見出し画像

難敵続く… 今度はカナダ戦!

ロシアとの試合はミスが目立ち連敗。「キーショットを決めることができなかった。幅をうまく取れなかった」とスキップの中嶋選手は試合後に語ったが、うまく修正してほしいもの。
次は日本時間18日午後10時からここまで2勝1敗のカナダとの対戦。第5戦の相手カナダはどんなチームなのか。

世界ランキング2位の強豪カナダ

前年度は世界ランキング1位だったが現在はその座をスウェーデンに譲ったカナダ。しかし、未だに2位をキープ。昨年の日本(チーム富士急)はジェニファー・ジョーンズ選手がスキップのチームとセッション18(日本の11試合目)で対戦。前半で得点を重ねられ、苦しい戦いになったが8、9エンドで連続スチールするなど抵抗、結局5-8で敗れたが完敗という印象ではなかった。日本は5勝7敗で予選を終え10位。一方カナダは決勝トーナメントに進出し、決勝ではスウェーデンを下して優勝した。
世界選手権での過去10年の対戦成績を見てみるとーー

      JPN   CAN

2009 日本出場せず
2010 チーム青森 6-7
2011 日本出場せず
2012 日本出場せず
2013 中 部 電 力 4-8
2014 日本出場せず
2015 北海道銀行 5-8
2016 L S 北 見 11-2
2017 日本出場せず
2018 富 士 急 5-8

2016年にLS北見が予選で圧勝(決勝トーナメントでは対戦なし)した以外はいずれも敗戦。昨年の軽井沢国際にはローラ・ウォーカー選手のチームが来日したが、3位決定戦では7-4で中部電力が勝っている。

今大会のカナダはキャリー選手のチームが出場

♡リード  レイチェル・ブラウン
カーリング歴は23年。

♡セカンド  ダナ・ファーガソン
カーリング歴は24年。

♡サード  サラ・ウィルクス
カーリング歴は23年。

♡フォース/スキップ  チェルシー・キャリー
カーリング歴は30年。

♡リザーブ  ジル・オフィサー
カーリング歴は34年。昨年の優勝メンバーのセカンド。

◇コーチ  ドン・キャリー
スキップの父。カナダ選手権に優勝し、世界選手権出場の経験も。

キャリー選手のチームは、カナダ選手権でレイチェル・ホーマン選手のチームに勝って2016年大会以来3年ぶりの出場を果たした。スキップはLS北見に大敗を喫した時の選手だが、当時とメンバーが変わっている。
なかでも注目はサードのウィルクス選手。カナダ大学選手権で連覇したチームのメンバーで、2016年カナダミックスカーリング選手権でも優勝。平昌五輪後にキャリー選手のチームに加入した。この選手がどこまで力になるだろうか。
今季、中部電力はチームキャリーと1度戦って勝っている。その時を思い出し、ロシア戦のように相手に飲まれずに戦ってほしい。

地元網走に帰ってきて5年半経ちました。元競馬専門紙編集部員。サッカーや野球、冬はカーリングなどスポーツ観戦が好き。もちろん、競馬も話題にしています。時事ネタや網走周辺の話題なども取り上げます。よろしければ、サポートもお願いいたします。