第8戦は正念場のvsカナダ!
ドイツにも勝ち、ここまで6勝1敗で2位タイの日本(コンサドーレ)。第8戦は現在唯一の無敗チーム、カナダとの大一番。ドイツ戦はショットがしっかり決まったようで再び上昇ムード。このまま立ち向かえば案外好勝負になるかもしれない、とは甘い考えなのかどうか、まずカナダがどんなチームかを見てみよう。
世界ランキング2位のカナダ
今回は第61回大会のカーリング男子世界選手権だが、カナダは61年連続61回出場。つまり第1回から"皆勤賞"というわけだ。ずっと出続けている国は他にはない。優勝は36回を誇り、当然ながら最多優勝国だ。
平昌五輪では予選を2位通過したが、準決勝と3位決定戦を連敗し、4位に甘んじた。世界ランキングは1位の座をスウェーデンに譲ったものの、依然として2位にいる押しも押されもせぬ強豪国だ。
昨年はteam IWAIが出てグシュー選手がスキップのカナダと対戦したが、2-9で6エンドでコンシードというぐうの音も出ぬ完敗。
過去10年の世界選手権での対戦成績はーー
JPN CAN
2009 SC軽井沢ク 4-7
2010 チーム常呂
2011 日本出場せず
2012 日本出場せず
2013 SC軽井沢ク 10-8
2014 SC軽井沢ク 9-6
2015 SC軽井沢ク 4-7
2016 SC軽井沢ク 2-9
2017 SC軽井沢ク 2-10
2018 team IWAI 2-9
2013年と2014年はSC軽井沢クラブがカナダに勝っているが、以降はまた4連敗。ここ3年は2点しか取れていない。
今年はクーイ選手のチームが出場
♤リード ベン・エベール
カーリング歴は24年。五輪は2度出場。
♤セカンド コルトン・フラッシュ
カーリング歴は16年。
♤サード ビージェイ・ニューフェルド
カーリング歴は19年。
♤フォース/スキップ ケビン・クーイ
カーリング歴は30年。カナダのスーパースター。カナダの人も😬の絵文字を使っているっぽい。
♤リザーブ テッド・アッペルマン
カーリング歴は24年。
クーイ選手は世界選手権と五輪合わせてカナダ代表になったのは今回で5回目。カナダのなかでも実力的にかなり優れた選手だ。
カナダの今大会のここまでのショット成功率を見ると、ドローショット88%、テイクショット87%、トータルで87%とスキがない。
しかしながら、日本もドロー84%、テイク88%、トータル85%とひけをとらない。特にテイクショットの安定感は武器になっている。
いつも通りの戦いで真っ向勝負だ!
地元網走に帰ってきて5年半経ちました。元競馬専門紙編集部員。サッカーや野球、冬はカーリングなどスポーツ観戦が好き。もちろん、競馬も話題にしています。時事ネタや網走周辺の話題なども取り上げます。よろしければ、サポートもお願いいたします。