#359【情報量の違いが、考え方の違いに現れる】
どーも、はつです。
若手社員と話していると、会社の裏側を理解していないと思うことがよくあります。
例えば、どうみても人が足りているところに、採用しないといけない人材がいたり、非効率な状態と思えていても、その状態でも仕事をしなくてはいけないことがよくあります。
私自身、いわゆる『大企業』や『人気の企業』に勤めた経験もありませんので、実際世の中どんなものかわかりませんが、肌感覚ではどこも同じようなものだと感じております。
特にオーナー企業などでは顕著ではないでしょうか?
正しいことや、理想的なことは分かりますが、会社の裏側を理解していないと、本当の仲間にはなれません。
会社の裏側を理解するためには、会社の情報通になることも、社会勉強です。
■情報通になって会社の裏側を見てみましょう
情報は命。
会社の様々な情報に触れていると、いち早く行動できたり、逆に無駄になりそうなことを事前にキャッチしてやらずに済んだりできます。
社内政治という言葉はあまり好きではありませんが、これがないと大変な思いをすることも事実です。
しかし、最近の若手社員と話をしていると、どうも会社の裏事情をよく理解していないことが多い。
それは、会社の情報を受動的に受け取っているだけで、自分からキャッチしようとする姿が見受けられません。
もちろん、そんな裏側には知らない方が良い情報もたくさんあるため、いいことばかりではないかもしれませんが、少なくとも、事前に知っていれば何か対処ができることも大にして存在致します。
できることなら、会社の情報通になって会社の裏側を見てみましょう。
■会社の情報通になる方法
いろんな方法で会社の情報通になることができます。
もしできそうなものがあったら、積極的に実践してみましょう。
●会社全体の仕事を把握する
まずは、自分が担当している仕事だけでなく、会社全体で誰がどんな仕事をしているか把握しましょう。
大きな会社になればなるほど、『あの部署って一体何をしているんだろう』と思えるようなところが存在します。
会社全体の仕事像が見えてくると、意見や考え方も変わって来ますので、こちらは絶対知っておいた方が良いでしょう。
●Face to Faceのコミュニケーションを大切にする
いろんな部署に顔を出して、自分の顔と名前を広げましょう。
ただコミュニケーションをとったら良いと言う訳ではございません。できれば、直接顔を合わせて話をしたり、こちらからいろいろと質問をしてみるのも良いでしょう。
自分の仕事に興味を持ってくれる外部の人がいると、それはそれで嬉しいもので、つい余計なことも話してくれることもあります。
●借りを作っておく
困っていれば手を差し伸べる。これは基本中の基本です。
自分と関係のないことでも、困ってそうな人がいたら、見逃さずに『どうかしましたか?』とこちらから声をかけてみましょう。
困っているところに声をかけられるだけで、あなたの信頼度は増してきます。信頼度が増してくれば、本来外部に持ち出さない情報でも、話してくれることがあります。
●口は堅くする
『これは絶対に誰にも言わないでね』から始まる話を、よく聞きませんか?
その人は、誰にも言わないでほしい話を、結局みんなにしております。
これではその人を信頼して話すことはできません。
しかし、つい自分も同じように他人に話してしまうこともあります。
『こいつは口が軽いヤツだ』と思われないように安易なことは言わないようにしましょう。
人は自分を映す鏡です。
●社外でのコミュニケーションは大事にする
社外での付き合いが極端に減った現在ですが、社外でのコミュニケーションは非常に大切です。
気を休めてなんでも話せる関係を作るには、会社内より会社外の方が簡単に作れます。
一緒にお酒を飲んで趣味の話をしているだけで、結構、会社の情報通になれます。
このように、能動的に情報を取りに行くと、会社の裏側まで見ることが可能です。
会社の裏側には、見たくもないことがたくさんありますが、知っていると知らないでいるとでは大きな違いになります。
■情報量の違いが、考え方の違いに現れる
上司の立場と部下の立場で意見が合わないことがよくあります。
それは何も、基本的な考え方が違うわけではなく、知っている情報量が違うだけと言うことがあります。
もしあなたが、若手の社員だった場合、自分のアンテナ感度を高めて、多くの情報を摂取いたしましょう。
きっと、なぜ悩んでるかわからない上司の気持ちがわかるようになり、あなた自身が上司の強力なパートナーになることができるでしょ。
というわけで、おわり。
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