#365【仕事を変えると人生が変わる。そんな考え今すぐ捨てましょう。】
どーも、はつです。
もしあなたが、普通のサラリーマンで、今の仕事に不満があり、やりたいこともなく現状の”なにか”に不安があり、今の会社を辞めて、転職しようと考えているのなら、ひとまず会社を辞めるのをやめましょう。
他の会社に行っても、また同じことを繰り返します。
また初めから、人間関係を築いて、がむしゃらに仕事を覚えて、定時になったがいつ帰っていいのかわからずに周りの空気感を感じ取りながら、退社するタイミングをひたすらに考える。
そんなことがまた始まります。
仕事を変えると人生が変わると考えるのをやめましょう。
■仕事にやりがいを感じない人は、ダメな人なのでしょうか?
今の仕事に『やりがい』を感じないから、仕事を辞めたいという方もおられます。
しかし、一度『やりがい』について考えてみましょう。
その『やりがい』という言葉の前には、なぜか『”仕事の”やりがい』と付くことが多いと感じませんか?
なぜでしょう?
それは戦後の高度成長期に隠された”洗脳”のようにも思えます。
我々は一日の大半を仕事についやします。
そして、その仕事にこそ、やりがいを見出して生産性を高めて欲しいと思っている人がいます。
その結果、国は豊かになるし、税金もたくさん集まります。
別に仕事にやりがいを見出すなと、言いたいわけではありません。
特に自分で事業を行なっている人は、仕事とあそびの区別がなく、ただただ自分の興味のおもむくままつき進み、成果をあげております。
そんな起業家の体験談や自己啓発本に触発されて、『仕事のやりがい』や『本当の自分』について考えてしまいます。
仕事にやりがいを感じる人は、立派な人なのでしょうか?
もっと言えば、仕事にやりがいを感じない人は、ダメな人なのでしょうか?
いや、そんなことはありません。
生活のために時間を切り売りして、生活も精神も安定した状態で、仕事以外の時間を楽しむ人もいます。
自分の中心にあるものが何かということをとらえることが重要です。
わざわざ仕事や会社を自分の中心に持ってくることはありません。
そう考えると、今の仕事にやりがいを感じないから、別の仕事にやりがいを探そうとすることは本当に愚行のようにも思えます。
■自分の給料をあげる本質とは?
自分の給料をあげる転職や自分のスキルを高く買ってくれる転職は大賛成です。
応援もしますし、背中も押します。
しかし、今の会社で給料が低いと感じている方はまず、
・今の会社で給料をあげる方法を考えましょう。
・今の仕事を全力でやってみましょう。
・周りの少し上の上司・先輩が、なんで自分より給料が高いか考えてみましょう。
・何をすれば、その上司や先輩と同じだけ給料がもらえるか考えてみましょう。
それはスキルだけの問題ではないのかもしれません。
ペコペコしたり、ゴマをすったり、後輩を踏み台にしているだけなのかもしれません。
でも、
その会社ではそれが正解なのです。
あなたは、そういう組織に属しているのです。
だったら、あなたも同じことをすればいいのではないでしょうか?
自分のプライドや感性とは合わないかもしれません。
でも真似してみましょう。
ちょっと軽蔑していた上司や先輩のすごさに気づくかもしれません。
ペコペコあやまったり、ゴマをすることは、バカらしいと思って、なかなかできたもんじゃありません。
後輩を踏み台にして成果を奪い取るようなことは、嫌われたくないと思っている人には到底無理なことだと思います。
でも、その振る舞いで給料を上げているのかもしれません。
それでお金を稼いでいるのかもしれません。
キレイごとだけではない世界も存在します。
まずは、自分の行動を見直してみましょう。
■仕事なんてなんでもいい。
仕事なんてなんでもいいと思います。
それがたとえ
工場のライン工員であっても
居酒屋の店員であっても
※工場のライン工員も居酒屋の店員も私はバカにしておりません。
居酒屋一番の店長いつもお世話になっております。
あなたは仕事に対して何を求めていますか?
今の仕事でお金もそこそこもらえてますよね?
やりがいですか?
いやいや、新入社員みたいなこと言わないでくださいね。
というわけで、おわり。
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