ホラーのはなし2
さて前の記事では私のホラーへの興味の始まり映画版?を書きましたが、私が大好きなホラー漫画家との出会いも書きたいなと。
小学校低学年の時「なかよし」という漫画雑誌を買っていました。月刊?週刊?どっちだっけな。
当時何を連載していたかは忘れてしまったのですが(マーガレットに移行してしまったのでそちらのが記憶にある)一応少女であった私はちゃんと少女漫画も好きだったのです。今でも少女漫画で好きなのはありますよ。
そんな少女漫画雑誌でも夏になるとホラー特集がありました。その時付録でホラーオムニバス小冊子みたいのが付いてました。表紙からしてすごい迫力で「これは…!」と食い入るように本誌よりも読みました。
夏ならではの怪奇事件が盛り沢山で少女にはトラウマになるような話ばかりでした。
その中でも私の気を引いたのは海水浴の話。よくある海に引き摺り込まれるやつなんですけど、まぁ絵が怖い怖い。そんでもって魅力的、最高。一度見たら忘れられないような絵でした。
それが今やホラー漫画家の重鎮、日野日出志先生の作品。
作者名も覚えやすかったのもあってすぐに私の頭の中にインプットされました。日野日出志先生の他、犬木加奈子先生も私は好きでした。
それから何年も経って大人になって日野日出志先生の「地獄変」と「蔵六の奇病」を買いました。日野日出志先生の作品はストーリーは割とシュールで少し笑ってしまうところもあるのですがその画力(ホラー方面の)に圧倒されてしまいます。リアルとは真逆な少し可愛さも感じるあの独特な絵は他に見ないです。と言いつつ、蔵六の奇病の設定は、よくあんなの思い付いたなと思ってしまうもの。
他の作品も気になるのですがその中でもドラえもんパロディ「日野日出志の銅羅衛門」が今1番気になっています。いつか欲しいな。
映画監督、大学教授とマルチな日野日出志先生は今年78歳。かっこいいな。
なかよしの付録も見つけたので(メルカリにて発見)私の日野日出志コレクションを増やしていけたらと思います。