本気の人はすでにやっちゃってる
これから自分がやろうとしていることを、人に相談する人いるじゃないですか。
それが、特に自分のやりたいことではなくて、得意なことでもない、にもかかわらず難易度が高くてリスクが大きい場合は、そりゃその筋の専門家に相談した方が絶対に良いです。
ただ、そうではなくて、自分のやりたいこと、得意なことをやろうとしているなら、そしてそれが本気でやろうとしていることなら、人に相談なんてしないんですよ。
得意なことは分かれるかもしれませんが、それが純粋に好きなこと、つまり自分が心の底から、魂レベルでやりたいことなのであれば、誰に相談することなくすでに「やっちゃってる」のが普通です。
子どもとかってそうじゃないですか。
親に怒られても、先生に怒られても、ジャマをされても、失敗しても、本当に好きなことやりたいことは、衝動を抑えることができず、何度でもやっちゃいます。
なので、やろうかどうか悩んで人に相談するレベルもの、その程度の情熱のものは、遅かれ早かれ途中でやめるか、邪念が入って良からぬ道に進むのが末路なので、最初からやらない方が良いです。
情熱がないってことは信念がないってことなので、簡単に流されるんですよ。
ちょっと上手くいかないと、誰かの真似がしたくなったり、成功してる人を見て妬み、成功者のフリをしたり、稼いでるフリをしたり、あらゆるダサいことに手を出してしまう。
そうやって情報弱者を集めても何も思わなくなる、何も感じなくなる。
この記事でも書きましたが、取って付けたような肩書きやコンセプト、ビジョン、それって本当にやりたいことなの?っていう人をよく見かけます。
どんな方法でも良いからお金を稼いで、好きなもん買って、見せびらかせて、マウント取って、承認欲求満たしたいだけでしょ。
続かないんですよ、そんなビジネス。
他人に、やろうかどうか相談して始めたビジネスなんて。
人は「言っていること」じゃなくて「やっていること」が全てです。
どれだけ口で「お客様を幸せに」と言っても、ブログやSNSでは自分の生活ことばかり、自撮りばかり上げているということは、それが本性ってことです。
どれだけ口で「燃えている」「やる気がある」「人の役に立ちたい」と言っていても、身体が動かないってことは心も動いていないってことなんですよ。
そんなビジネスを、これから先何年もやるつもりですかっていう話です。
すでにやっちゃってる人は、たとえそれが「ゼロ ➡︎ イチ」でも、いや「ゼロ ➡︎ 0.1」でも、葛藤し、悩み、自分なりに問題点に気づき、課題を設定し、「本当これで良いのか」と疑問を持ち、人に相談するというアクションを取ります。
それも答え合わせではなく、自分で立てた仮説に対して実践し、検証し、この一連のサイクルに問題はないかと、人にアドバイスを求めるんです。
まだ何もやっていない状態で、人に相談なんてしても得られるものはないですよ。
というか、行動する前に「私はこれがやりたいので(好きなので)、これで起業したいんですが...」などど他人に相談するというのは、「それが本当にやりたいことではない」という証拠を自分にも他人にも見せているだけです。
本当は好きではないってこと、本気じゃないってことを。
起業なんて誰でもできます。
だからこそ、自分がやっているビジネスが大好きで、自分やお客さんの成長が大好物で、そのためにする努力を努力とも感じない人が勝つんです。
自分がいくら稼いだかとか、いくら稼がせたかとか、自分のヒーローストーリーなんてどうでも良いんですよ。
金で集まってくる人なんて、そんな薄いつながりはすぐ終わりますから。
考えるヒマもなくやってしまうこと、身体が勝手に動いてしまうこと、やっちゃってしまうこと、ただその姿を見せているだけの人が応援されます。
そろそろ、心の底からやりたいことをやりましょうよ。
どんなビジネスをしようが、やりようなんていくらでもあります。
無理して、コンサルやらコーチやらカウンセラーやら、誰もがやっているからと言って、やりたくもないことなんてやらなくて良いんですよ。