ハワイの旅の記録*2008年--紆余曲折の手配
【Hawaii Travelog-12】2008/8/10~18
2008年のハワイはエアもアコモも二転三転した手配となりました。
高騰する航空運賃と燃油サーチャージ
ピークシーズンにハワイへ行くハードルがずいぶん上がりました。航空運賃自体も高いと言うのに燃油サーチャージなるものが付加されるようになり、それがまたバカになりません。遅いタイミングで予約したANAのエコ割の4月以降の運賃が発表になり驚きました。年末の運賃から予想はしていましたが、税金等を含めると1人20万!ANAエコ割案は却下です。
ANAの運賃が確定する2週間ほど前、実はUAで予約発券を済ませていました。UAのサイトをチェックしていたら、お盆の時期に空席があったのです。ただ、8月9日土曜日出発の便は空いていなかったので10日発の便になりましたが。それでも、燃油サーチャージ・税込みでANAより2万近く安かったです。安いとは言え18万円ですが、2人だと4万円の差は大きいですよね。
アロハ航空の倒産
3月の終わりに飛び込んできたそれは、まさに寝耳に水のニュースでした。アロハ航空が再びChapter11を申請した時、「ああ、またか」多くの人はそう思い、再開を待っていたと思います。しかし、今回は再建叶わずハワイの空からあのバードオブパラダイスの翼が消えてしまったのです。世間ではこのニュースに反応している様子はあまり見られませんでしたが、ハワイ島に行く予定だった我が家にとってアロハ航空の倒産は衝撃でした。
個人手配をするからにはそれなりの覚悟が必要だと頭では分かっていたつもりですが、いざこのような状況になるとさすがにあわてました。今回、円高だったので珍しくNo refundのチケットを早々に購入していました。帰りのKona→Honoluluのチケットが$39だったのです。
今回の件に関しては、日本での詳細なアナウンスというのはアロハ航空からは何もありませんでした。日本のスタッフも4月1日付けで解雇となっていたようで、HPも開かず、電話もつながりませんでした。
アロハ航空の予約が飛んでしまったからにはハワイアン航空をすぐ手配しなくてはなりませんでした。珍しくこの時の記録が何も残っていませんが、ハワイアンも多分混乱していたのかもしれません。航空会社直ではなく、別のルートでホノルルコナのチケットを手配していたはずです。
HGVC(ヒルトン・グランド・バケーション・クラブ)
隔年利用の我が家、2度目のワイコロア滞在の年が巡ってきました。エアの予約も出遅れた私ですが、アコモの予約もまた遅れをとってしまいました。でも、ハワイ島だし、出遅れたと言っても1ヶ月も遅くなったわけでもないし‥などとのん気に構えていたら、希望の週は空いてないじゃないですか!人気のラグーンやカリアならまだしも、ワイコロアが満室だなんて考えられません(それが甘い?)
その後、空きを見つけたタイミングですぐ予約を入れて事なきを得ましたが、それはかなりラッキーなことだったのかもしれません。
なぜワイキキのみならずハワイ島の部屋までもがキャンセルがほとんど出なかったのか?それは、建設中のワイキキアンやキングスランド(ハワイ島)のオーナーになった人たちが、ホームリゾートがまた利用できないのでポイントを使ってワイキキやワイコロアを予約していた‥と、どうもそう言うことのようでした。特にお盆は日本人オーナーは殺到しますものね。もともと取りづらいところに拍車がかかりました。
二転三転したホノルルのアコモ選び
アコモはHGVCのワイコロアに1週間の予定でした。がしかし、年明けに大学生になった息子が突然「行く」と言い出し(高校3年間は留守番でした)、しかも日程の後半はサークルの合宿とかぶるのでオアフオンリーの滞在で先に帰る‥なんて面倒なことを言うではありませんか!息子の分のエアチケットの追加手配とアコモの検討と、余計な作業が増えました。
さて、息子も滞在するホノルルのアコモ探しですが、子どもも18歳を超えるといろいろと大変だと言うことが今回わかりました。夫婦2人だけならホテルルームで十分ですが、大きな子どもが同行するとなるとベッドを追加する必要があり、追加チャージがかかってきます。例えば、Max3名の部屋でも基本の宿泊人数は2名で、そこに3名宿泊するとなると1名分のチャージがかかってくるのです。コンドの1BRや2BRをワイキキで手配しようと思っても、出遅れると空室はありませんでした。ちょっと勉強にもなった今回のアコモ探しでした。
オアフのアコモ候補だったのは、改装されたAla Moana Hotel、一度泊まって気に入ったOutrigger Luana Waikiki、我が家のテリトリーではないけれどキャンペーンをやっていたThe Wyland Waikiki、そしてIlikaiでした。Ala Moana Hotelは狭いのがネック(予算的に1BRはアウト)、Luanaは1BRはラックレート分しか残っていなくてやはり予算的にNG、そしてWylandは1BRとは言いながらもやはり狭さがネックなのに加え駐車場代も高すぎて却下。最終的にIlikaiのキッチン付きを予約しました。
Ilikaiにはずっと前から泊まってみたいと思っていたのです。古いけれど、いや古いからこそ広いのです。ここのラグーンビューのキッチン付きが$157。安いと思いましたが、1人分の追加料金が高く、$65/泊。室料のみなら1泊$222になりますが、同じくらいの料金を払うのなら広い部屋がいい。ラナイだって広い。我が家のホームビーチと思っているアラモアナ・ビーチもマジックアイランドも至近距離。広いラナイでアラモアナの海を眺めながらの朝はコーヒー、夜はビール‥を実は楽しみにしていましたが。
結局、ハワイ2泊4日で帰国し翌朝合宿へ出かけるスケジュールに怖気づいた息子は「やっぱりやめる」とギリギリで結論を出しました。それまでの手配の苦労は水の泡(涙)そして、それなりに楽しみにしていたIlikaiは期限前だったためキャンセル料はかかりませんでしたが、航空券のキャンセルには手数料がかかりました。そして、夫婦2人に戻ったオアフ1泊の宿は、Outrigger Luana WaikikiのホテルルームをBest Web Rate($159)で予約しました。