学んだ物事の考え方
どうも、はびでございます!
ご機嫌麗しゅう~~!
さて今回のテーマは、
【大人が子供に負けた瞬間。10歳児から学んだ物事の考え方】
についてだらだらと語らさせていただきます!
10歳児かっちゃんの言葉に衝撃を受ける
これはたぶん20年ぐらい昔のこと。
当時仕事の関係で仲が良くなったおじさんが、新潟県に住んでおりました。
その関係で、僕は定期的に新潟県に遊びに行っていたものです。
そのおじさんはずいぶん前にご結婚されており、奥さんとの間に3人の子供をもうけていました。
ですので僕はそんな奥さんともども、家族全員と仲良くさせていただいておりました。
特に子供たちとは精神年齢が近かったのでしょう(問題発言)、年の離れた友達のような、妙な関係になっていたのを今でも覚えています。
実際、遊びに行くたびに色んな遊びをしました。
基本的に夏に行っていたのですが、ご自宅の真裏が海ということもありまして、浜辺でバーベキューをしたり、魚を釣ったり、花火をしたりと、そりゃもうしっかり楽しんでいたものです。
さて、その子供たちの中で、一番小さな子にかっちゃんという男の子がいました。
歳は当時10歳程度のその子はとにかく自由奔放で、それが幸いしているのかどうかは知りませんが、歳上の子供からも可愛がられていたのが印象的でした。
僕から言わせれば、ただのがきんちょの一人なんですけどねぇ。
そんなある日の事。
僕とかっちゃんとで、謎の秘密基地を家の中に作り始めることになりました。理由はわかりません。今でも謎です。
とかく、その時は家の中にあるなんやかんやをかき集めて、囲いを作るような感じで変な空間を作っていきました。
それのどこが秘密基地なのかは今でも謎なのですが、とにかくかっちゃんが秘密基地って言うんだからそうなのでしょう。
秘密基地を作っていく中で、この場所に屋根を付けようじゃないか…という話になりました。
しかし、あれやこれや試行錯誤をしたものの、どうやっても屋根が作れません。そりゃ布団とかそういうへにゃへにゃしたもので作っているのだから、まともなものが出来上がるわけがありません。
ネズミの巣穴のような、妙なものが出来上がっていっているのはわかっていました。
僕はとにかくかっちゃんにすべてを任せ(というか考えるのめんどかったので)どうしたものかねぇ…と二人で頭を悩ませていたのです。
そこでかっちゃんの口から思いもよらぬことを口走りました。
『これができないのは、今のオラたちには考え付かないだけってことで、ちゃんと方法はあるんだよ』
僕はその言葉を聞いた瞬間、頭から雷を打たれたような衝撃を受けたんです。
おいおいこんなちっこい子供から、そんな言葉がでるもんかね――と。
とても10歳児の言葉を思えないような本質的な言葉が出たことに驚いたと同時に、なるほど…これは深いな、と僕は思ったのです。
僕たちは毎日試行錯誤の連続です。
もうちょっとうまく営業できる様になりたいけどどうしたらいいんだろう…
とか
もうちょっと英語がうまくなりたいんだけど何をしたらいいんだろう…
とかとかとか。
こんな感じで、自分がイメージしている未来にたどり着くために、とかく悩み続けることってよくある話です。
けれど、どれだけ悩んでも解決できなかったり、たどり着けなかったりすることもあります。
でもこれは、仕方のない事なんでしょう。
まだその準備ができていない、足りていないからしゃーなし、なんでしょうね。
またこれは、新しい考え方につながります。
今までの延長線上には、その解決方法は見つからない。
その問題を解決するためには、新しい何かを模索しなければいけない。
こういった考え方も示唆しているといえるかもしれません。
そのうえで、自分が知らないだけで方法はある、と言えるのだと思います。
かっちゃんの何気ない一言でここまで深読みしてしまう自分に、ちょっと頭のおかしさを感じなくもないですがまぁいいでしょう笑
かっちゃんの言葉の真意を改めて考え直すと
『今の自分はまだ思いつかないだけで、必ず方法はあるから諦めずにね』
と言っているようにも聞こえます。
子供のくせに…といいがちの世の中ではありますが、子供から学べることはたくさんあります。
いやむしろ、子供の思考、行動こそ僕たち大人は学ぶべき…いや、思い出すべきことなのかもしれませんね…
あとがき
子供って我々大人が思っている以上にいろんなことに気付いているような気がします。
逆に言えば、それだけ純粋な目で見ているからってことですかね。
片やわしら大人は、自分たちが思っているよりもずっとずーっと頭のかたーーーい人種になってしまっているかもしれませんね。
いやーーほんとぐにゃぐにゃの頭でありたい!
こんにゃくとか豆腐とかそのぐらいぐにゃぐにゃで!
てことで、お後がよろしいようで…