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「今日の晩ごはん、何人?」その問いに隠された想い


6歳の息子が繰り返す言葉が
深く響いている。

私たち家族にとって
"何をするか"ではなく、
"誰といるか"が一番大切だということを
息子の言葉から改めて教えられました。

息子の最優先事項は3人でいること



「今日の晩ごはんは何人?」

幼稚園のお迎えに行くたびに
開口一番そう聞いてくる。
本当に毎日同じ。

3人だよ、と答えると飛び上がって喜ぶ。
大急ぎで荷物をまとめて
びっくりするほど大きな声で
先生に「さようなら!」と挨拶。
そして部屋を飛び出していく。

晩ごはんの時間も
3人でいられるうれしさが
あふれている。

好きなメニューのときは
黙々と驚くほどのスピードで食べる。
食べ終わると
夫の膝の上にちょこんと座って
3人で話をする。

何気ない会話がつづくうちに
だんだんまぶたが重くなって
そのまま夫の肩に寄りかかって
寝てしまうこともしばしば。

ごはんを食べるのも、話をするのも、
息子にとっての最優先事項は、3人でいること。

数ヶ月前までこの光景はなかった。
夫は仕事に追われて家にいない日が多く
平日の夜は私と息子の2人だけが当たり前。

でも夫が働き方を見直して
毎晩一緒にごはんを食べられるようになったことで
息子は目に見えて変わった。

ごはんの内容なんて関係ない。
ただ、3人で一緒にいる時間。
それが息子の心の支えになり、
笑顔をつくっている。

何をするかではなく、誰といるか。
その価値を、息子が教えてくれた気がする。

家族の時間は、人生の土台。
日常の中にある何気ない瞬間を大切に
3人の時間を積み重ねていきたいです。


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