【生後3週間】ミルクアレルギーと診断される次女
以下の記事で書きましたが、40歳にして次女となる第二子を出産しました。赤ちゃんは、生後3日あたりからミルクの嘔吐を繰り返すようになり、便にも血が混じるので、産院から退院せずに小児専門の総合病院へ移送になってしまいました。しばらく、NICUで入院する事になりました。
生後7日目、NICU入院。絶乳で大泣き
NICUへ搬送されてから、「お腹の中のミルクを空にしていきたいので、しばらく絶乳しますね。」と、主治医からお話がありました。
血液検査、エコー、レントゲンなど一通り検査をしてもらいましたが、初見では異常が見当たらず、すぐに原因がわからない、という事に。
でも、黄疸がまた強くなってきている上に、嘔吐には緑色の液(胆汁)も混じるようになっていると言うので、心配で心配で。
外科医にも診てもらっているが、どこかが狭窄している様子もみられないので、考え得るのは「ミルクアレルギー(消化管アレルギー)」かもしれない、という事になりました。
ミルクアレルギーは、血液検査で判明するらしいのですが、その検査結果が出るまで3週間ほどかかるというのです。(汗)
とはいえ、結果でるまで絶乳というわけにはいかないので、お腹の中のミルクが空っぽになったら、ミルクアレルギー用のミルクを飲ませ始めてみる、との事でした。
絶乳はまる2日くらいだったと思います。面会に行くと、保育器の中でちっこい体をいっぱいに震わせてギャン泣きしている「はうるJr.2号」。
それを見た時、かわいそう・・・というよりは、ほっ(安堵)としました。
と言うのも、NICUに運ばれるまでは、ぐったり泣くチカラも無い感じで、あまり泣いていなかったからです。
チカラ強く泣いている我が子をみて、「あぁ、よかった・・・」と。
しばらく呆然と、「メシくれーーーー!!飲ませろーーーー!!おい、こらっ!!誰か、ミルク飲ませろやーーーーっ!!!」(想像)と言わんばかりにギャンギャン泣いている次女を眺めていました。( ̄▽ ̄;)
絶乳からミルク再開へ
お腹の中が空っぽになったところで、ミルクアレルギー用のミルクを開始!病院で使用していたのは森永乳業の『ニューMA-1』というミルクで、最初は10ml程度からのスタートでした。
このミルクを飲み続けて、しばらく様子をみていたところ、便に血が混じる事はなくなり、嘔吐もなくなっていきました。
飲みも良いので、毎日10mlずつくらい量を増やしていきました。
NICUに居る間は、胃の中に前回あげたミルクが残っていないかを確認してから、次のミルクをあげてくれていました。(その為、鼻から胃まで管が通っていました。)
入院してから5日目くらいからは、点滴の管も取れて、ミルクだけで栄養を補給する感じになっていきました。
ミルクアレルギー用のミルク以外に、おっぱいは飲ませられる、との事でしたが、私はほぼ母乳が出ず、それでも時間を決めて1日2回、頑張って搾乳してみていました。出てくるのは1~2ml程度。雀の涙ほどの母乳を持って、病院に通う日々。(同時期に、長女も別の病院で気管支喘息により入院。)
NIUCからGCUへ移る
入院、8日目。いつものように、NICUに面会に行くと、「『はうるJr.2号』ちゃんは、GCUに移りました~」と聞かされる。
保育器から出ている次女をみて、これまた安堵。
たまに飲んだ後に吐く事もあるけど、看護師さんたちが見ている限りでは、ほとんど吐く事もなく、何より体重が少しずつでも増えているので、あとはアレルギーの検査結果が出て、今後の対処法など目途が立ったら退院の方向で、という事になりました。
検査の結果・・・ミルクアレルギー陽性
結果が出るまでに3週間くらいかかると聞いていた検査結果も、2週間強ほどで結果が出ました。
ミルクアレルギーも、3種類ほど検査に出していたようで、母乳は陰性でしたが、一般の粉ミルクの乳成分に対しては陽性だったようです。
と、いうわけで・・・「ミルクアレルギー(消化管アレルギー)という診断とさせて頂きます。」と、ドクター。
ミルクアレルギーは、いわゆる発疹が出てくるような食物アレルギーとはちょっと違うとの事で、1歳頃までに改善される事が多い、と聞きました。
ただ、一般の粉ミルクはあげられないので、まずは専用のミルクが準備できてから退院が許されます。
病院であげているのと同じ、『ニューMA-1』でとの指定がありましたが、家の近所の薬局を3軒まわって、ようやく見つけました。(汗)
(今は、オンラインで購入しています。)
価格も一般の粉ミルクの2~3倍。( ̄▽ ̄;) が、背に腹は代えられない!
生後3週間にして、ようやく帰宅
2週間のNICU/GCU入院を経て、生後3週間にして、ようやく「はうるJr.2号」を自宅に連れて帰ってあげる事ができました!\(^o^)/
まだ、生まれた時の体重には満たないくらいで小さめだった為、何かと不安は尽きなかったですけどね・・。(汗)
ミルクを飲んでは、がぽーーーーーっと吐いてしまっていたのが、若干私の中ではトラウマで、ミルクをあげるのがちょっと怖かったです。
看護師さん曰く、ほとんど吐く事はない、との事でしたが、自宅では相変わらず、よく吐いていました。(;'∀')
飲んでからしばらくすると、気づくと服がべっとり濡れていたり。
ふと見ると、口からダーーーーっとミルクが出ていたり。
時には、しゃっくりや咳と共に、ガッポリ吐いたり。
2回ほど、咳とともに噴水のようにプッシャーーーーーと派手に吐いているのを見た時は、仰天して飛んでいって抱き上げましたが( ̄▽ ̄;)、それ以外は、飲んだら飲んだ分だけ吐くわけでもないので、様子見で大丈夫、との事でした。
小さめだけど体重増えている次女
成長曲線の下の方ではあるものの、一応成長曲線内にはある体重も、少しずつ増えている「はうるJr.2号」。
些細な事で心配になってしまいがちですが、次女のチカラ強い成長を信じて、焦らず彼女のペースで育ってくれる事を見守っていこう、と自分に言い聞かせています。
今後は、3カ月になる前にアレルギー科にかかる予定で、定期的に状態チェックしていく事になるかと思います。(続く)