マルチに目覚めたバーからの学び
突然ですが、割と使ってたバーのママが変なマルチ商法をおっぱじめまして…
あっという間に常連客が消えていなくなりました。。。
あるんですね、こんなこと。
ちなみにココ、ボクとリザスト開発者の相馬さんがたまたま出会った鎌倉のバーであり、懐かしいというか、残念というか、情けないというか、ガッカリというか…
あるんですね、こんなこと。
なぜか分からないんだけど、ボクには勧誘してくれないんですよ。
なんでだろう、騙されやすいのに。
はやくどんな商品なのか、本人の口から聞いてみたい。オファーしてほしい。
それは冗談として…
そう、今回の件でびっくりしたのが、勧誘してる本人も、どんな商品なのか分かってないってところ。
勧誘された面々の証言によると、マルチ云々をやること自体もありえないが、それ以上に
「コイツ、自分の商品のことがまるっきり分かってない」
という違和感が強く、単純に何の商談をされているかのイメージが湧かないことへのストレスもあるみたいだ。
「福利厚生の権利を買える」
「独り者には絶対オススメ」
「毎月10万くらい稼げる」
「入らないなんておかしい」
みんなの頭に残っているワードはこの程度。控えめに言って地獄である。
余談だけど、自分の商品のリサーチは絶対!これは、コチラにも書いてあるので復習しておいてください。よろしく。
マルチっていうと、フライパンとかなら分かりやすいよね。しかも、みんなが口を揃えて言っている。「物はいいんです」と。
まぁ、どういいのかは、聞いた事ないんだけどね。
それはさておき、今回のバーの件は、無形商品をリアルで勧誘したってこともあり(しかもローカル、田舎、すぐに噂が広がる)
余計に、胡散臭さ&怪しさが際立ち、その結果、近隣の飲食店に吹聴され、取り返しのつかない今に至ると…
あるんですなぁ、こんなこと。
「人の振り見て我が振り直せ」という言葉があるけれど、ボクはこの一件を学びへと昇華し、成仏させてあげたいな、と思った。
じゃないと、バーの過ちも報われないでしょう(ちなみに本人は、なんで客がいなくなったのか全く理解してないらしい…)。
大事なのは、やっぱり身内の信頼を失うような商売をするなってことだと思うんですよ。
もちろん身内以外にもダメなんだけど、でも身内にまで距離置かれたら・・・もうやるせないじゃない。
この場合の身内は、お店の常連さんってことだ。
てか、酒を飲みにきた常連をマルチに誘うって、冷静に考えなくても狂気なんだけど・・・
あるいは、友達とかもそうです。
投資話しを持ちかけて、ポンジスキームでぶっこ抜かれて、関係解消になった話し。1件や2件じゃきかない。それで問題になった芸人も記憶に新しい。
・あこぎな商売をするな
・信頼を失うことはするな
・変なサイドビジネスに走るな
色々と学ぶことはあると思うんだけど、今回ボクが特に思うのは、「身内」にやるなってところ。
なぜかっていうと・・・最近、Facebookのビジネス色が強くなってるなと思って。正直うんざりなわけですよ。
あ、ちなみに、誰かをディスるとかの他意はない。
個人的に「嫌」ってだけであり、その発信やノウハウ的なものを否定しているわけではないので、悪しからず。
なんていうか、Facebookって他のSNSと違い、一見さんとの絡みがほぼないメディアだと思うんですよね。
そういうアルゴリズムなんだろうけど、自分のタイムラインに来るのって、ほぼ知り合い(に近い人)だけ。
ボクがそうなので、おそらくあなたもそうでしょう?
毎日見かける人であり、つまり「身内」のような人ってこと。
これはボクの個人的意見だけど、身内の人に、グイグイとビジネス的なアプローチを「露骨に」されるのって、あんまり気乗りしないんですよ。てか、下手だなって思う。
Xとかインスタとかブログとか、一見さんと出会うきっかけ作りの場所なら違和感はない。
でもFacebookはなんか、ボクの認識では「身内」と繋がるメディアって感じだからか、ビジネス感を出されると、ちょっと引いちゃう。(広告は別です。似たようなのばっかで、それはそれで嫌だけど)
って思うから、Facebookではそもそも集客を考えてない。たまに投稿したとき、メルマガのLPを添えるくらい程度です。
今回、近所のバーは、身内に馬鹿なことをして自滅していった。
ものの例えとかではなく、本当に自ら転がり落ちていった。
そこから得た教訓は、身内だらけのFacebookでギラギラするのはやめようです。やっぱり、朝メシ投稿くらいが丁度いいかな。
さて…最近バーのママから、久しぶりに連絡があった。
「元気?たまには来てね!
あと、よかったら公明党に一票入れてね!」
あるんですね、こんなこと(涙)