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海外で作られた映画なのになぜコレが?洋画にちょこちょこ映り込むアレのシーンについて自分なりに考察してみた

あなたは映画を見る派ですか?
実は僕はこう見えて、割と映画を見るおじさんなんですよね

見るジャンルは特に決まってはないのですが、一押しはSFですかね。

やはりあの近未来的な設定や映像は、少年心を満たしてくれます。まぁおじさんですが。

とは言いつつも、基本的に面白そうならジャンル問わず見る、という程度の雑食具合ではあります。


ちなみにどんなSF映画を見てきたかというと。。

SFの定番と言えばスターウォーズ!は1部から6部まで全部見ましたし、地球を守るためにアルマゲドンは通っておきました。

何回見ても内容が難しすぎるインターステラーは、最近のSFの中では個人的にスマッシュヒット。


結局SF中心の映画になっているのはお察し。


さて今回筆を取ったのは、面白かった映画を色々と語りたい…というわけではなく、実は洋画を見ているとアレに気付く、ことが度々あるんですよね。

ここではその気付いたアレについて、個人的に掘り下げていこうと思うのです。

洋画を見てると映り込むアレ

実は以前から洋画を見る度感じていたことがあります。

それは、「もしかして日本向けに放映している洋画には、日本にまつわるものを登場させているんじゃね?」という疑惑です。


つい先日、「ノッティングヒルの恋人」という映画を見ておりました。
ノッティングヒルとは、イギリスはロンドン西部にあるNotting Hill地域の事で、この映画のロケ地となったところですね。

この映画の内容を超ざっくり説明すると、ノッティング・ヒルで書店を営む冴えない男と、偶然そのお店に来たハリウッド女優のふたりが織りなす恋愛模様を映した映画です。


映画の内容はさておきとして、今回の映画にも日本にまつわるものが二つ登場していました。

一つ目。
主人公の住んでいる家の玄関らしきところに芸者の等身大ボードが不自然に置いてある

二つ目。
ヒロインが泊っているThe Ritz Londonでのワンシーンで、日本人の名前をした宿泊者が登場する

これ。

一見何気ないシーンにも見えますが、僕から言わせれば、「やはり来たかぁ」という印象。

日本人向けの映画だから登場させているんじゃないのか?という疑惑

僕思うんですよね。
彼らは映画製作の中で、「この映画はどの国で放映されるかを念頭において、複数パターンのカットを作っている」んじゃなかろうかと。

でないと、日本で見ている洋画の中に、こんなにも日本にまつわるものが登場するわけないと思うんですよね。

例えばどんなシーンで登場したかなぁと思い出してみると…

(確か)「アルマゲドン」のワンシーンで、日本の自衛隊らしき人達がちょっとだけ登場。

「レディ・プレイヤー・1」にはそもそも日本人が俳優として登場しているし、ガンダムをパロッた巨大ロボガ登場している。

「メッセージ」では、代わりのワープ装置を札幌で作ってた。

などなど。(レディープレイヤー以外は記憶が曖昧なのでご了承を)


そして今回のノッティングヒルの恋人では、冒頭の通りの2つのシーン。


これはもう、つまり「そういうこと」だと思うんですよね。

なぜこれほどまでに洋画なのに日本にまつわるものが登場するのだろうか

洋画を日本で作っているわけではないですから、当然日本とは全く関係ないはずなんですよね。
普通に考えて登場させる意味がありません。

それでもこうしてちらほらちょっとしたシーンで出てくる。

これはもう制作側の意図があるとしか思えません。
つまり、日本市場で評価を上げるための「マーケティング戦略」ですね。


こう考えればわかりやすいと思うんです。

外国の人がここ日本に旅行に来たとして、拙いながらも日本語で挨拶してくれたら、僕たちはどんな感想を思い浮かべますか?

そりゃ嬉しいに決まっていますよね。

日本の文化を理解して、馴染もうとしてくれている。
そういった気遣いも感じれると思うのです。
その結果、僕たちはその外国人に、ちょっといい印象を受けると思うのです。


それと全く同じで、日本ではなじみのない洋画でも、日本にまつわるものが登場することで、親近感が湧いてきますよね。
少なくとも僕は、「おっ」と感じちゃったわけですから間違いない。


そんな意図を狙って、こうして日本向けの映画には、日本のエッセンスをちょっとだけ含ませるようにしているのかもしれませんね。

おわりに

この理論で行けば、それぞれの国に合わせていくつもシーンを撮っている可能性が高い。

今回のThe Ritz Londonのシーンは、「日本向けだから」と日本人らしき人物を登場させていますが、これがドイツ向けだったら当然ドイツ人を登場させるでしょう。

インド向けだったら、芸者のボードがマハラジャに変わっているかもしれません。

ということは、もしベトナムでアルマゲドンを見たとしたら、ちょっとだけ違うシーンが見れるかも…とも言えますかね。
そう考えると、なかなか興味深いですねぇ。


「この映画だったら、どのシーンに日本に関連するものが出てくるかなぁ…」そんな期待を抱きながら洋画を見るのも、一つの楽しみ方かもしれません。











たぶんこのネタは、洋画好きの人にとっては知ってて当然なのかもしれません。ですがあくまで僕が勝手に気付いたこと…ということを踏まえたうえで、見て行っていただきたいところ。





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はびnote/ぼっち系旅人風おじさん
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