国内外から精鋭16チームが集結！ 軽井沢国際カーリング選手権大会
1998年の長野冬季オリンピックの開催記念として、翌1999年より大会が開催されている軽井沢国際カーリング選手権大会。
2014-2015シーズンからは、日本で初めてワールドカーリングツアーの大会に加えられるなど、順調に発展を遂げて今年で26年目を迎える。
2024年大会は、12月13日(金)から15日(日)までの3日間の日程で開催される。
毎年、世界各国から強豪が参加することでも知られる大会だが、今年も男子はイタリア、スイス、スウェーデンとドイツから各1チーム、女子はスイス、スウェーデン、カナダと韓国から各1チームが出場する。
主催は、軽井沢国際カーリング実行委員会と、NPO法人スポーツコミュニティー軽井沢クラブ。
男女ともカテゴリーは400シリーズに該当し、大会の賞金総額は300万円と、昨年から50万円アップしている（チケットの売り上げにより、さらに増額の可能性あり）。内訳は優勝70万円、2位40万円、3位25万円、4位15万円となっている。
男女各8チームが参加し、予選リーグは男女2ブロック制の8エンドラウンドロビン。決勝トーナメントは、上位4チームによる8エンドトーナメントだ。適用ルールは、WCF（世界カーリング連盟）ルール及び本大会が定める規則を用いる。
ホームページには、次のように綴られている。「参加するチーム、大会スタッフそして当日来場される観戦のお客様も一緒に、すばらしい大会を創り上げてまいりたいと思います」
ここ5大会を振り返ると
2020、2021年がCOVID-19の影響で中止となったため、2017年以降の最近5大会をざっくりと振りかえろう。
★女子
2017年
🥇藤澤 五月（LOCOSOLARE）
🥈松村 千秋（中部電力）
🥉シルヴァナ・ティリンツォーニ（スイス）
2018年
🥇アンナ・シドロワ（ロシア）
🥈吉村 紗也香（北海道銀行）
🥉中嶋 星奈（中部電力）
2019年
🥇アンナ・シドロワ（ロシア）
🥈藤澤 五月（LOCOSOLARE）
🥉タビタ・ピーターソン（アメリカ）
2022年
🥇キム・ウンジョン（韓国）
🥈ケリー・エイナーソン（カナダ）
🥉吉村 紗也香（フォルティウス）
2023年
🥇北澤 育恵（中部電力）
🥈キム・ウンジョン（韓国）
🥉ケイトリン・ローズ（カナダ）
昨年は、中部電力が決勝でチームE.キムに7-6で競り勝ち優勝。3位決定戦は、チームローズが吉村紗也香選手がスキップのフォルティウスに7-4で勝ち3位となった。
☆男子
2017年
🥇両角 友佑（SC軽井沢クラブ）
🥈キム・チャンミン（韓国）
🥉カイル・スミス（スコットランド）
2018年
🥇リード・カルーサーズ（カナダ）
🥈松村 雄太（コンサドーレ）
🥉ジョン・シュスター（アメリカ）
2019年
🥇松村雄太（コンサドーレ）
🥈ニクラス・エディン（スウェーデン）
🥉ジョン・シュスター（アメリカ）
2022年
🥇栁澤 李空（SC軽井沢クラブ）
🥈両角 友佑（TM軽井沢）
🥉ジョン・シュスター（アメリカ）
2023年
🥇ブラッド・グシュー（カナダ）
🥈佐藤 剣仁（札幌国際大学）
🥉ニクラス・エディン（スウェーデン）
昨年は、チームグシューが札幌国際大学を7-1で下して優勝。3位決定戦は、チームエディンが両角友佑選手がスキップのTM軽井沢を9-3で破り3位となった。
それでは、今年の大会に出場するチームを紹介しよう。
女子は昨年優勝の中部電力など8チームが参加
★Pool A
🥌Tirinzoni（Canada🇨🇦）
アリーナ・ペーツ（Ｖ）
シルヴァーナ・ティリンツォーニ（Ｓ）
セリーナ・ビチョンケ
キャロル・ハワード
2024 GSOC プレイヤーズチャンピオンシップ優勝
2024 世界女子カーリング選手権準優勝
2023 世界女子カーリング選手権優勝
2022 世界女子カーリング選手権優勝
🥌Tabata（北海道銀行🇯🇵）
田畑 百葉（Ｖ）
仁平 美来（Ｓ）
山本 冴
中島 未琴
伊藤 彩未
コーチ／佐藤 浩
2024 ICE GOLD CUP優勝
2024 日本カーリング選手権準優勝
2023 北海道銀行カーリングクラシック準優勝
2023 日本カーリング選手権第5位
🥌Kitazawa（中部電力🇯🇵）
北澤 育恵（Ｓ）
中嶋 星奈
江並 杏実
鈴木 みのり（Ｖ）
石郷岡 葉純
コーチ／両角 友佑
2024 稚内みどりCHALLENGE CUP優勝
2024 アドヴィックスカップ準優勝
2024 日本カーリング選手権第3位
2023 日本カーリング選手権第3位
🥌Ueno（SC軽井沢クラブ🇯🇵）
上野 美優（Ｓ）
金井 亜翠香（Ｖ）
西室 淳子
上野 結生
コーチ／西室 雄二
2024 日本カーリング選手権優勝
2024 パンコンチネンタルカーリング選手権第4位
2024 世界女子カーリング選手権第11位
2022 世界ジュニアカーリング選手権優勝
★Pool B
🥌Hasselborg（Sweden🇸🇪）
アンナ・ハッセルボリ（Ｓ）
アグネス・クノッヘンハウアー
ソフィア・マベリス
ヨハンナ・ヘルディン
コーチ／クリスティアン・リンドストローム
2024 世界女子カーリング選手権第5位
2024 スウェーデンカーリング選手権優勝
2023 GSOC ナショナル第3位
2023 オスロカップ優勝
🥌Yoshimura（フォルティウス🇯🇵）
吉村 紗也香（Ｓ）
小谷 優奈（Ｖ）
小野寺 佳歩
近江谷 杏菜
小林 未奈
コーチ／船山 弓枝
2024 GSOC ツアーチャレンジ (ティア2)準優勝
2024 日本カーリング選手権第5位
2023 北海道銀行カーリングクラシック優勝
2023 稚内みどりチャレンジカップ優勝
🥌Sturmay（Canada🇨🇦）
セレナ・スターメイ（Ｓ）
ダニエル・シュミーマン（Ｖ）
デザレイ・ホーズ
ペイジ・パプリー
2024 スコッティーズ・トーナメント・オブ・ハーツ(カナダ選手権)第4位
2024 センチネル・ストレージ・アルバータ・スコッティーズ優勝
2020 Uスポーツ・カーリング選手権(カナダ大学選手権)優勝
2019 世界ジュニアカーリング選手権準優勝
🥌Park（Korea🇰🇷）
パク・ユービン（Ｓ）
イ・ユンチェ（Ｖ）
ヤン・スンヒ
キム・ジュユン
コーチ／アン・ジンヒ(Alternate)
2024 韓国カーリング選手権第4位
2024 HACK2HOUSE アルバータ・カーリングシリーズ イベント1優勝
2023 第104回ナショナル・スポーツフェスティバル第3位
2022 韓国ジュニアカーリング選手権準優勝
男子は日本選手権覇者のコンサドーレなど8チームが出場
☆Pool C
🥌Retornaz（Italia🇮🇹）
ジョエル・レトルナス（Ｓ）
アモス・モザネル
セバスティアーノ・アルマン
マッティア・ジョバネッラ（Ｖ）
コーチ／ライアン・フライ
2024 世界男子カーリング選手権第3位
2023 GSOC マスターズ優勝
2023 GSOC ツアーチャレンジ優勝
2023 GSOC ナショナル優勝
🥌Brunner（Swiss🇨🇭）
マイケル・ブラナー（Ｓ）
アンソニー・ペトード（Ｖ）
ロマーノ・ケラー＝マイヤー
アンドレ・ガーラック
2024 ユーロ・スーパーシリーズ第3位
2024 ATBオコトコス・クラシック第3位
2022 世界男子カーリング選手権第5位
2019 ヨーロッパカーリング選手権準優勝
🥌Morozumi（TM軽井沢🇯🇵）
両角 友佑（Ｓ）
松村 雄太（Ｖ）
宿谷 涼太郎
岩井 真幸
両角 公佑
2024 日本カーリング選手権第4位
2023 日本カーリング選手権第4位
2021 パシフィックアジアカーリング選手権準優勝
2019 アドヴィックスカップ優勝
🥌Abe（コンサドーレ🇯🇵）
清水 徹郎（Ｖ）
阿部 晋也（Ｓ）
大内 遥斗
佐藤 剣仁
敦賀 爽太
コーチ／敦賀 信人
2024 日本カーリング選手権優勝
2024 パンコンチネンタルカーリング選手権準優勝
2024 アボッツフォード・カーリング・クラシック優勝
2023 日本カーリング選手権第3位
☆Pool D
🥌Edin（Sweden🇸🇪）
ニクラス・エディン（Ｓ）
オスカー・エリクソン（Ｖ）
ラスムス・ヴラノー
クリストファー・サングレン
コーチ／アレクサンダー・リンドストローム
2024 世界男子カーリング選手権優勝
2023 ヨーロッパカーリング選手権準優勝
2022 北京オリンピック優勝
2022 世界男子カーリング選手権優勝
🥌Muskatewitz（Germany🇩🇪）
マーク・ムスカテヴィッツ（Ｓ）
ベンジャミン・カップ（Ｖ）
フェリックス・メッセンツェル
ヨハネス・ショイエル
マリオ・トレヴィジオル
コーチ／ライアン・シェラード
2024 世界男子カーリング選手権第5位
2023 アバディーン・クラシック優勝
2023 グランプリ・ベルン・インターカーリングチャレンジ準優勝
2023 HUB インターナショナル・アルバータ・カーリングシリーズ・メジャー準優勝
🥌Yanagisawa（SC軽井沢クラブ🇯🇵）
栁澤 李空（Ｓ）
山口 剛史（Ｖ）
山本 遵
小泉 聡
2024 日本カーリング選手権準優勝
2023 日本カーリング選手権優勝
2023 パンコンチネンタルカーリング選手権第3位
2023 世界男子カーリング選手権第7位
🥌Maeda（Loco Drago🇯🇵）
前田 拓海（Ｓ）
中原 亜星（Ｖ）
前田 拓紀
上川 憂竜
コーチ／小野寺 亮二(Alternate)
2024 日本カーリング選手権第3位
2024 稚内みどりチャレンジカップ準優勝
2024 サヴィルグランプリ準優勝
2023 マザークラブ・フォール・カーリングクラシック優勝
大会スケジュールとYouTube配信について
🥌大会スケジュール
12月13日(金)
10時〜 公式練習
14時〜 Session1
18時〜 Session2
12月14日(土)
09時〜 Session3
13時〜 Session4
17時〜 Session5
12月15日(日)
09時〜 男女準決勝
14時〜 男女決勝・男女3位決定戦
準決勝および決勝戦のスケジュール（使用シート）は、片方のチームが有利・不利にならないようにするため、予選の結果（プレーオフ出場チーム）を踏まえて決定される。
🥌YouTube配信
YouTubeでは、シート🄲の試合が配信される。
Session1〜5は下記の試合が配信となる予定。
Session1 13日14時 女子／ハッセルボリ × 吉村(フォルティウス)
Session2 13日18時 男子／前田(Loco Drago) × エディン
Session3 14日09時 男子／レトルナス × 両角(TM軽井沢)
Session4 14日13時 男子／エディン × 栁澤(SC軽井沢クラブ)
Session5 14日17時 女子／ティリンツォーニ × 北澤(中部電力)
また、試合の合間には恒例のDJタイムや優勝戦展望の配信もあるので楽しみにしたい。
ＤＪタイム Ｖｏｌ．１（軽井沢国際カーリング2024）
優勝戦展望（軽井沢国際カーリング選手権2024）
配信は、YouTubeのKaruizawa internationalチャンネルをチェック！
チケット情報
10日(火)18時時点では、3日間ともチケット販売中になっている。
軽井沢国際カーリングでは、チケット売上に応じて一部が賞金が加算される仕組みで、お越しいただくことで観戦を楽しむだけでなく、参加チームや大会を応援することにつながる。
観客席は、FanFunオンアイス（氷上観戦エリア）とFanFun席（観戦席）※車椅子席、訳あり席含む の2種類がある。
🥌券種について
詳しい金額などは、大会ホームページでご確認ください。
🎫チケット情報
今年は公式練習（13日10時〜）を初めて一般公開する。無料でご覧いただけるが、発券が必要なので事前にご準備を。
参加選手・チームを鼓舞し、本大会を通してさらに強くなってもらいたいという気持ちを込めて、本大会では前述の通り観戦チケットの売上の一部を賞金に充するシステムを2022年より導入。
【過去実績】
2022年 300万円→500万円
2023年 300万円→510万円
と、賞金総額が200〜210万円アップした。
FanFunオンアイスもFanFun席も
アリーナ内のため身体が冷える。
(氷上：約3～5℃、席：約5～8℃）
暖かい服装、防寒対策をしてご観戦ください。
アクセス
🚘車でお越しの場合
碓氷軽井沢ICより約15分
佐久ICより約25分
※会場（軽井沢アイスパーク）をのぞく軽井沢風越公園内駐車場をご利用ください
🚃電車でお越しの場合
【軽井沢駅】
タクシーで約15分／町内循環バスで約25～30分
【中軽井沢駅】
タクシーで約10分
🚌大会期間中のみ専用シャトルバスが軽井沢駅～軽井沢アイスパーク間を運行！
【大会運行シャトルバスについて】
軽井沢駅←→施設を結ぶ大会専用臨時シャトルバスです。（乗車時間10分〜15分程度） 乗り口は軽井沢駅南口(注:町内循環バスは北口)となります。
定員26名となります。往路（軽井沢駅から）、復路（軽井沢アイスパークから）ともに定員オーバーで乗り切らなかった場合、さらに乗車をお待ちいただける場合はピストン運行いたします。
また、各日最終戦が長引いた場合は、終了時間に合わせて発車時間を延期するとともに、乗車希望が多かった場合はピストン運行いたします。
町内循環バス（軽井沢駅～風越公園＊会場まで徒歩4分/100円）もご利用になれます。
【町内循環バスについて】
*は外回り(駅から風越公園まで約29分、公園から駅まで約33分)**は内回り(駅から風越公園まで約36分、公園から駅まで約26分)です。
※町内循環バスのお問い合わせは大会では承れませんのでご了承ください。
https://www.town.karuizawa.lg.jp/www/contents/1687916679915/simple/kaiseiseibu.pdf
塩沢湖線でも軽井沢駅から風越公園まで行けるが、11月1日にダイヤ改正が行われているのでご注意を。なお、大会期間中は「特定日」には該当していない。
⚠️いずれの場合も天候や交通事情により、記載の時間と異なる場合があります。予めご了承ください。
大会公式SNS
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🥌Karuizawa International(軽井沢国際カーリング)のInstagram
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その他、参加チームの𝕏アカウントやInstagramアカウントなどで発信がありそうだし、検索して楽しむのもいい。
世界の精鋭が集結する3日間を、現地観戦やYouTube配信、SNSなどを通じて大いに楽しみ、熱く声援を送りたい。
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#軽井沢国際カーリング
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