第6戦はアジアのライバル韓国との闘い!
ノルウェーとの第5戦はさすがに相手が強く、3-8で7エンドまででコンシード。ついに初黒星を喫した。連敗は避けたい第6戦はアジアのライバル韓国との闘い。韓国はここまで5連敗で最下位に沈んでいるが、軽視は禁物。韓国はどんなチームなのだろうか。
世界ランキングは日本の次の8位
韓国は世界選手権には2年連続6回目の出場。世界ランキングは昨年の大会で4位に入ったこともあって、前回の16位から8位にジャンプアップした。昨年はteam IWAIがキム・チャンミン選手がスキップのチームと対戦。ショット成功率では差がないのに、ここというところで相手にナイスショットを決められてしまい、2-9と大敗。
一方、平昌五輪ではSC軽井沢クラブがやはりキム・チャンミンのチームと対戦、こちらも予選で4-10と敗れている。だが、パシフィックアジアカーリング選手権ではコンサドーレが出た日本は予選でエキストラエンドに勝ち越しに成功して競り勝っている(決勝トーナメントでの対戦はなかった)。
過去10年の世界選手権での対戦成績はーー
JPN KOR
2009 SC軽井沢ク 韓国出場せず
2010 チーム常呂 韓国出場せず
2011 日本出場せず
2012 日本・韓国ともに出場せず
2013 SC軽井沢ク 韓国出場せず
2014 SC軽井沢ク 韓国出場せず
2015 SC軽井沢ク 韓国出場せず
2016 SC軽井沢ク 6-3
2017 SC軽井沢ク 韓国出場せず
2018 team IWAI 2-9
地域枠の関係もあり、日韓両国が同時に出場したのはこの10年では2016年と2018年の2度のみ。2016年はSC軽井沢クラブが勝っている。パシフィックアジア選手権ではここ4年日本と韓国が交互に優勝している(2018年は日本)。
今大会はキム・スヒョク選手がスキップのチームが出場
♤リード チョン・ビョンジン
カーリング歴は不明。
♤セカンド ファン・ヒョンジュン
カーリング歴は9年。
♤サード イ・ジョンジェ
カーリング歴は10年。
♤フォース/スキップ キム・スヒョク
カーリング歴は21年。
♤ リザーブ イ・ドンヒョン
カーリング歴は不明。
コンサドーレとは昨年の軽井沢国際の決勝トーナメントで対戦していて、その時は5-4でコンサドーレが勝っている。
今大会の韓国はまだ勝ち星なく0勝5敗だが、ショット成功率はドローショット84%、テイクショット77%、トータル81%と悪いわけではなく、ここぞというところでミスが出ている感。
ちなみに日本はドロー83%、テイク86%、トータル84%。テイクショットではかなり優位に立っており、うまくそこを突いた作戦で主導権を握りたいところだ。
ちなみに、世界選手権で最下位になった国の地域枠は翌年減らされる。韓国には最下位になられたら困るが、日本以外の試合で勝ってもらいたいものである。