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頑張らなくて良いという話

世間では、やりたくもないことも生活のために頑張るというのが当たり前に罷り通っている。小さな頃から将来のために勉強を頑張り、大人になってからは生活と体裁のために仕事を頑張る。果たして、その人生に幸せはあるのだろうか。

僕ははっきり言って、そういう人生は虚無だとすら思う。よく分からない社会的な事情によってあくせく働かされるというのはどんなに優秀でエリートの道を辿っていたとしてもある種の奴隷と一緒ではないか。やりたくもないことに時間を埋められることほど苦痛なこともないだろう。だがそういう人がたくさんいるのが人間社会だ。

僕は、みんなもっと自由に生きれば良いと思っている。自由に生きて好きなものを見つければ頑張るというエンジンから夢中というエンジンに切り替わって働くことができる。そうすれば人生は一気に上向きになる。明るい雰囲気にその人は包まれるようになるだろう。そう、小さい頃から「頑張れ」と言われるが、頑張るというのは間違ったエネルギーの使い方なのだ。無理にエネルギーを出している状態なので、精神的に苦痛で持続可能ではない。仮に定年までその生き方ができたとしても苦痛の人生だろう。

そうではなく、僕は好きなことに夢中になってほしいと思っている。好きなことに夢中になって、人の役に立つという人生だ。そこに頑張るという考えはない。ただ、生き生きと生きる人生があるだけだ。力んで消耗せずとも、嫌なことを心と体に鞭を打ってやらずとも生きる方法がある。もっと人生を楽しんでほしい。好きなことを生き生きと楽しむ人からはポジティブなエネルギーが出て、人を惹きつける。そういう好循環を起こしてより良い人生を掴んでほしい。

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