金峻賞2023
ちゃす!ちょっと早いけど今年のマイベスト「金峻賞2023」を発表いたします!
毎年恒例 血の輪舞(ロンド)・・・開幕!!!
Maeta - Kissing New People
2023年はダントツこの曲とともに歩んだ感 ここまでの曲は滅多に出てこない
Selena Gomez - Look At Her Now ぶり(2019年)かな 人命救済レベル
男女デュエット曲 音楽的な核心(スキルの高さは「神聖さ」に直結する)を突いてる・・・悲痛なニュアンスが好き 愛を歌っているのに物凄く死を感じる(私だけ・・・?)
近いニュアンスだと Drake の Little Bit もその領域に踏み込んでるやばい曲だと思う
金の峻をお送りします!
そしてジョルジャ・スミスも Tone Stith もドレイクもクリス・ブラウンも・・・大物(当社比)ほど新作イマイチだったよ!アメさん頑張ってくれ!
XG - LEFT RIGHT
XG もハマってしまった・・・MV見てて「酔う」感じ エンタメに大事
(アイドルだと)コロナ前は koki にハマってたけど今はうんうんって感じ インフルエンサーもハイラグジュアリーももういい・・・そんな(どんな?)今の自分にとって XG は救世主 グロさがある
(映像込みで)いちばん好きなのがこの曲 死の匂い(最上級の褒め言葉)がする 最高峰
今年は個人的にいい作品多かった 助けられた・・・泣泣
宮崎駿 - 君たちはどう生きるか
映画はダントツでコレ!別格 4回観た 今年は豊作 うん
生まれてからずっとジブリに影響受けてきたジブリ人生だけど なんかまた違うフェーズに(老化ではなく)進化したパヤオはやっぱり強かった 夢の映画だった
悪魔的・麻薬的な魅力がある(例えるならワーグナーの音楽のような)
キャラの人間性(そして姿形)がどんどん変わってくスリリングさ・クレージーさはハウルやポニョにもあったけど今作はより見事だと思った (夢のように)前後で整合性とれてないって凄いよね 批評家を寄せ付けない強さを感じました
あと序盤の進行(時間の流れ)にきちんと間(ま・ゆとり)があって そこも好きだった 「風立ちぬ」のネクストだなって思った
継母(「大人の性」的なもの)を敬遠する主人公(確かに子供にとって大人の性は汚い) ヒロインは少女時代の実母っていうロリコンの本気(狂気)・・・精子のメタファーも出てきたよね?!
最終的に自分の中の「悪意」を自覚して夏子(世界の複雑さ)を受け入れるっていう物語 性の目覚め = 無垢なるものの死
美を追い求める者(パヤオとか由紀夫とか)の死生観は特攻隊的・サンテグジュペリ的なものに向かいがち 美しさ = 危うさ
「君たちは~」はパヤオの(過去作の)走馬灯だと思った そして生き生きと死を抱きしめて祝福してる感じ 夢の果て・・・
人生の終盤(恐らく遺作だろうと見なされる)で「断末魔系」(ゴダールの「イメージの本」やデレク・ジャーマンの「 BLUE 」など・身体性の乏しい・あるいは失われた作品)を出さなかったところがアッパレ
断末魔系はやはり悲しく寂しい・・・(立派ではあるが)生き様であってそれは夢じゃない
坂本龍一の遺作「12」も断末魔系だった あの胎児的な感じ・・・聴いてる側はつらいかも 制作背景(闘病の痛み・苦しみ)知ってるからね
「君たちは~」からは観客を悲愴に追い込まない(映画人としての)職人技っていうのかな?そういった知性であり父性を感じた(何様)
パヤオは優しかった(激しかった)
どうでもいいけど「風立ちぬ」の「飛行機は美しく呪われた夢である」ってセリフ いいよね・・・
そもそも他に映画を観てないかもね ちょっと「バービー」観よっかなって思った(思ってません)けど「君たちは~」の3回目を選んじゃった
漫画も読んでないな・・・シュン
今年は今まで受けてきたハラスメントについて意を決して告発したり(ちなみに謝罪して貰いました)
名義をハットリタカシからハットリジュンに変更したり(漢字はそのまま服部峻)地味に色々ありました 映画を撮ってるよ 来年完成予定!人生初クラファンにチャレンジ中です・・・見てみてください!
ずっとひとりで音楽作ってた自分にとって色んな方にお声がけするってのは革命でした 最後まで頑張ります・・・!
やっぱり健康は大事 何をするにも思うにも そんなこんなで・・・みんなもテイクケア!
20231208
服部峻