2年ぶりの大学対抗選手権!
第12回 全農 全日本大学対抗カーリング選手権が、青森市のみちぎんドリームスタジアムで12月3日(金)から5日(日)の日程で開催される。
昨年の第11回大会は、軽井沢アイスパークで開催される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止となってしまった。今年も開催が危ぶまれたが、関係者の方々のご尽力もあり無事開催にこぎつけた。したがって、2年ぶりの開催ということになる。
大会には男子の部に7大学、女子の部に5大学が出場する。まずは、出場チームを紹介しよう。
※第11回大会が中止になっていたため、「◯大会連続」ではなく「◯回連続」としました。
🥌男子は7大学が出場
《Aブロック》
☆稚内北星学院大学 (3回連続3回目)
4:稲場 滉人
3:布施 悠太
2:木村 皇太
1:西田 健人
コーチ:侘美 俊輔
木村選手は初出場、他の3選手は3大会連続出場となる。第10回大会で初勝利を挙げた。この大会で、悲願の予選突破を目指す。
☆弘前大学 (初出場)
4:浅利 康平
3:斎藤 遥大
2:戸崎 航
1:和田 諒汰
コーチ:船木 一人
第11回大会で初出場となるはずが、中止となり大舞台への出場が1年延びてしまった。プレッシャーに負けず力を発揮したい。
☆帯広畜産大学 (3回連続9回目)
4:仲川 翼
3:川平 晴信
2:大川 侑己
1:小野寺 慧
R:林 慶太
岩井真幸選手(現TM軽井沢)がスキップで第1回大会に出場するなど歴史ある大学。第2回大会以来の優勝を目指して戦う。
《Bブロック》
☆秋田大学 (2回連続3回目)
4:池田 崇人
3:佐々木 龍
2:石垣 皓貴
1:加藤 紘基
R:神崎 祐樹
第7回、第10回大会ではいずれも予選で勝ち星を挙げられなかった。秋田リンクなどで練習を積んできた成果を今大会で発揮したい。
☆北海道大学 (8回連続9回目)
4:笠井 隼稀
3:菊地 夏
2:浅野 翔太
1:中村 佑
大会の常連校だが、まだ優勝がない。第10回大会は決勝トーナメントに進んだが3位。今年こそ優勝カップを手にしたい。
☆北見工業大学 (11回連続11回目)
4:沢井 昴平
3:大内 遥斗
2:秋田 智広
1:後藤 基次郎
R:沼辺 龍太
コーチ:柳 等
コーチ:田所 優一
第1回大会から連続出場。平田洸介選手(現KiT CC)、鹿野大貴選手(現Team Fragile)らを擁し過去2度優勝。先輩に負けない好結果を。
☆東京農業大学 (10回連続10回目)
4:前田 桜路
3:柿沼 峰望
2:倉下 和輝
1:後藤 祐人
R:本多 亮鷹
コーチ:佐々木 優介
第2回大会から連続出場中。昨年は準優勝で頂点にあと一歩だった。第10回大会のメンバーとはすべて入れ替わり、初優勝なるか。
🥌女子は5大学が出場
★北見工業大学 (7回連続10回目)
4:野本 萌絵
3:小原 萌絵香
2:加藤 佳歩
1:市中 温子
R:加藤 真歩
コーチ:柳 等
第4回大会を除いて出場を続ける伝統校。だが第10回大会も準優勝でいまだ優勝がない。近隣の大学との交流戦で腕を磨き今年こそ。
★北海道大学 (7回連続7回目)
4:小口 英恵
3:俣野 冬芽
2:瀬尾 愛佳
1:近藤 真歩
第10回大会で初優勝。2年前のメンバーはいないが、ディフェンディングチャンピオンとして堂々とした戦いを期待したい。
★帯広畜産大学 (3回連続8回目)
4:川村 和香羽
3:朝川 陽香
2:安賀 梓
1:鈴木 恵奈
R:結城 千紘
コーチ:田中 美咲
第3回大会準優勝、3位も3度獲得しているが、近年は今一歩。10月の青森県MD選手権で優勝した田中コーチに刺激を受けて躍進を。
★東京農業大学 (7回連続8回目)
4:片岡 朋英
3:海原 はるか
2:芹沢 柚香
1:西谷 有純
コーチ:佐々木 優介
第6回、第7回、第9回と3大会で3位に入っている。先輩たちが届かなかったファイナリスト、そして頂点を目指しての戦いだ。
★藤女子大学 (初出場)
4:小野寺 真実
3:高橋 希望
2:川村 莉央
1:山内 遥
大学としては大会初出場だが、先の日本ジュニア選手権で3位だったチーム大関のメンバー3人を擁する。旋風を巻き起こせるか。
🥌大会日程
みちぎんドリームスタジアムの4つのシートを使用し、3日(金)〜5日(日)の日程で開催される。初戦は3日午後1時から。
詳細は下記の表で。
🥌YouTube中継あり
大会の模様は一部の試合がYouTubeの青森県カーリング協会指導普及委員会のチャンネルでライブ配信される。
・1日目
R1 女子 北海道大 - 帯広畜産大 D
R2 男子 秋田大 - 東京農業大 D
R3 女子 藤女子大 - 北見工業大 B
・2日目
R4 男子 稚内北星大 - 帯広畜産大 D
R5 男子 東京農業大 - 北見工業大 D
R6 男子 帯広畜産大 - 弘前大 B
R7 女子 東京農業大 - 藤女子大 D
・3日目
R8 女子 3位決定戦
R9 男子 決勝
🥌大会の見どころ
大学生の全国レベルの大会は久しぶりなだけに、波乱もありそう。男子は第10回大会優勝の札幌学院大学や第9回大会優勝の札幌国際大学といった実績校が不在で混戦になるかもしれない。女子は実力が接近。初出場の藤女子大学がダークホースか。YouTubeを通じて声援を送りたい。
地元網走に帰ってきて5年半経ちました。元競馬専門紙編集部員。サッカーや野球、冬はカーリングなどスポーツ観戦が好き。もちろん、競馬も話題にしています。時事ネタや網走周辺の話題なども取り上げます。よろしければ、サポートもお願いいたします。