#355【不必要なトラブルは、臨機応変に対応して避けたい】
どーも、はつです。
あなたの周りに、融通の利かない人はいませんか?
『これくらいなんとかしてよ』
と言いなくなるような対応をする人。
もちろん、なんでもかんでも融通を利かせるのはいけませんし、ルールは守らないといけません。
しかし、ルールはルールとして、その場合、その場で臨機応変に対応できない人にも困ってしまいます。
『多少ルールは破っても良い』
と表立って言えませんが、うまく融通を利かせれる人は、主導権を持ってその場を収めることのできる非常に貴重な人材なのです。
■不必要なトラブルは、臨機応変に対応して避けたい
例えば、焼肉の食べ放題や、ドリンク飲み放題の店に行ったとします。
60分や90分食べて飲んで、残り30分になった頃に、ラストオーダーの連絡を受け、みんながそれぞれ注文いたします。
しかし、一人だけトイレに行っていてオーダーを通すことができなかった人がいたとします。
もしそんな時に店員さんから
『うん…ラストオーダーは済んだのですが…、一品だけ。内緒ですよ〜』
と笑顔を見せられて、一品だけオーダーを通してもらったら、どんな気持ちになるでしょう。
おそらく、この店の対応は素晴らしいなと思うのではないでしょうか?
そしてこの店の、いや、この店員さんのファンになるのではないでしょうか?
それを、ルール通りに
『ラストオーダーの確認をとりましたので、ごめんなさい』
と杓子定規な対応を取られると、
『いや、確かにそうなんだけれど…』
と、店員さんは悪くありませんが、なぜか少しネガティブな感情を持ってしまいます。
もちろん、このように書いたからと行って、
『ラストオーダー後でも、注文を通した方がいいよ』
と言いたいわけではありません。
店員さん自身が
『この人なら、臨機応変に対応しても大丈夫だろう』
と思えるようなお客様であるのなら、現場の裁量でオーダーを通すなど、その瞬間、瞬間で、判断できる人は、非常に貴重な人材としてお店からも重宝されているでしょう。
■ただ相手に言われた通りにすればいいわけではありません。
いくら融通を利かせた方が良いと行っても、なんでも相手の言われた通りにすればいい訳ではございません。
融通を利かせたせいで、
『前は、こんな対応をしてもらったのに...』
『あなたでは話にならないので、別の方を連れてきて..』
などの話になるのであれば、融通しない方が良いかもしれません。
それは、当事者間で信頼関係が築けていないため、むやみに臨機応変な対応をすると、かえってトラブルになりかねません。
あくまで、ある程度信頼関係をすぐに構築できる人であれば問題ありませんが、もしそんな自信はないよという人は、ルール通りの対応する方が良いでしょう。
このことからも、うまく融通を利かせられる人がいかに貴重かということがわかります。
■できれば融通の利く社会の方が良いと私は思う
話は少し外れますが、融通の利く社会と、融通が利かない社会とでは、どちらの方が優しい社会なのでしょうか?
もちろん、なんでもルール通りの社会の方が、ブレも少なく優しい社会だと言われる方もいるかもしれません。
しかし、私自身は、細かなルールや、決まりが大変嫌いなので、できれば融通の利く社会の方が良いと思っております。
どちらの社会が優しいかわかりませんが、融通される側は過度な要求はせず、節度と自覚を持って、相手をリスペクトする。
そうすることで、優しい社会を実現したいですね。
といいうわけで、おわり。