【映画】面白さは”タイトル”に隠れている!
映画の”タイトル”は顔であり、全てである。
ようこそ、ハナマキです!
本日は映画の楽しみ方の1つである「原題」について語ります!
日本で放映されている洋画は、原題のままのの作品もあれば、日本向けに翻訳された邦題が付けられている作品もあります。
例えば『ワイルドスピード』の原題は『The Fast and the Furious(速くて激しい)』であり、タイトルが異なるだけで作品の印象や物語の解釈がガラッと変わる気がしませんか?
こうした邦題と原題の違いを作品を鑑賞した後に調べてい見ると、作品の余韻を楽しむアクセントになります。
今回はわたしが特に「面白い!」と感じた現代と異なる邦題がつけられた映画作品を1つご紹介します!
『天使のくれた時間』(2001)
作品概要
監督:ブレット・ラトナー
他作品:『ラッシュアワー』シリーズ
ジャックキャンベル(主人公):ニコラス・ケイジ
ケイトレイノルズ:ディア・レオーニ
この作品は「素晴らしき哉、人生!」という作品をモチーフにしており、「もしあの時、違う道を選んでいたら?」という誰もが考えたことのある後悔の思いをテーマにしています。
作品の原題
『天使のくれた時間』の原題、それは…
『The Family Man』(家庭的な男性)
家庭的な男性?
邦題とは随分と違いますね〜
作品を見たことのある人は、「男性」が誰を指して「家庭的な」が何を意味するのかがわかると思いますが、邦題と比較すると結構ポップな印象を抱きませんか?
ここで『天使のくれた時間』日本と海外のDVDパッケージを比較してみましょう。
イメージが全く違いますよね。
日本はとてもシリアスなストーリーを予期させます。
反対に海外のものは、ライトなコメディ作品かな?と一瞬思ってしまいます。
映画広告用のポスターも、日本と海外で大きく違いがあるのでぜひ調べてみてください!
私は日本向けポスターやサブスクの作品アイコンを見て、作品を鑑賞しました。
ドラマチックでシリアスなストーリーなんだろうな〜と思いました
しかし見始めてから10数分後、ディア・レオーニ演じるケイトのキャラクター性が、想像していたものと180度違いました!(笑)
タイトルがもたらす作品の印象
邦題の『天使のくれた時間』はとても秀逸なタイトルだと私は思います。
この映画には天使が出てくるのかな、とか
時間をくれるってどういうこと?とか
どんな時間をくれるのだろう、とか
見る前から色々考察でき、見終わった後もタイトルの意味を考える楽しみあり、素晴らしいタイトルだと思います。
反対に『The Family Man』は映画に登場するであろう”男”のみを指す言葉であり、その男にフィーチャーした作品なのだと考えることができます。
これは良し悪しではなく、文化の違いであり、映画に対する価値観の違いであると
思います。
『天使のくれた時間』を鑑賞されたことがない方は、以上の点を踏まえて、鑑賞してみてください。
すでに見たことのある方は、もう一度ストーリーを思い返し、タイトルの意味や作品のメッセージ性なんかを考えてみてください。
また新しい作品の魅力に気づくことができると思います。
最後に
今回は『天使のくれた時間』の邦題・原題の違いをご紹介しました!
他にも面白いタイトルの違いがある作品がありましたが、それは別の機会に…
もし他に、面白いタイトルの違いがある映画作品をご存知の方がいらしゃったら、ぜひコメントください!
お待ちしております!
最後までお読みいただきありがとうございました!
では!