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「穢れた聖地巡礼について」の話

今回は小説です!ホラーです!!
「近畿地方のある場所について」(以下、近畿地方)というモキュメンタリー作品で有名になった背筋さんの新しい作品、
「穢れた聖地巡礼について」

少し前から本屋で目立つ蛍光ピンクとこの蛍光イエローの本めっちゃ置いてありますよね。笑
私は前にカクヨムで近畿地方を読んで物凄い感銘(恐怖?)を受け背筋さんとても好きになりまして。なのでずっと気になってましたが中々買わずにいて去年の年末やっと買いました!
読み始めたのは先週末なんですが、そんなに長くないし近畿地方と違いThe小説なので会話が多めで空き時間で割とサラっと読めました!
私は文字読むの遅いし活字はそこまで得意ではないのでありがたいです。でも今年はたくさん本読みたい!(オススメ教えてください)

物語はある心霊スポット探索系youtuberのファンブックを作るというところから話は始まるのですが話が進むにつれ「あれ?なんかさっきと似てる?」と思い始め、気付けば不穏のど真ん中。登場人物たちの過去に触れ始めてから一気に怖くなりました。一つ一つの心霊スポットの話も怖いんですがその過去が肝な気がします。
最後は「あ、これもうダメなんじゃ…」ってなりました。後々思い出すと中盤にあったある話が最後に繋がっていてゾッとしました。
あと本を読む際はブックカバー外すの気を付けてくださいね。私は事前情報があったので読み終わって外しましたが迂闊に外すと危ないです。

個人的には前作近畿地方のほうが怖かったのですがかなり読みやすくわかりやすい作品だと思いました!(近畿地方は本当に怖い。結構頭に残る。)今年近畿地方が映画化されるらしいのですが私はこっちを映画化した方が面白い気がします。

というわけで新年1発目のホラーは小説でした!前作の近畿地方もオススメです!

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