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デザインの打合せ時間はどれくらいかけるか?

こんにちは。デザイナー歴30年、ハットツールデザイン、デザイン塾の女性デザイナー、松田です。

私は2014年からデザイナー向けに週1回『差がつくデザインの技』というデザイナー向けにデザインのノウハウやマインド、クライアント対応など役立つメールマガジンを『無料』配信しています。よければ読者登録をお願いします。



クライアントとの打ち合わせは、皆さんはどれくらいの時間を確保していますか?

確保する時間によっては、デザインの進めやすさやクオリティーが
大きく変わることがあると思っています。

私が普段心がけている「打ち合わせ時間の考え方」についてお話ししますね。

初対面では雑談が大切!その理由

初対面のクライアントとの打ち合わせでは、すぐに本題に入るのが私は少し抵抗があります。
理由はシンプルで、リピートのクライアントに比べて情報が不足しているためです。

そこで私が実践しているのは、本題に入る前に天気や最近の話題などの
雑談を挟むことをしています。

これにより、場が和み、緊張がほぐれてスムーズに話が進みます。

参考までに私の場合の打ち合わせ時間の目安を書きますね。

  • 初対面のクライアント: 約1時間30分

  • リピートのクライアント: 約1時間

とはいえ、時間を気にすると話に集中できなくなってしまうので、
私の場合は打ち合わせは腰を据えて話を聞く覚悟で、時間を気にせずに済むよう、できる限り次の予定は入れないようにしています。

時間が足りなかった失敗談

以前、初対面のクライアントでこんなことがありました。

そのクライアントの打ち合わせに行くと、担当の方から、余計な時間は取れないので打ち合わせ時間はきっかり45分間と決められ、「はい、スタート」と言われ本題の打ち合わせに突入(笑)

クライアントから要望がいくつかあったのですが、それぞれ深い話ができずに、あっという間に45分が経ちました。
あと10分だけ延長されたのですが焼け石に水です。

結局、後日電話で何度もやり取りすることになり、かえって時間がかかってしまうという本末転倒な結果となりました。

打ち合わせというのは、人と人が向き合い考えや思いを聞き取り、認識を共有するものだと思います。また、時には新しいアイデアが出ることだってあります。

そのため、それなりの時間を要しますし、機械が作業するように時間通りや
効率的に進まないのは当然のことだと思っています。

打ち合わせの目安の時間を1時間30分や1時間と書きましたが、親しいお客様であれば15分程度で終わることもありますし、雑談が盛り上がり5時間も話していたということもあります(笑)。

私たちデザイナーは、自分の時間を切り売りするビジネスモデルです。

だからといって時間を気にすると深い話ができず結果的に、デザインのイメージが湧かずにクライアントが描くイメージとは違ったり、デザインのクオリティーが低くなったりなど、デザインに影響を及ぼし修正で時間が取られるなんてことにもなりかねません。

そうなると、デザインが上手い下手の問題ではないと思っています。

だからこそ、時間は気にせずに、打ち合わせの「内容」にぜひとも集中してください。

今回は、打ち合わせ時間についてお話しましたが、
いかがでしたでしょうか?
もし、あなたが打ち合わせ時間について迷ったなら参考にしてみてください。


松田ゆう子の週間日記
2024.12.30〜2025.01.12

2025年がやってきました!
遅まきながら、明けましておめでとうございます。
本年もこのメルマガをどうぞよろしくお願いします。

さて、年末年始はいかがでしたか?
私の方は、お正月は従姉妹たちと、
正月明けは、夫の実家の高知に帰省を
していました。

高知に帰省する前日夜に、
3ヶ月前に予約したはずの飛行機が
購入し忘れでキャンセル扱いになっていて
取れてないことが判明し大慌て!

結局、3ヶ月前より2倍以上の
値段がかかりましたが、
行き帰り残席2席を速攻で押さえて
なんとか予定通り帰省することが
できました。

今、思い返せば3ヶ月前、ややこしい案件で
バタバタとすごく忙しくしていました。
起こるべくして起こってしまったのだと思います。

いやはや心の余裕は大事ですね。
新年早々に反省したのでした。

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