吹奏楽団の団員を増やす方法
はじめに
みなさんこんにちは!
服部管楽器の服部です。
20年の楽器店経験を活かし、
「吹奏楽団の団員の獲得の方法」を考えてみました。
というのも、僕はお店や音楽教室やあるいは経営者の会で
「どうすれば人と繋がれるか、コミニティを形成できるか」ばかりを考えてきた者です。
そのノウハウをあなたの楽団に活かしていただけると嬉しいです。
①インフラ整備 まずは下準備が必要です。
1.吹奏楽団の目的を明らかにしてください。そしてそれを掲げてください。
まずはあなたの楽団の真の目的を明らかにしてください。
コンクールで金賞をとる。
仲間で楽しく合奏体験を行う。
練習の後の飲み会のためにやっている。
なんでもOKです!
本当のところを教えてください。
これがないと楽団と新人の間でミスマッチがおきてしまいます。
せっかく来てくれた方が「こんなつもりじゃなかったのに」と言って
がっかりするのイヤじゃないですか?
なので、せっかくある目的ならば、わかりやすくホームページの上段にでも掲げちゃいましょう!
目的がビシッと決まると対象者も絞られてくるので一石二鳥ですね!
2.ホームページとSNSの拡充
吹奏楽団のホームページとSNSアカウントを整備しましょう。
現代の情報社会において、SNSを活用することは非常に重要です。
HPでは団の活動内容や練習スケジュール、演奏会情報を分かりやすく掲載します。
また、SNSを活用して最新の情報を発信し、団の魅力を広く伝えることが大切です。
XでもインスタでもYOUTUBEでもいいです。
一人でも多くの人に見てもらい、共感いただくことが目的です。
3. 公式LINEの活用
公式LINEアカウントを作成し、見込み団員(団員ではないけど、可能性がある人)に登録してもらいましょう!
各SNSアカウントを育てて、公式LINEの登録を促すのが効果的だと思います。
公式LINEは他のSNSと違って、ダイレクトに登録者に情報を渡すことができます。
他のSNSは投稿しても見てもらえない可能性が高いことを考えると、
公式LINEが最も団員獲得につながりやすいと言えると思います。
②攻めの団員獲得 インフラ整備だけじゃ良い結果は生まれません。
1. 結局直接勧誘!!
SNSやオンライン広告も有効ですが、一番効果的なのは直接の勧誘です。
正直私もそうなのですが「興味があっても直接誘われないと行かない」ってこと多くないですか?
HPやSNSや公式LINEで連絡をしてくれる人って「とっても入団したい人・とっても興味がある人」です。本当にありがたく、うれしいですよね。
ただ、実際はそのような方はそんなに多くありません。
「なんとなく興味はあるけど、自分から連絡するのはちょっとな」という方がほとんどだと思います。
そういう方にアクションをしてもらうには直接勧誘しかありません。
きっかけは僕たちから作るべきだと思いませんか?
ぜひ友人に声かけていきましょう!
2.若い団員を獲得するために
「うちの楽団若い人が入ってこないんだよな」ってお悩みの方いませんか?
解決策、あります。
ただ、僕は今これからわけのわからないことを言います。
若い団員を増やしたいなら、若い団員を入れることからはじめましょう。
んん、一見何を言っているかわからない・・・
ですが、考え方はこうです。
若い団員を獲得するにはそのコミニティへアプローチをしなければいけません。
そのコミニティへアプローチできるのは若い団員だけなんです。
必ずお一人はターゲットの層に入団してもらいましょう。
やはりここでも直接勧誘です。
3.団員獲得は団員全員で行う。
さて、直接勧誘が団員獲得の最も効果的な手段です。
それは誰がやるべきか。
団員みんなでやりましょう。
「そうはいってもなかなか自発的な勧誘は取り組んでもらえない」というお悩みもありそうです。
と、するならば毎回の練習時に、団長が大号令を発するべきだなと思います。団長でなくてもいいのですが、一番団員を獲得したいと思っている人が発するべきです。
「団員を獲得しよう」と言い続けてください。毎回です。
きっと少しづつ団員に伝わっていくと思いますよ。
この勧誘するべきであると既存の団員に理解してもらうことが一番大切なんだと思います。
最後に:地域移行のチャンス
部活動の地域移行が進んでいる今こそ、地域に音楽を体験できる場所を作ることが重要です。
吹奏楽団が地域の文化活動の一環として根付くことで、長期的な発展が期待できます。
未来の団員たちに音楽の楽しさを伝え、地域全体で音楽を共有する環境を整えましょう。
音楽を通じて多くの人々とつながり、素晴らしい演奏を共に作り上げるために、ぜひ取り組んでみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?